茨城県庁を見学後、偕楽園に行きました。偕楽園はJR水戸駅の西にあり、駅前からバスで15分位の距離です。
金沢の兼六園、岡山の後楽園とともに日本三名園の一つに数えられる偕楽園は、江戸時代末期に徳川慶喜公の父の水戸藩9代藩主徳川斉昭公により造られました。
<偕楽園>
偕楽園は千波(せんば)湖を見下ろす小高い丘にあり、斉昭公は領内の民と偕(とも)に楽しむ場にしたいと願い、「偕楽園」と名付けたのだそうです。
<千波湖>
園内には梅林がありましたが、説明書によるとその数3000本とのことです。早春にはさぞ美しい花々が見られることでしょう。また庭の一角には斉昭公自らが設計された、何となく洒脱さが感じられる好文亭と呼ばれる建物がありました。斉昭公はここに文人墨客や家臣、領内の人々を集めて詩歌や慰安の会を催されたようです。
<好文亭>
私は兼六園、後楽園にも行った事がありますが、その二つの庭に較べて、この偕楽園はとても庶民的な感じのお庭です。それは藩主斉昭公のポリシーというか、意図を反映しているのだと思います。眼下に広がる千波湖から気持ちのよい風が吹き渡り、とても明るく爽やかな庭園だと感じました。
偕楽園の東側には水戸を代表する水戸藩2代藩主徳川光圀公、9代藩主徳川斉昭公を祀る常盤神社があります。
<常盤神社>
偕楽園見学後、水戸駅前のホテルに宿泊しました。この日は良いお天気に恵まれ、楽しく観光できました。
水戸駅北口にはこんな銅像がありましたよ(^-^)
<黄門様の諸国漫遊像>
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