学校は夏休みに入ったばかりですが、バレエをお稽古している小学生の孫とママと一緒に、アクロス福岡シンフォニーホールで行われたクラシックバレエ公演を観賞しました。
クラシックバレエは私には縁遠く、これまでに舞台を実際に見たのは1、2回位しかありません。今回の舞台はバレエの演目としてよく知られたものばかりで、しかも、その華やかなハイライトシーンばかりを集めたもので、解り易い舞台でした。
バレリーナの鍛えぬいた脚、繊細な手の動かし方などは、これが芸術であると思わせるものでした。小学生の孫は美しい衣装に目を奪われていたみたいですが(^-^)
「白鳥の湖」で主役オデット姫を演じたバレリーナが、白鳥の舞を踊る時、一瞬彼女が白鳥そのものになった様に感じました。人が演じているのか白鳥か、判らなくなる瞬間がありました。バレリーナ自身が白鳥だったのだと思います。ここに芸術ありと感じました。
そして、2時間の公演がフィナーレになり、登場したすべてのバレリーナが舞台に上がって、何度ものカーテンコールの後、お開きになりました。
孫娘の「バレエ教室のお友達に会ったよ」の言葉で、はっと我にかえりました。意外にも舞台に没頭していたみたいです。