震災後の明日がなかなか見えて来ない状況の中、幾つか思うところがあるので述べておこう。 これは被災されていない人たちへのメッセージと考えて頂きたい。
まず、これからの対策として、現地(現場)の肉体的及び精神的な疲労について最重視しなくてはならない。 大震災直後から危惧していたのだが、原発事故の早期収束がままならぬ今、いかに忍耐強い人であれど限界というものがある。 移動手段が確保されてきたこともあって、遠方からの協力可能な、技術者と心理ケアの専門家がそろそろ動き出すべき時である。
さらに、想像力の欠如や無知が招く数多の弊害を防がねばならない。 弊害とは問題解決に向けての遅滞然り、被災者に対する差別然りで、既に起こっていることだ。 諸外国の誤解を解く活動については、神戸のFM局やタレントのダニエル・カールさんなども情報発信して行なっているが、まだまだ不足感が強い。 国内ですら認識が覚束ないのだから言わずもがな、である。
もうひとつは、西日本が経済を牽引すること。 頑張ったり元気を出したりは、今回被災していない西日本が率先して役割を担うのが当然だ。
以上の事は類似した内容を当ブログで何回か書いているけれど、改めてしたためようと考えたのは、上記の実行に不可欠な「叡智」「行動力」「臨機応変」に欠けた内政の実状に業を煮やした為である。 ましてや、復活の足を引っ張るような私利私欲まみれの対応は言語道断と考える。
【夢の人】筆者としては、本来の趣きとかけ離れた文章を延々と連ねる気はないので、やはり花の画像でもアップしてお茶を濁す。
花は咲き誇る、何度でも。