リンゴ・スター&ヒズ・オールスター・バンドの大阪公演のため、11日夜にオリックス劇場へ行った。
ツアー中のリンゴ・スターは有名ミュージシャン6人を連れて3年ぶりの来日だ。
その温厚な人柄によって、ビートルズ時代の彼が歌った『ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ』さながらの人脈を誇ると前からよく言われていたことを証明するように、ステージが始まった瞬間から演奏者間の好ましい雰囲気がこちらに十二分に伝わってくる。
今回のバンド・メンバーは以下のとおり。
スティーヴ・ルカサー(TOTO)G./Vo.
グレッグ・ローリー(ex.サンタナ / ジャーニー)Key./Vo.
コリン・ヘイ(ex.メン・アット・ワーク)G./Vo.
ヘイミッシュ・スチュワート(ex.アべレージ・ホワイト・バンド)B./G./Vo.
ウォーレン・ハム(ex.ブラッド・ロック / カンサス / AD)Sax/Perc.
グレッグ・ビソネット(ex.デイヴ・リー・ロス)Ds.
実に豪華であると共に、懐かしい。 当のリンゴが今年で79歳だから、メンバー全体がおっさんバンドというよりもおじいちゃんバンド。 けれどもメンバーは活き活きした魅力に溢れており、尚且つ渋い。
ビートルズ時代にドラムセットの後ろで、どちらかといえば地味にふるまっていたリンゴ・スターについて、御本人及び大ファンの方々には申し訳ないけれど思った事は――
短髪と髭にサングラス、黒と赤でまとめたラフながら洒落た衣装、マイク片手に軽やかに歌い踊る細身の姿、力強過ぎないペースでドラムを叩く姿勢、なんともイカしたミュージシャンだったのだと改めて気づかされた。
また、柔らかな口調で次々と繰り出されるユーモアに満ちたお喋りと、ときには痛快な煽り文句が楽しく、大阪の聴衆ノリとも見事に合っていた。
客層はやはり年齢高めだったが、目についたのが高齢の女性の様子である。 リンゴより明らかに上の年齢でお一人様とか、曲げた腰を庇いつつ杖を手に来られている方とかを見て、ありふれた表現ながら ”元気を貰った思い”がする。
ステージからも客席からも活力のお裾分けを頂いて自分はまだまだ若造であるとの認識になり、感覚的に10歳以上若返った夜だった。
1.Matchbox
2.It Don't Come Easy
3.What Goes On
4.Evil Ways
5.Rosanna
6.Pick Up the Pieces
7.Down Under
8.Boys
9.Don't Pass Me By
10.Yellow Submarine
11.Cut the Cake
12.Black Magic Woman/Gypsy Queen
13.You're Sixteen
14.Anthem
15.Overkill
16.Africa
17.Work to Do
18.Oye como va
19.I Wanna Be Your Man
20.Who Can It Be Now?
21.Hold the Line
22.Photograph
23.Act Naturally
24.With a Little Help From My Friends~Give Peace a Chance
以上が当日のセットリスト。
幸せなコンサートの余韻は数日経っても続いている。
ツアー中のリンゴ・スターは有名ミュージシャン6人を連れて3年ぶりの来日だ。
その温厚な人柄によって、ビートルズ時代の彼が歌った『ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ』さながらの人脈を誇ると前からよく言われていたことを証明するように、ステージが始まった瞬間から演奏者間の好ましい雰囲気がこちらに十二分に伝わってくる。
今回のバンド・メンバーは以下のとおり。
スティーヴ・ルカサー(TOTO)G./Vo.
グレッグ・ローリー(ex.サンタナ / ジャーニー)Key./Vo.
コリン・ヘイ(ex.メン・アット・ワーク)G./Vo.
ヘイミッシュ・スチュワート(ex.アべレージ・ホワイト・バンド)B./G./Vo.
ウォーレン・ハム(ex.ブラッド・ロック / カンサス / AD)Sax/Perc.
グレッグ・ビソネット(ex.デイヴ・リー・ロス)Ds.
実に豪華であると共に、懐かしい。 当のリンゴが今年で79歳だから、メンバー全体がおっさんバンドというよりもおじいちゃんバンド。 けれどもメンバーは活き活きした魅力に溢れており、尚且つ渋い。
ビートルズ時代にドラムセットの後ろで、どちらかといえば地味にふるまっていたリンゴ・スターについて、御本人及び大ファンの方々には申し訳ないけれど思った事は――
こんなにカッコ良かったっけ?
短髪と髭にサングラス、黒と赤でまとめたラフながら洒落た衣装、マイク片手に軽やかに歌い踊る細身の姿、力強過ぎないペースでドラムを叩く姿勢、なんともイカしたミュージシャンだったのだと改めて気づかされた。
また、柔らかな口調で次々と繰り出されるユーモアに満ちたお喋りと、ときには痛快な煽り文句が楽しく、大阪の聴衆ノリとも見事に合っていた。
客層はやはり年齢高めだったが、目についたのが高齢の女性の様子である。 リンゴより明らかに上の年齢でお一人様とか、曲げた腰を庇いつつ杖を手に来られている方とかを見て、ありふれた表現ながら ”元気を貰った思い”がする。
ステージからも客席からも活力のお裾分けを頂いて自分はまだまだ若造であるとの認識になり、感覚的に10歳以上若返った夜だった。
1.Matchbox
2.It Don't Come Easy
3.What Goes On
4.Evil Ways
5.Rosanna
6.Pick Up the Pieces
7.Down Under
8.Boys
9.Don't Pass Me By
10.Yellow Submarine
11.Cut the Cake
12.Black Magic Woman/Gypsy Queen
13.You're Sixteen
14.Anthem
15.Overkill
16.Africa
17.Work to Do
18.Oye como va
19.I Wanna Be Your Man
20.Who Can It Be Now?
21.Hold the Line
22.Photograph
23.Act Naturally
24.With a Little Help From My Friends~Give Peace a Chance
以上が当日のセットリスト。
幸せなコンサートの余韻は数日経っても続いている。
次はクイーンかな。
モンキー・パンチ先生の御冥福を祈ります。
来年のクイーンは只今どうしようか悩み中なんですよ。
トリビュート・バンドのほうはGWのも来月下旬のも参加予定で、クイーンネスについては店長の御厚意に甘えます。
モンキー・パンチさん82歳、また昭和の星がひとつ消えました。