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俳人杉田久女(考)、旅行記&つれづれ記、お出かけ記など。

郷愁の町、ジョホールバル

2013年11月12日 |    シンガポール

シンガポールの中心部からバスで1時間程で、シンガポールの北端に着きますが、そこからジョホール水道を隔てると、そこはもうマレーシア。シンガポール滞在中に、半日のオプショナル旅行に参加して、マレーシア最南端の町、ジョホールバルに行ってみました。

シンガポールとマレーシアはコーズウェイと呼ばれる橋で結ばれていて、海峡(ジョホール水道)を渡ると国境を越えることになります。遠足気分で気軽にこのオプショナルツアーに参加していた為か、シンガポール側の国境を越える時、大失敗をしてしまいました。

シンガポール側の国境に着く前にガイドさんから、「出入国エリアは保安上の理由から撮影禁止です。守らないと身柄を拘束され、カメラを没収される事もあります。気をつけてください」と注意されていたのにもかかわらず、その注意を忘れて、
出国エリアのエスカレーターを上がったところで写真を1枚撮ってしまったのです。

途端に監視カメラで監視していたらしい国境警察官がいきなり現れ、出国を止められ、鋭い調子で何か聞かれて、身柄を拘束されそうになりました。驚いたガイドさんが戻ってきて、係官に説明して下さり、写した写真の削除だけで開放されましたが、どうなる事かと一時はホントに驚き、怖かったです。といってもボンヤリして決まりを守らなかった非は私にあるのですが...。

ガイドさんのお陰で何とかシンガポールを出国しマレーシアに入国出来ました。海外旅行での出入国には細心の注意が必要と、改めて身に沁みて感じました。

マレーシアに入ると、そこには郷愁に満ちた世界が広がっていました。下の写真はマレーの高床式住居内部。天井にはヤシの葉が使われています。
Photo_2

ジョホール水道を望む小高い丘の上には、美
しいアブ・バカール・モスク(2000人収容)がありました。モスク内へはイスラム教徒以外は入れませんが、建物の周りを見学しました。このモスクはマレーシアの中でも最も美しいモスクと言われているそうです。
Photo <アブ・バカール・モスク>

下の写真はアブ・バカール・モスクが建つ丘から見たジョホール水道です。向こう岸はシンガポールです。

Photo_3

マレーシア最南端の町、ジョホールバルは、イスラム文化とマレー文化が色濃く残るノスタルジックな町でした。町を歩く女性も頭にべールを被った人が多く、シンガポールとは違った時間が流れている様に感じました。

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