銀杏の樹

雲が厚く日差しがないためか寒い。

日差しがあると暖房を切ってもいいくらい温かいのだが、今日は床暖房を切れない。
ガスの床暖房はほんのりと温かくて、気持ちがいい。
室温は２０度くらい。
床に寝転がっているのが一番温かいが、裸足でもほんのりと暖かさが伝わってくる。
床暖房の契約をしたのでガス代は来月分から半額になるんだそうだ。
今月のガス代は恐ろしいが


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



引っ越して両親と暮らし始めて一週間。
家族が多いと何かと会話も多い。
一人だと一日黙って過ごすことが多かったが、毎日誰かと話している。
でも、以前のように家事をほったらかしてパソコンの前に座っているのはちょっと難しくなった。
膝の痛い母が家事を始めると自分も座ってはいられない。
その代わり、台所や洗濯物は溜まることなくサクサクと片付いていく。


日曜日は両親は教会に出かけるので、この時間はノンビリと好きなことをする時間にした。
ブログ回りをしたり、ブログを書いたり。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



窓からは下の広場に立つ大きな銀杏の樹が見える。
ハラハラと風に黄色い葉が舞って、銀杏の下は黄色い絨毯だ。

広場ではお年寄りがゲートボールをしたり、子どもたちや大人がソフトボールをしたり、三々五々犬の散歩で歩いている人がいたり。

引っ越してきて１週間が過ぎた。
でも、ここで生活するんだという実感がまだ希薄だ。
通勤も２回経験したが、ＪＲのＩＣカード「ｓｕｇｏｋａ」もまだおっかなびっくりで使っている。
帰りは連れがいるので、「●番ホームに後１分、間に合いそう」などと言って誘導してくれるのでいいが、自分ではまだどの電光掲示を見ればいいのか分かってない。
一人だときっと乗り遅れている。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



ぼつぼつと新しい生活に馴染んでいくのだろう。