夢の人

心はいつまでも子供のまま。生活感無き こだわり人は、今日も夢を追いかけて多忙です。

新しい令和の時代へ

2019-04-30 23:37:50 | Weblog
 天皇陛下は30日午後5時、皇居宮殿で退位の礼に臨み、
「象徴としての私を受け入れ支えてくれた国民に、心から感謝します」
 と述べられ、さらに
「明日から始まる新しい令和の時代が、平和で実り多くあることを皇后と共に心から願い、ここに我が国と世界の人々の安寧と幸せを祈ります」
 と締めくくられた(以上、抜粋掲載)。

 あと30分足らずで平成の時代が終わりを告げる。 改元の瞬間を伝えようとするメディア各局は、大晦日を上回るカウントダウン態勢で、何か騒動を期待して煽っているかにすら見える。
 単に騒ぎたいだけの人々が渋谷スクランブル交差点やら大阪戎橋やらに集結しているのは、なんともあほらしい光景と言えよう。 群衆を警戒して警察が動員されてもいるのだから、これがハロウィンなら評論家様たちが、とっくに物申しているだろうに。
 我々日本国民も安らぎと幸せの祈りを心に、新しい令和の時代を迎えたい。

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海獣たちに注目 春の海遊館 ~No.1~

2019-04-28 01:40:00 | Weblog
 コツメカワウソの子どもが樹上でお昼寝中の姿であるが、保護色のように木の枝と同化しており位置が判らずに一瞬、
「あれぇ、何も居ないのかな」
 と思ったが、じっくり見てカメラ・ズームしたら可愛らしい寝顔が撮れた。

 
 これはカリフォルニアアシカのゴロ寝。 水揚げされたマグロみたいである。 昇天しているかの様子に、カップルの女性から
「あはは、怖くない? あの格好」
 という声が聞こえてきた。 確かにコワイ。

 
 ゴマフアザラシたち。 ”ゴマちゃん”は本当に絵になる。 左側の氷の穴から、ひょっこりと頭が出ているのが
おわかり頂けただろうか
……なーんてね。

 これらの海に棲む哺乳類を海獣と呼ぶが、彼等を見世物にしていると非難する向きの話をそこそこ耳にする。
 水族館で暮らす気持ちは、実際に住んでいる生物に話を訊かないことには何とも言えない。
 来場者が観察して明らかに劣悪な環境に置かれていると判断される場合は別として、自然界に本来は棲息するからという理由だけで人間が飼育すべきではないと決めつけるのは些か強引と考える。
 動物保護や愛護を名乗る団体から異論はあるだろう。
 しかし、育ててゆく過程でヒト側に愛情とか情熱とかが単純に有るか否かに尽きるのではないか。 それは水族館なり動物園なりといった大掛かりな施設であれ、各家庭のペットを始めとする小単位であれ、大差無くはないか。
 もしも、ヒト科の子どもが生物を見聞きする情操教育の機会がほとんど失われたとしたら、いったいどのような事態が起こるのであろうか。
 この話については、当ブログ内にて何度か採り上げてゆきたい。

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平成から令和に移る海遊館

2019-04-25 01:53:30 | Weblog
 海遊館へ遊びに行ってきた。
 
 過日にTV放映された内容どおり、キングペンギンやアデリーペンギン達が居る南極大陸ゾーンの水槽を二十数年ぶりに改築、汚れていた環境が一新されていた。
 南極らしさを更に感じさせるように、空など背景部分は澄んだ明るい青色になり、氷は水色がかった白の滑らかな樹脂で作られ、ガラスも壁面も床も完璧な大掃除後という状態に生まれ変わった。
 此度の工事前に全てのペンギンを一旦退避させなければならず、飼育員が何人もかかって一羽ずつ抱きかかえて移動させたとのこと。 意外と用心深いペンギン達に対して、巧みに誘導したり知らん顔からの騙し作戦(?)を展開したりと苦心惨憺であったようだ。 しかも、キングペンギンはかなりの重さがある。 移動させた後は皆がヘトヘトだったらしい。

 画像手前のキングペンギンの茶色いヒナは親鳥の死などにより、紆余曲折の末ようやく公開が叶った複雑な経緯を持つ。
 
 

 当ブログではペンギンはもとより、海遊館内の様々な生き物の画像をGW中から数回に亘って掲載予定である。

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こんなにカッコ良かったっけ?

2019-04-14 23:44:51 | Weblog
 リンゴ・スター&ヒズ・オールスター・バンドの大阪公演のため、11日夜にオリックス劇場へ行った。
 ツアー中のリンゴ・スターは有名ミュージシャン6人を連れて3年ぶりの来日だ。
 その温厚な人柄によって、ビートルズ時代の彼が歌った『ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ』さながらの人脈を誇ると前からよく言われていたことを証明するように、ステージが始まった瞬間から演奏者間の好ましい雰囲気がこちらに十二分に伝わってくる。
 今回のバンド・メンバーは以下のとおり。
 スティーヴ・ルカサー(TOTO)G./Vo.
 グレッグ・ローリー(ex.サンタナ / ジャーニー)Key./Vo.
 コリン・ヘイ(ex.メン・アット・ワーク)G./Vo.
 ヘイミッシュ・スチュワート(ex.アべレージ・ホワイト・バンド)B./G./Vo.
 ウォーレン・ハム(ex.ブラッド・ロック / カンサス / AD)Sax/Perc.
 グレッグ・ビソネット(ex.デイヴ・リー・ロス)Ds.
 実に豪華であると共に、懐かしい。 当のリンゴが今年で79歳だから、メンバー全体がおっさんバンドというよりもおじいちゃんバンド。 けれどもメンバーは活き活きした魅力に溢れており、尚且つ渋い。
 ビートルズ時代にドラムセットの後ろで、どちらかといえば地味にふるまっていたリンゴ・スターについて、御本人及び大ファンの方々には申し訳ないけれど思った事は――
 
こんなにカッコ良かったっけ?

 短髪と髭にサングラス、黒と赤でまとめたラフながら洒落た衣装、マイク片手に軽やかに歌い踊る細身の姿、力強過ぎないペースでドラムを叩く姿勢、なんともイカしたミュージシャンだったのだと改めて気づかされた。
 また、柔らかな口調で次々と繰り出されるユーモアに満ちたお喋りと、ときには痛快な煽り文句が楽しく、大阪の聴衆ノリとも見事に合っていた。

 客層はやはり年齢高めだったが、目についたのが高齢の女性の様子である。 リンゴより明らかに上の年齢でお一人様とか、曲げた腰を庇いつつ杖を手に来られている方とかを見て、ありふれた表現ながら ”元気を貰った思い”がする。
 ステージからも客席からも活力のお裾分けを頂いて自分はまだまだ若造であるとの認識になり、感覚的に10歳以上若返った夜だった。
1.Matchbox
2.It Don't Come Easy
3.What Goes On
4.Evil Ways
5.Rosanna
6.Pick Up the Pieces
7.Down Under
8.Boys
9.Don't Pass Me By
10.Yellow Submarine
11.Cut the Cake
12.Black Magic Woman/Gypsy Queen
13.You're Sixteen
14.Anthem
15.Overkill
16.Africa
17.Work to Do
18.Oye como va
19.I Wanna Be Your Man
20.Who Can It Be Now?
21.Hold the Line
22.Photograph
23.Act Naturally
24.With a Little Help From My Friends~Give Peace a Chance
 以上が当日のセットリスト。

 幸せなコンサートの余韻は数日経っても続いている。

コメント (2)
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