食べなかったアルバム

　ザ・ビートルズのアルバムのみ、1枚も食べていない。　他のアーティストのLPやらCDやら随分と胃袋に納まってしまった。　現在若い人々には信じられないかもしれないが、所蔵するアルバム＝アナログ・ディスクは、磨り減ると勿体無いから即行でカセットテープ（！）に録音して、本体は大事に大事に仕舞っていたのである。　適当に「聴いてみたいっ」と思った物はレンタル店で借り、やはりテープに録音した。
　そして、購入したアルバムの中でも「まぁまぁだな」の部類は……食べた。　結構な金額になったものですよ？当時。

お気に入りです

　此処に訳詩を載せている中では全て　“The Beatles”と書いていますが、作詞者は様々なので御了解願います。　好評につき、アルバム『リボルバー』からお気に入りの今月ラストの訳詩を1つ掲載します。

　心をゆったりと放ち、川を流れてゆくがいい
　それは死にあらず、死にあらず
　いっさいの思量を捨て、空間に身を任すがいい
　それは輝いている、輝いている
　
　然らば内なる意義を見い出すであろう
　それは語りかける、語りかける
　
　愛はただに万物のみならず、万人なり
　それは知言、それは知者
　無知と軽率をして死を嘆かしむ
　それは事理、それは時宜

　然れども汝が夢想の色彩に気づくがいい
　それは生にあらず、生にあらず
　さもなくば遊戯を続け、最後まで生きるがいい
　それは始まるのだ、始まるのだ

　――“TOMORROW NEVER KNOWS”　by The Beatles


　注）当ブログに記載の対訳は全て【夢の人】筆者が作成したものであり、著作権はブログ執筆者本人に帰属します。　幼少時に意訳した物の為、文章の拙い点はご容赦願います。

君に幸せあれと祈る

　寒気団が訪れている日本列島の、あちらこちらで何かに挑んでいる君達へ。　決して諦めるな、恐れるな。　逃げることなく壁を越えてゆけば、やがて行く先に光は差し込んで来る。

　ほら　陽がでてきたよ
　陽が昇ってきたよ
　なんて　すばらしいんだろう

　ほんとに
　長く
　冷たく
　淋しい
　冬だった

　ねえ君
　夢のようだね

　ほら　陽がでてきたよ
　陽が昇ってきたよ
　なんて　すばらしいんだろう

　ねえ君
　ほほえみが戻ってくるね
　ねえ君
　うれしそうだね

　氷がゆっくり　溶けてゆく
　まるで　心も澄んでゆくようだ

　ほら　陽がでてきたよ
　陽が昇ってきたよ
　なんて　すばらしいんだろう
　ほら　陽が昇ってきたよ
　ほら
　ほら
　陽が
　もう大丈夫
　もう大丈夫

　――“HERE COMES THE SUN”　by The Beatles


　注）当ブログに記載の対訳は全て【夢の人】筆者が作成したものであり、著作権はブログ執筆者本人に帰属します。　幼少時に意訳した物の為、文章の拙い点はご容赦願います。

完璧なる不時着

　事象は時には残酷であり、時には素晴らしい。
　ニューヨークで15日（日本時間16日早朝）に起こった旅客機の不時着は恐ろしいアクシデントでありながら、人々の心を強く揺り動かすものとなった。
　以下は毎日新聞の1月16日付東京夕刊から引用。
　《気温氷点下6度のニューヨーク市で、ハドソン川に155人が乗った旅客機が不時着水した事故は、機体水没まで約1時間というわずかな時間で全員が救出された。（中略）離陸直後にエンジンに鳥が衝突する「バードストライク」に見舞われた事故機のチェスリー・サレンバーガー機長は、空港へ引き返すことが困難と判断すると、マンハッタン島などの市街地を避け機体をハドソン川に導いたとみられる》
　両エンジンの停止という前例無きトラブルに遭いながらも、ベテラン機長は迅速に最良の判断をし、周辺船舶の協力もあって、まさに「奇跡」としか言いようのない救出劇となったのだ。　この出来事の詳細を読んだら涙が溢れてきた。

　世界が丸いから
　私は魅了される
　風が吹くから
　私の心は空白になる

　愛は古く新しく
　愛はあなた

　空が青いから
　私は涙を流す

　――“BECAUSE”　by The Beatles

ルネッサ～ンス、じゃなくてパラダイス！

　今や全国ネットになっている関西発の某・深夜TV番組内に、「パラダイス」なるコーナーがある。　案内役は落語家の桂小枝（かつら　こえだ）で、風変わりな私設遊園地とでも言うような所を紹介する内容だ。
　過去に観たものに共通するは、手書きの看板、奇怪な造作物、ショボい遊具、お客のほとんど居ない空間、そしてそれらにも拘らず、揃って満足気な施設所有者たちだ。　首を傾げたくなる摩訶不思議な様相を呈していて、笑える無邪気さを感じさせるから、其処は「パラダイス」なのである。　むろん微かにシニカルな呼称ではあるが……

　『長崎ペンギン水族館』には水族館ゾーンの手前に自然体験ゾーンがあり、「陸域部」という場所が入り口付近に広がっている。　以下はHPの紹介文から――
　《長崎のいろいろな植物を集め、森や草地を作りました。　池、小川、湿地には、メダカやトンボなどが棲んでいます。　ここは人と自然が接する里山の原風景をイメージしています》
　「陸域部」に於いて画像のペンギンに賑々しく出迎えられ、思った。
　　パラダイス！

正月太り

　体重計に乗ったら立派に正月太りしていた。　暮れの体重より1.5㎏増加している。　鏡を見れば頬がふっくらとしているのが判る。
　ま、まぁ、どうしても毎年この時期は、食べて動かないという格好になるし……寒さに耐えるには体力が必要で……冬眠前の動物は脂肪を蓄えるって……うわあああああああん！（泣きながら走り去る）


∽∽∽画像はケープペンギン∽∽∽

吉例 干支土鈴

　年始の恒例になりました、「干支土鈴/丑（うし）」の画像です。　今回から土鈴の製作所が変わりました。
　当ブログにお越し頂いた皆様の日々の歩みが、慎重且つ確実なものでありますようにとの祈りを込め、撮影してアップ致しております！

謹賀新年

謹んで新年のお慶びを申し上げます

昨年は当ブログをお読み頂き、ありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

吉例「干支土鈴の画像」は近日公開予定です。


　　　　gooブログ【夢の人】　執筆者　拝