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俳人杉田久女(考)、旅行記&つれづれ記、お出かけ記など。

映画「プラド美術館 ~驚異のコレクション~」

2020年08月07日 | お出かけ

久々に夫と映画「プラド美術館 ~驚異のコレクション~」を観て参りました。


最後に映画を観たのが
3月半ばだったので、約5か月ぶりの映画でした。

平日の昼間でしたが、館内は割合混んでいて、

私の様な高齢者が思っていた以上に多かったですね。

こういう時期なので、皆様外出したくてウズウズなのかも(^-^)



プラド美術館は2008年にスペインに行った時に見学しましたが、

見学時間が2時間足らずだったのと、ちょうど大規模な特別展が行われていて、

展示作品が普段とはだいぶ違っている様でした。

それで
見学しても何となく満足感が得られなかった思い出があります。

今回の映画はプラド美術館の歴史と所蔵する数々の絵の説明を、

ドキュメンタリー風に紹介したものでした。

プラド美術館を代表するエル・グレコ、ベラスケス、ゴヤなどの

作品は勿論のこと、レンブラント、ルーベンス、ティツィアーノや

その他の作者の作品、又、歴史と人物などが

学芸員によりバランスよく説明され、なかなか見ごたえがありました。

それに普段は非公開らしい修復室の様子も公開されていました。

アンジェリコの「受胎告知」などの修復現場も写され、

それは、とても興味深いものでした。

それにもう一つ、

リーフレットによるとナビゲーターはジェレミー・アイアンズで、

私はこの方はプラド美術館の学芸員だと思っていたのですが、

1990年にアカデミー賞主演男優賞受賞の俳優さんだそうですね。

彼のナビがこの映画を一層格調高くしている様に感じました。