紫陽花日和 ～その二～

　九州のほうで大雨が降っているようだ。
東進して来るとすれば、今日から再び雨続きになるのだろうか。
真夏のような晴れ間に覆われるかと思えば、翌日が土砂降りになるといった傾向の梅雨で、気象庁も予想し辛いかもしれない。

あじさいといえば、母校の学園祭の名前が　『紫陽花祭（あじさい）』だった。
６月に行なわれることが、その名の由来と記憶している。
美術部の模擬店で、絵の色紙や手作りブローチを販売したのを思い出す。
絵には少々自信があったので胸を張って売ったが、問題は手作りブローチにあった。
数名の部員が全員、ブローチを製作したのだが、現在のような優れた水準のパーツや接着剤が無かった。
義理で先生方が主に、購入して下さったのは良いが――
尊敬するＳ先生が、私の作ったブローチを手にとられた時だった。
素敵なお母さんタイプのＳ先生は、小さな娘さんの為にそれを選ばれた。
「可愛いねぇ、これ貰おうかな」とおっしゃった先生の手の中で、本体から留め金部分がぽろと取れたのである。
素早くブツを引ったくり、無理矢理ぐいぐいっと留め金を直し、「大丈夫なの？」と問う先生に笑顔で渡す。
「だ、大丈夫です！」
やや不安げな顔ながら、先生は買って帰られた。

ごめんなさい、ちっとも大丈夫じゃありません！

結局クレームは来なかったけれど、未だにその事が忘れられない小心者の思い出なのだ。

紫陽花日和 ～その一～

　ちょうど一週間前、元競馬場だった大きな公園に自転車で１５分ぐらいかけて行ってきた。
公園には植物園があり、あじさい園が見頃と新聞に出ていた為である。

今回も写真を撮りまくったわけだが、紫色、空色、桃色、白色と様々に、なかなか美しく咲き誇っていた。
本格的な撮影装備で来ている人もおり、イーゼルを据えて水彩画を描いている人もいた。
２５日も薄曇りの「紫陽花日和」になりそうなので、そこそこの人出があると思われる。

アヤメもユリもバラも、かの時には時季が遅いにもかかわらず咲いていたけれど、その辺はもはや終わりがけといった状態だろう。
ユリにバラと来て、これにボタンが加われば　「フラワーショウ」！
……このネタの意味が判る方は、ン歳以上です。

梅雨の花にも色々ありて

これは我が家のくちなしで、残念なことに年々花のサイズが小さくなっている。
数としてはけっこう咲いてくれているのに、植え替えを思いつつそのままにしているからだろう。

梅雨時の花として有名な紫陽花が、あちらこちらのお宅でも紫色や空色、桃色、白色の花を咲き誇らせていることは、皆様ご存知だろうけれど、この時季には他にも色々目を楽しませてくれる花木が多い。
くちなしもだが、ゼラニウムや立ち葵の類が美しい。

近所に公共工事が中止になって放置された、広い空き地がある。
どのような管理になっているのか知らないが、どうやら近隣の家々の人達が植物を植えているようだ。
勝手に飛んで来て縄張りを広げたらしい草花も多数あり、通常は　”荒地化”　してしまう所が、一見畑のようになっている。
しかも　そんな畑状態になって、かれこれ十年だが……今のままで良いと考えるのは、私だけではないような気もする。

あ、明るくなってきた

朝の４時過ぎ？　んーーー、まぁ　そうです。

鳥なんか　さえずってるし、もうこの季節ともなれば外の明るさがわかる。

仕事柄ねぇ……もう普通になってる馬鹿げた時刻、と言っても特にアヤシイ職業ではないが。（アヤシイと言えば怪しいかもしれない）


先日の昼にマンションのベランダに出たら、飛行船が飛んでいた。
ちょっと珍しいので写真を撮ったら、　”　ＵＦＯ化”　した。
こんな時に思うのが、一眼レフの望遠付きカメラであれば、何の飛行船かさえ識別可能なのにということ。


これ見た方、おられませんかあ～？

志摩・鳥羽旅行 （最終回）

えんえんえんえんえんえんえんえん書き続けた三重への旅行記も最終回。

お約束のお土産画像で終わるのです。
鳥羽水族館の売店で購入したペンギン・グッズたち。
中央の赤い物体は携帯電話の裏面で、金箔を使用したペンギンのプリントを貼ってみたら、これが大当たり。
何となく漆塗りっぽい質感すら醸し出して、右手で掲げて言いたくなる。

「この紋所が目に入らぬか」

売店の回し者ではないけれど、ペンギンその他諸々の動物のグッズが欲しい方は、ここで必ず時間＆お金を費やしてしまうと思う。
とてつもなくデカい、ラッコのぬいぐるみを買わされていた親御さんがおられた。
お値段もデカかったと考えられるので、小さいお子さんを連れてゆく時は気をつけましょう。


ちなみに、ブログそのものはまだまだ続きますので、よろしゅう！

志摩・鳥羽旅行 No.12

　人を食ったような顔、という表現がある。
このペリカン君、カメラを向けている間も、こちらが立ち去ろうとしてからも、観察している人間サマを逆に観察しているかのようなポーズを続けていた。
後方から　青年らしき声が聞こえた。
「生意気そうな顔してるなー、こいつ」
　ペリカン君にすれば他意はないだろうけれど、　”胸に一物、背中に荷物”　に見え得る面構えに感じられてしまう。
例えば、「ジロジロ見るんなら、餌クレ」とか「そんなに暇なのか？　人間」とかに思える。
可愛いというより、どこかすっとぼけているのが、この鳥達の持ち味かもしれん。


さて、長く続いた『志摩・鳥羽旅行』は次でようやくラスト。
次回は文字通り、お土産（？）ですから～～



∽∽∽画像は鳥羽水族館の、とぼけたペリカン∽∽∽

６月のテンプレートでございます！

月が変わったので、今月はこのテンプレートです！

以前これにしようかと思った事があるが、字が元々は小さめなのと、ブログタイトル部分の緑色が強烈過ぎて採用しなかった経緯あり。
「木漏れ日」の強さに負けない画像が必要とされる。　写真好きの私としては頑張ってみたい。


梅雨前線が進行しているから、日本各地は順次梅雨モード入り。　我が地も週末から雨の予報となっている。
繰り返しになるが、ＧＷの旅行時には奇跡的な好天であった。
鳥羽水族館のペリカンも、気のせいか　”♪♪～～〇×△” に見える。


彼らor彼女らに、気の利いたセリフを募集中！？