日々の暮らしに輝きを!

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俳人杉田久女(考)、旅行記&つれづれ記、お出かけ記など。

大きな流れの中で

2020年06月28日 | つれづれ

ウォーキングで時々、家の周りを歩くことがあります。

この辺りは古くからの住宅街ですが、マンションが所々に点在しています。

自分の家の周りの方々とは古くからの顔見知りで、

お会いすれば挨拶をする間柄ですが、

同じ住宅街に住む方々でも、家からちょっと離れると、

お顔も知らず、話したこともないという方々がほとんどです。

そんな町をウォーキングしていると、

立派な
長い塀をめぐらせた広い古いお屋敷に、

ある日突然ブルドーザーが入り、

家を壊し、
瞬く間にそこが更地になって行くのを見ると、

どの様な方がお住まいだったのかと胸をつかれます...。

数日すると、そこは広い更地になり、

しばらくすると、そこにはマンションが出現したり、

あるいは、何軒かの一戸建てが建ったりします。

すると、その辺りの景観は以前とはちょっと違う感じになってきますね。

この様なことがここ10年位、度々起こるようになって来た様に思います。

こんな感じで、町並みは段々と変わって行くのですね。

そして、そこに住む私達も、

年とともに世代交代し、新旧がゆるやかに入れ替わる。

すべてが時間と共に少しづつ変わって行く。

その様な大きな流れの中で、私達は日々を生きているのだと実感します。

自分がいなくなった後の、町並みを想像するのは、

何だか変な感じで、切ないような...。

この様な感慨を持つのも、

私が歳をとったからでしょうね、おそらく(^-^)