夢の人

心はいつまでも子供のまま。生活感無き こだわり人は、今日も夢を追いかけて多忙です。

梅雨に想う日々

2011-05-27 16:45:00 | Weblog
 関東甲信、東海地方までが早くも梅雨入りした。 異例の大型台風も接近していて、何やら気忙しい。 心落ち着かせる為に、街角で雨粒踊らす紫陽花を見たり、家で一輪挿しの花菖蒲の様子を眺めたりしている。


 雨は恵みにもなり災難にもなる。 人間にとって自然は宝であると共に無情だ。 これからの雨風の時期に、東日本大震災の被災地に悪影響なきことを祈る。

 震災後の諸対応について思うのが、「結果が全て」という部分がそこにも存在するという点だ。
 政治家や勝負師などを筆頭に、結果を出してこそ評価される職業がある。 過程はその場合、あくまでも手段にしかすぎない。 望ましい結果を求め、想像して構築して実現してこそであり、プロセスがどうのこうのは大きな意味を持たない。
 信念を持たず、臨機応変を知らず、「前例がない」を繰り返し、のらりくらり保身して涼しい顔をしている者たちを
無能
と言わずしてなんと言おう。


 画像は……思索的で鋭い眼差し。

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医者?カウンセラー?の不養生

2011-05-23 23:21:51 | Weblog
 口唇(こうしん)ヘルペスが再発してしまった。 子供の頃に発症以来、数年に1度の割合で悩まされる。
 再発の原因は主にストレスか風邪。 口唇ヘルペスと口角炎(こうかくえん)とは似ているが異なる。 口角炎は主にビタミンB2の不足で起こるが、口唇ヘルペスは罹患するとウィルスが体内に残り続けて、免疫力が低下すると症状が出てしまう。 持病のリンパ浮腫同様、生涯お付き合いしなければならない病気だ。
 下唇が赤くなったと思ったら、あれよあれよという間に水疱が1センチ角ほどに拡がった。 しかも、今回ほぼ痛みが無かった為に、洗顔後うっかりしてタオルで擦ったのも悪化させる原因になった。 かさぶたを形成しつつあるので、こうなると患部をなるべく乾燥させ、自然にかさぶたが取れるまで待つ。
 外出する際には、汚く見える患部をマスクで隠して出かけるしかなさそうだ。 行く先々で「どうしました?」と尋ねられそうなのが厄介である。

 画像は球根ベゴニアの大輪。 口唇ヘルペスは「風邪の華」「熱の華」ともいう。 綺麗じゃない華なんて要らないよお。

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幸運は必ず来る ◇カキツバタ◇

2011-05-20 00:18:15 | Weblog
 連日の報道で福島第1原発内で起きている事のごく一部が、非常に遅まきながら伝えられている。
 実は、震災直後に核心に触れた話をした為に更迭されたと噂される某氏の発言にも、1号機のみならず2号機3号機もとうにメルトダウンしていた事実にも気づいていた。 しかし、政治ブログでもない此処で突然述べても煽りとしか捉えられなかったろう。
 また、民放TVの準キー局にて放映された初の最前線レポートが、全国ネット版では極端に簡略化されていたことをご存知だろうか。
 公になっていない暗い闇が未だ、災害の奥に広がっていると私は考えている。

 独立行政法人物質・材料研究機構が、「放射性セシウム137」を吸収し安定的に閉じこめる材料の開発に成功したと発表した。
 結晶化した「酸化チタン」が1立方センチ当たり1グラムのセシウムを取り込み、ほとんど溶出しないという。
 今は高濃度の放射性汚染水から放射性物質を吸着する「ゼオライト」を使ってセシウムを除去している状況だが、ゼオライトによってある程度の処理が行なわれた後に、処分の最終段階で役立つ技術とのことだ。

 原発事故収束を目指す現場では、昼夜を問わず人々がまさに命懸けで闘っている。
 過酷な作業に立ち向う人力と日本が本来持っている様々な高い技術力とが両輪となって、収束までの長い道のりを越えてゆけるものと信じたい。

 画像はカキツバタ。 花言葉は「幸運は必ず来る」。


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上を向いて撮ろう ◇ライラック&ハナミズキ◇

2011-05-12 17:43:36 | Weblog
 今頃?と思われるかもしれないが、カレンダーのオハナシ。 我が家のカレンダーのうち、リビングとキッチンに掛けてあるものは橋本不二子さんが描かれた商品だ。 気に入っているので、年末になれば毎年必ず購入している。

 橋本不二子さんは1935年神奈川県に生まれ、文化学院美術科を卒業。 チューリッヒ応用美術学校グラフィック科に留学した後、グラフィックデザイナーとして活動し、現在は野草や木の実が主体の水彩画を描いておられる。
 彼女は御子息を不慮の事故で亡くしており、道端の草木の緑から慰めと心の平安を受けていると感じて、一旦は休止していた水彩素描の創作を再開している。 主なテーマは「野生との共生」とのことである。

 キッチンの壁掛けカレンダーの5月の絵はライラックだ。 画像はライラックの大きな木。 見頃である。



 そしてハナミズキ。



 カメラ越し 見上ぐる空に 春の季語

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季節は廻る ◇ボタン◇

2011-05-11 00:21:50 | Weblog
 お約束どおりにアップし始めた画像の初回はボタンの花である。 はっきり言って今日時点では、当地以南において既に季節を外れてしまっている。



 晴天に恵まれたのと無風だったのが幸いしてまぁまぁ綺麗に写せた……と思いたい。 気合入れて撮影に来たぜッという感じの男性は、流石な位置取りで腰を据えてカメラを構えておられた。



 ボタン園の例年と変わらぬ賑わいが、無性に嬉しかった4月末の某日。



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「3.11」から2ヶ月

2011-05-10 02:22:11 | Weblog
 明日で震災から2ヶ月が経とうとしている。 復興の微かな光は見えるけれど、何ら進展していない現状の部分のほうが未だ多くある。 己に関して言えば、今までの人生でこれほど自らが動いて、物事を調べ倒し、考え抜いて、語ったことはなかったのではないかと思える。 元々脳天気な性格だから尚更か。 ただ、お蔭で何だか急に思考が成長したように感じる。 いい大人になっても学べる事は山ほどあり、伸びしろは限りないと確信する。

 先週半ばの短い期間に「頭休め」を兼ねてちょっとした消費をした。 その間だけは気を紛らわせることに「集中」できた。 忙中の閑をみつけて、和める画像を随時掲載してゆくつもりだ。
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