日々の暮らしに輝きを!

since 2011
俳人杉田久女(考)、旅行記&つれづれ記、お出かけ記など。

埼玉県 川越市

2013年04月25日 |    東京(2013)

埼玉県の川越市に行って来ました。川越市へはJR線池袋駅から東武東上線で川越駅まで急行で30分位で行けます。

川越は川越藩の城下町として栄えた都市で、大江戸(東京)に対して小江戸(こえど)の別名で呼ばれることもあるようです。城跡、神社、寺院など歴史的建造物が多く、歴史まちづくり法により国から「歴史都市」に認定されています。戦災をのがれた為、歴史的な町並みが残っていて多くの観光客が訪れていました。

観光案内所で下の様なパンフレットを頂き、町歩きを楽しみました。
Photo

パンフレットによると、この川越の町には蔵造りの建物が並ぶ一角があり、「蔵造りの町並み」と呼ばれています。仲町から札の辻までの通りがそれで、20棟以上の蔵造りの商家が軒を連ねています。蔵造りの建物は今でも菓子店、食堂、土産物店、ギャラリーなどとして普通に使われています。
Photo_2 <蔵造りの町並み>
Photo_3 <菓子店>

訪れた日はあいにくの雨模様でしたが、「小江戸川越春祭り」が催されていて、多くの観光客で賑わっていました。仲町から札の辻辺りでは川越藩火縄鉄砲隊による火縄銃発砲の実演(?)も行われていました。
Photo_4 <演武>
Photo_5 <火縄銃>

上のパンフレットの表紙にもなっていますが、「蔵造りの町並み」には川越のシンボルでもある「時の鐘」が立っています。この鐘は寛永年間に川越城主酒井忠勝が、城下多賀町 に建てたものが最初なのだそうです。
Photo_14 <時の鐘>


現在の「時の鐘」は、明治26年に起きた川越大火の翌年に再建されたもので、3層構造、高さは約16メートル。江戸時代の初期から人々の 暮らしに欠かせない「時」を告げ、現在は1日に4回(午前6時・正午・午後3時・午後6時)蔵造りの町並みに鐘の音を響かせています。

この川越の美しい町並みは、平成11年に文化庁の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定され、平成19年には「美しい日本の歴史的風土100選」に選定されたとのことです。

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東京てくてく歩き ~皇居前広場~

2013年04月23日 |    東京(2013)

上京しても皇居前広場まで足を延ばすことはあまりありませんが、今回は夕方近くでしたが、行ってみることにしました。前回ここに来たのは確か13、4年前だったと思います。

行幸通りの南側にある広い通りから皇居外苑に入り、内堀通りを渡って皇居前広場に向かいました。夕方近かったので車や人の数は多くはなかったのですが、通りがどれも広く、二重橋に行き着くまでに予想外の時間が掛かりました。二重橋と伏見櫓は昔のままの姿でそこにありました。
Photo_4 <二重橋と伏見櫓>

以前は特別の時以外は、上の写真の様に二重橋を横から見る所までしか入れなかった様に思いますが、今回は二重橋の左側にある皇居正門が正面に見えるところまで開放されていました。
Photo_5 <皇居正門>

柵の向こうの皇居正門を見学した後、皇居前広場を散策しました。私はここに来るといつも、ここの広さや広場の清々しい心洗われる美しさに感動します。この清々しい美しさはロンドンのバッキンガム宮殿前の広場、パリのコンコルド広場、北京の天安門広場などにはないものです。この広場には日本人の美意識がはっきり表わているんでしょうね。

外苑の黒松越しに、ずっと向こうの丸の内の高層建築を望めるのもいいですね~。丸の内の再開発で、以前来た時と少し景観が変っていました。ネットで調べると、
江戸時代にはこの辺りは諸大名の屋敷が置かれていた場所なのだそうです。
Photo_6 <皇居外苑>



【お詫び】

4月15日にupした日本銀行の記事で、現在日常業務が行われている新館の写真が間違っていました。現在の日常業務は日本銀行本店新館(隣の昭和48年に建てられた10階建てのビル)で行われています。正確な写真を再添付し文を訂正しました。申し訳ありませんでした。

 

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東京てくてく歩き ~明治神宮~ 

2013年04月22日 |    東京(2013)

明治神宮に行ってみました。JR原宿駅に近い南参道から入りました。明治神宮は明治天皇と昭憲皇太后をお祀りした神社です。

説明書によると境内の鬱蒼と茂った木々は、全国から献木されたおよそ365種、10万本の木々で、面積約70万平方メートルの境内は述べ11万人のボランティアの協力で約90年前に造苑整備されたものだそうです。

南参道入り口には立派な鳥居が。
Photo

鳥居をくぐると、そこはもう原宿の喧騒がうそのような静けさ。そして何となく神聖な雰囲気。参道には玉砂利がしかれ、大声で話す人は誰もいません。両側に木々の茂る、広くて長い参道をしばらく歩くと、大鳥居が。この鳥居は日本一の大きさの木製鳥居なのだとか。
Photo_2

さらに進むと明治天皇の御製と昭憲皇太后の御歌がしるされた掲示板がありました。ここから右折して本殿へ進みます。
<御製と御歌> 


ここまで来ると、深い森の中にいる様な静謐さ。さらにしばらく歩いて、もう一つ鳥居をくぐりいよいよ本殿へ。
Photo_4

本殿でお参りをすませて辺りを見ると、本殿前は清々しい広々とした空間で、ここが都心であることを忘れるような癒しの空間でした。そして欧米の参拝者も多かったです。

毎年、明治神宮はお正月の初詣者数全国一とはよく言われることですが、この自然に満ちた広い境内にいると、それが何となくわかる様な気がしました。

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東京てくてく歩き ~丸の内界隈~

2013年04月17日 |    東京(2013)

新装成った東京駅に行ってみました。といっても丸の内側だけですが。まず外観を見ることに。

私もその一人でしたが、駅前に出ると駅の写真を写している人がいっぱい! 東京に来ると何となく見ている東京駅ですが、古びた感じだったのがピカピカに。新しいって気持ちがいいものですね~。
Photo <東京駅>


駅の中も見違えるようにキレイに。丸の内側の出口は北、中央、南の3つあるようですが、北と南の出口の天井はドーム状になっていて、下の写真の様なエレガントな装飾が...。平日でしたがすごい人の数でした。
2 <ドーム天井>
Photo_3 <丸の内中央口>

東京駅は改装完了ですが、駅前には白いガードレールが、「何故ここにあるの?」という場所にあったりして、駅前の整備はまだ進行中の様にみえました。駅前がキレイになると東京駅の雰囲気がさらに素敵になることでしょう。

駅と反対方向を見ると、広い通り(行幸通り?)の両側に丸ビルと新丸ビルが。ここはビジネスの中心なので、建物全体がオフィスビルだと思っていましたが、新丸ビルに入ってみると下層階はレストランやファッション関係のお店でした。
Photo_8 <丸ビル(左)、新丸ビル>

又、日本の経済を支える企業の本社が集まるエリアなので、お昼時にはレストランなどはビジネスマンで溢れるのではと思いきや、どこのお店も様々な年代層の女性達でいっぱいでした。ビジネスマンはどこで昼食を済まされるんでしょう?不思議です。

以前はこの辺りのビルはほとんどがオフィスビルでした。が再開発で建物が高層化し、下層階にレストランやショップが入る商業ビルとなり、様々な人々が集まる街へと、ゆるやかに変りつつある様に感じました。

 

 

 

 

 

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東京てくてく歩き ~日本銀行~

2013年04月15日 |    東京(2013)

 

ある方のブログで日銀が一般の見学者を受け入れていることを知り、見学させて頂くことにしました。

見学は特別の事がないかぎり、平日はほぼ毎日行われているようです。見学希望日の3か月前から1週間前に電話で予約すると、日銀から見学許可証が送られてきて、それを見学日当日に持参する仕組みです。セキュリテイは相当厳しいようでした。

見学許可証を持って通用門入口の受付に行きます。
<通用門受付>

建物の中に入ると意外にもそこは中庭になっていました。中庭には、その昔、馬で来店する人が馬に水を飲ませた、馬の水飲み場などもそのまま残っていました。

Photo_4 <中庭を囲む建物>
Photo_5 <馬の水飲み場>

見学者は中庭から小ホールに集められ、女性職員の方から説明を受けます。これ以後は写真撮影禁止です。
Photo_7 <小ホール>

最初に20分ほど日銀を説明したビデオを見た後、内部の見学です。すばらしく豪華な昔の賓客用エレベーターに乗せてもらって下に下ります。歴代日銀総裁の巨大な肖像画がかかった長い廊下や昔総裁が使っていた品々、古い大きな秤、昔の日銀窓口等々を次々に見学しました。

いよいよ地下金庫に到達です。それまでは装飾のある部屋が多かったのですが、地下金庫に近づくにつれて装飾のない頑丈な造りの部屋が多くなり、レンガで出来た部屋がいくつもありました。地下金庫とその周りの部屋は、関東大震災でもびくともしなかったほど頑丈な造りなのだそうです。下の写真は頂いたパンフレットに載っていた写真を写しました。この金庫は米国ヨーク社製(扉の厚さ900mm、扉の重さ25t)とのことです。
Photo_8 <地下金庫>

お土産に6cmХ10cm位の小さなビニール袋に入った古いお札をシュレッダーにかけた物を頂きました。これは日銀に最終的に集まった古いお札で、使えない程痛んだものをシュレッダー処理したものだそうです。これで、いくら分位あるのでしょう?何となく気になりますね~(^-^) それにしてもこの細かいシュレッダー処理には驚きました(笑)。
Photo_2 <シュレッダー処理した古札>

ご存知の方も多いと思いますが、今回見学した古い石造りの日銀本部では、今は業務はほとんど行われていないそうで、現在はお隣の新しい建物(昭和48年完成、10階建)で日常業務が行われているとのことです。
Photo_8 <新旧の建物>

 

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