東京にも多くの桜の名所がある様ですが、千鳥ヶ淵は都内有数の桜の名所と紹介されることが多いので、行ってみることにしました。ここは靖国神社の近くで靖国参拝の後、観桜される方も多いようです。
靖国神社側からの人の流れに沿って田安門前へ。よいお天気に恵まれ、すばらしい桜が目に飛び込んできました。蕾がすべて開き文字通り満開の桜。下のお濠を見下ろすと小さな花いかだが...。横の北の丸公園の斜面の桜と、お濠と田安門前の桜が見事に調和して、和の極みのような眺め...。
しばらくそこで桜を観たり写真を撮ったりの後、約700mある千鳥ヶ淵緑道を人の流れにそって、そぞろ歩きます。前には北の丸公園の斜面の桜、お濠に浮かぶ手漕ぎボート、緑道側の満開の桜。えもいわれぬ素敵な眺めでした。
しばらく歩くとお濠にせり出した観桜台が...。ここからの眺めがまたまたすばらしい。北の丸公園の斜面に沿って長く枝を伸ばした満開の桜、桜。緑道側の桜もお濠にせり出し、両方の土手の目の覚めるような緑、お堀に浮かぶボート、遠くには高層ビルが...。うっとりするような眺め、しばらく声もなくボーっとしていました。
お濠と反対側に目をやると、千鳥ヶ淵戦没者墓地の入り口が見えました。このすばらしい桜は鎮魂の桜でもあるんですね~。多くの人で賑わう緑道側とは違い、そこはひっそりとしていました。
<戦没者墓地入り口>
この旅では、幸せなことに最高の時期に観桜出来たようです。今ままで桜の名所といわれる場所に色々行きましたが、この千鳥ヶ淵の桜ほどきれいな桜を見たことがありません。首都東京の、しかも皇居に近い場所の桜なので、管理の仕方、お金のかけ方が桁違いなんでしょうね~。ホントにすばらしかったです。
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