今日のお天気は・・・

何気ない日々の出来事をつづっていきます

熊本城

2019-02-02 14:55:59 | 雑記
朝から寒々しい曇り空。ほんの少し日差しが戻ってきた。

先月のこと、父の兄がいる熊本に、隣の市に住む父の弟夫婦を伴って出かけることになった。

最初は父と叔母が運転して車で行きたいので、運転の交代要員として誘われたのだが、絶対嫌だと断った。叔父は免許を持ってない。

何しろ、一昨年島原半島の有家で叔父の葬儀があった際、運転を交代しながら4人で行ったのだが、帰りが夜になって父が運転中に急に車線変更してぶつかりそうになり、「車が来ているのが見えないの!」と思わず怒鳴ると、「来てないと思った。夜は見えない」と宣った。
命からがら帰ってきて、呆れた私は「もう二度と車で遠出はしない」と宣言した。

にも拘わらず、熊本まで車で行きたいがどうかと聞いてくる。
叔父は若いころからくも膜下出血を患い、軽い脳梗塞を繰り返したりして、認知症も少し出てきているので、叔母は車で連れていきたいと思っている様だった。
ならば、タクシーを頼んで行けばいいとアドバイスした。
父も叔父も年金は十分もらっている様子なので。

しばらくして、父と叔父夫婦でJRで行くと言い出した。
叔父は健康のため一日五千歩歩いているから大丈夫だと言う。
年寄り3人が、エレベーターを探して駅のホームをうろうろする様子が見えたので、仕事を休んで熊本まで連れていくことにした。

博多までの電車も普通電車を選らび、焦って乗ることのないようにした。
新幹線は博多発熊本までの各駅停車を選び、指定席をとった。
電車に慣れてない叔父夫婦は、改札を通る時に切符の入れ方も分からない。
博多駅で乗り換えるときに、ホームに上がるエレベーターを探して先に歩いていくと、父と叔母は叔父を置いてついてくる。
ゆっくり来てくださいと言っても、叔母は必死についてくる。
私は3人バラバラなので振り返りながら、探しながらと珍道中を繰り広げた。
時間はゆっくりとっているのに、「走りこまずに間に合った!」と感想を漏らした叔母に笑ってしまった。

その日は、幸い寒さもそれほどでもなく雨にもあわなかった。

熊本では従妹が迎えに来てくれていた。
伯父の見舞いに行って近況を聞き、その後は熊本城に連れて行ってくれた。

お城のそばでランチをいただいた。


デザートしか撮ってないが、なかなか美味なランチを楽しんだ。
トップの写真は、ランチをいただいたホテルから見上げた天守。


加藤神社から見た天守。
大天守は終わって小天守の工事が進んでいる様子。


駐車場の方から見た天守。左側は宇土櫓。


石垣が崩れている様子が痛々しい。


駐車場の横の広場に大きな木があった。

「桜の時期はとても綺麗だから、桜の頃にまたいらっしゃい」と、一つ年上の従妹が言う。
私もJRでの移動のコツが分かったので、3人を連れてまた熊本に行こうと思う。
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2 コメント

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同情と共感 (デ某)
2019-02-03 13:00:16
お疲れ様でした。

愚息は分不相応にも椿山荘(東京)で結婚式を挙げましたが、
境港の両親が参席したいと言うので、妻が迎えに行きました。
大阪から境港へ、そして両親を連れて空路羽田へ。
その頃、ちょうど父に認知症が出始めた頃で、
帰りは私が新幹線で東京~新大阪、大阪~米子までバス・・・に付添いました。
ほんと!心身ともにくたびれ果てました(泣)

そんな10年余前のことを思い出したママさんの奮戦記、
同情と共感をもって(笑)拝読いたしました。
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デ某さん (リーのママ)
2019-02-03 13:28:51
次のブログを書いている間にコメントをいただいたようですね。
私はたかだか熊本でしたが、デ某さんは東京から境港までと距離も長く乗り換えも多くそれはそれは大変だっただろうとお察しします。

熊本から博多に向かう新幹線で、佐賀あたりを通過中に、居眠りをしていた叔父が目を覚まし、棚から荷物を降ろして帽子を被ったので、皆でまだまだ着いてないよと慌てたのを思い出しました。
その後トイレに立った時、次の停車駅で降りてしまわないか心配。ドアが開いて叔父が座席に戻って来たのをホッとした感じで見ていたら、どうしたの?と叔母に聞いていたので父と苦笑しました。
誰もが通る道を教えてもらっていると思えば、これくらいは笑い話ですね。
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