夢の人

心はいつまでも子供のまま。生活感無き こだわり人は、今日も夢を追いかけて多忙です。

長い旅になりそうだ

2012-10-31 23:14:00 | Weblog
 桑名正博が意識不明から回復することなく逝く。 一昨夜が通夜、昨日が告別式であった。 桑名さんを乗せた車は大阪・御堂筋を “パレード”した。
「みんな頼むでえ。 あとは任せたからな」
 とでも言うかのように。

 若い頃の桑名さんは暴れん坊だった。 打ち上げの席では酔いにまかせて、本人と仲間が灰皿を投げ合って困るといった話を、家人から聞いたこともある。
 短気な性格に関しては、ミュージシャンの間でも逸話になっている。 命までそんなに急いで費やさなくてもよかったのに……

 昭和初期を模した横丁が梅田北側の地下にあると、つい最近知ったところだ。 タバコ屋、郵便局、甘味処などがレトロな佇まいで再現され、実際利用することが可能だ。
 横丁最奥あたりに小奇麗な飲み屋がひっそり佇む。 夜にならぬと開かぬ格子戸の外側に、芋焼酎「月のあかり」のポスターが貼ってあり、愁いを帯びた顔の桑名さんがこちらを見ている。

♪灯りをつけるな 月の光が
 やさしく お前を 照らしているから
 ふり向くな この俺を 涙ぐんでいるから
 長い旅になりそうだし
 さよならとは違うし
 この街から 出てゆくだけだよ

――桑名正博 『月のあかり』より

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電化製品グレる

2012-10-28 01:51:10 | Weblog
 かつても起きたことなのだが、再び我が家の電化製品が続けて不良化した。

 どうしてみんな一緒にグレるんだ、あーん!?と問いただしたくなる。 二週間前の無線ルーターに始まり、固定電話の子機、ハンディ・クリーナーと次々おかしくなった。
 電話の子機は要充電表示がしばしば出るようになり、子機本体は比較的新しいので、異常があるとすれば充電器あたりである。 充電器はもう在庫など無いだろうから、全部買い替えになったら嫌だなぁと思っていた。 幸い、量販店で「充電池」を買って付替えたらケロッと治ったので、これはやれやれであった。
 問題はハンディ・クリーナーで、壊れたのはメーカー自体がもう存在しないというシロモノ。 軽量小型で長らく華々しく活躍したが、ついにお別れの時が来てしまった。
 結論から言うと、他メーカーのハンディ・クリーナーを購入した。 近所の電気店で買ったが、店主曰くは「某隣国との軋轢」及び「ル●バなどに圧されて」各メーカーがほとんど作らなくなったとのこと。 想像していたとおりだった。
 新品は先代よりも、ちょっと大きくて重い。 いまどきハンディタイプの掃除機なんてと思われるかもしれないけれど、メイン掃除機として使っているダイ●ンと違って、チョイチョイッと掃除するのに良いんである。

 ル●バは外出中に掃除してくれるし、自分で充電しにゆく賢いタイプもいるから使ってみたい気もするが、バリアフリーとは程遠い己の家の構造を考えれば、宝の持ち腐れになる確率は高い。

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第2章も面白い! 【ネタバレ注意】

2012-10-20 01:59:05 | Weblog
 当ブログで昨年9月の記事にて紹介した『勇者ヨシヒコと魔王の城』の、第2章となる『勇者ヨシヒコと悪霊の鍵』が深夜に放送されている。
 第2章の開始日は地域によって異なり、当地では今週月曜夜にその1話目があったのだが、放映開始が後日になる “ヨシヒコ”ファンの方にとっては以下ネタバレになるので、場合によっては読まないで下さいませ。

 《伝説の勇者ヨシヒコが魔王を倒してから100年後、魔物の封印が解かれてしまったことで世界は再び悪の手に落ちようとしていた。 かつて勇者ヨシヒコが生まれ育ったカボイの村でも、結界が破られ魔物の脅威がすぐそこにまで迫り始める。 そこへ遠国からの使者が来て、カボイにはヨシヒコの子孫がいると伝える。 それを聞いた長老は、早速子孫を探し出そうとするが……》
 某有名RPGを基に制作した “低予算ハチャメチャ冒険活劇”の続編で、前作と同じキャストが名を連ねる。
 佐藤二朗演じる「仏(ホトケ)」は少々飛ばし気味。 台本どおりなのかアドリブなのか判らないセリフ回しは相変わらず絶妙だが、1話目でボケをかまし過ぎる展開になった。
 山田孝之の演技の面白さは、流れ上で2話目以降におあずけの形である。
 しかし、冒頭の
「冒険をはじめますか?」→「いいえ」、「冒険をはじめますか?」→「いいえ」
 この繰り返しが延々あって、ついにゲームソフト(?)がキレるところでは悶絶。 しみじみ嬉しくなってしまった。
 さらに “ヨシヒコ名物・豪華友情出演”で鈴木福クンが

「スケジュール(の空き)が、無いんです」

 と叫んだ時点で、んもう参りましたぁといった感じだ。

 脚本&監督の福田雄一がインタビューで『空飛ぶモンティ・パイソン』を目指したかったと語っておられた事を知った。
 前作の紹介時に此処で私が述べていたとおりだったから、我ながら正にこれはビンゴであった。

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メンテナンス完了のお知らせ

2012-10-16 23:16:00 | Weblog
 
  PCのルーターを新調する等のメンテナンスを行なっていた為に、ブログ更新が滞っておりました。
 本日完了しましたので、更新再開のご報告を致します。

 え? 毎年この辺の月はサボっているようなですと?
……確かに。 いやいやいやいや、ほんっとーにメンテナンスだったのです!
 ブックマーク確認に巡回もしますので、お邪魔した際には書き込み致すかもしれません。 どうぞ宜しくお願い申し上げます。

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山中教授おめでとうございます!

2012-10-09 23:55:00 | Weblog
 今年のノーベル医学・生理学賞に、京都大iPS細胞研究所長の山中伸弥教授が決まった。
記者会見に臨んだ山中教授は
「今後も研究を多くの人と協力してやっていく必要がある」
 と述べておられた。
 この研究には実際、まだ多大なる知能と時間、そして費用がかかるであろう。 いや、掛けなければならぬ。 その為に国は更なる人材の育成確保と、研究財源の保障を行うべきである。

だから、一番じゃなきゃいけないんですよ!


 日本の将来に光が射している。

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