ここ数日でリラ地方は一気に春になった。
特に今日は初夏を思わせる暖かさで、桜も瞬く間に満開に。
そこで、育休で休職中の娘達、孫達と近くの公園でお花見をすることに。
平日でも毎年かなりの人々が集まるこの公園。
皆様、思い思いに満開の桜の下でお弁当を頂きながらのお喋り。
平日の昼なので、殆どが女性や春休み中の子供達。
酔った人もいない静かなお花見。
柔らかい微風が頬をなで、
遊具で遊ぶ子供達の声がひびく気持のいい昼下がり。
フルタイムで働く娘達が仕事に復帰したら、
もう持てない、かけがえのないこの様な時間。
これまでの様々なことを思い出し、感慨にふけっていたら、
「グランマ、遊ぼうよ」と孫達の声がして我にかえった。
歳をとってからのお花見は、
人を感傷的にさせる何かがあるようだ。
「 さまざまのこと思い出す桜かな 」 松尾芭蕉