ウォーキングで時々、家の周りを歩くことがあります。
この辺りは古くからの住宅街ですが、マンションが所々に点在しています。
自分の家の周りの方々とは古くからの顔見知りで、
お会いすれば挨拶をする間柄ですが、
同じ住宅街に住む方々でも、家からちょっと離れると、
お顔も知らず、話したこともないという方々がほとんどです。
そんな町をウォーキングしていると、
立派な長い塀をめぐらせた広い古いお屋敷に、
ある日突然ブルドーザーが入り、
家を壊し、瞬く間にそこが更地になって行くのを見ると、
どの様な方がお住まいだったのかと胸をつかれます...。
数日すると、そこは広い更地になり、
しばらくすると、そこにはマンションが出現したり、
あるいは、何軒かの一戸建てが建ったりします。
すると、その辺りの景観は以前とはちょっと違う感じになってきますね。
この様なことがここ10年位、度々起こるようになって来た様に思います。
こんな感じで、町並みは段々と変わって行くのですね。
そして、そこに住む私達も、
年とともに世代交代し、新旧がゆるやかに入れ替わる。
すべてが時間と共に少しづつ変わって行く。
その様な大きな流れの中で、私達は日々を生きているのだと実感します。
自分がいなくなった後の、町並みを想像するのは、
何だか変な感じで、切ないような...。
この様な感慨を持つのも、
私が歳をとったからでしょうね、おそらく(^-^)