3日目は平泉の中尊寺に行きました。
中尊寺の金色堂は
ずっと以前から行ってみたい場所でしたが、
その機会がなく、
2018年秋に夫と東北を旅した時に初めて訪れました。
それ以来、今回で3回目です。
九州から遥か遠く離れた岩手県の中尊寺。
5年間で3回とは、急にご縁が出来た様で嬉しいです。
今回のツアーでは、ここ中尊寺は自由観光でしたので
本堂にお参りした後は
3人でゆっくり見たい所だけを拝観し、
お土産売り場を冷やかしながら、楽しく廻りました。
金色堂の細密な螺鈿細工、蒔絵の美しさやその造形には
何度見ても目を奪われますね。
金色堂のチケットで宝物殿も拝観出来るというのを
今回初めて知り、こちらも見学しました。
前回2回は宝物殿が公開されているのさえ知りませんでした。
中尊寺の宝物殿は「讃衡蔵」と呼ばれ、
奥州藤原三代(清衡、基衡、秀衡)の偉業を讃えるという意味で、
こう名付けられているのだそうです。
様々な中尊寺の国宝、重要文化財が収蔵され
その一部が展示室で公開されています。
展示品の中にはハッと身が引きしまる様な品もありました。
今回はこの「讃衡蔵」が滞在時間が一番長かったですね。
この後、室町時代中期の建物と伝えられ、
約500年もの間、金色堂を風雨から守って来た
金色堂旧覆い堂などを見学して中尊寺を後にしました。
そして、この日の夕方に福岡に帰って参りました。
「五月雨の降り残してや光堂」 松尾芭蕉