夢の人

心はいつまでも子供のまま。生活感無き こだわり人は、今日も夢を追いかけて多忙です。

花見に行ったら

2013-03-31 23:51:20 | Weblog
 土曜日、毎年行く川沿いの桜並木を観に行った。 比較的暖かかったし、空も澄んでいたので、当たり前のようにデジカメを連れていった。
 ところが、である。 到着してからデジカメのバッテリー残量がほとんどないと判り、気が遠くなってしまった。 レンズを自動収納するのにも電力を喰うので、電源オン状態のままで持ち歩き、力を振り絞らせてシャッターを切る。 どちらかといえば用心深い性格なのに、何たる不覚と焦ることしきりである。
 デジカメが言葉を話せれば
「お腹空いたッ! いい加減にしてよ! この、ヒトデナシ!」
 と罵りそうだ。
 なだめすかして撮った写真の結果は、必死さが幸いしたのか良く撮れていると思う。
 明日から卯月、新年度。 桜前線が過ぎ去ってしまわないうちに、今年の桜の画像をアップして記事にするつもりなので、もうちょっと待っていてチョーダ~イ♪

∽∽∽画像の花、アルストロメリアの花言葉は「未来への憧れ」∽∽∽

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2年前のこと

2013-03-26 18:27:30 | Weblog
 近所の広い池がある公園にて、先日アオサギを見かけた。 池で餌を探している姿はそれまでに幾度かみていたのだが、池の中ではなく人間が普通に歩く道に珍しくチョコンと立っていたのである。
 見かけた人々は一様に立ち止まり、しげしげと眺めたり写真を撮ったりしている。 デジカメを持っていなかった私は携帯電話で写真を撮ることにした。
 大きなアオサギはケロッとした様子で、風に吹かれている。 幼児が傍までよちよち歩み寄れど、全く意に介さない。 手を伸ばせば届きそうな距離だ。
「こんなところまで上がってくるなんて珍しいですねぇ」
 と、やはり同じように携帯を構えた女性の声に
「ほんとですね」
 と微笑んだ後、買い物に行かねばならぬ為に後ろ髪ひかれながらその場をあとにした。
 そして私は、サギの右肩辺りの羽に凹みがあったのを見逃さなかった。 もしかして、という或る記憶があった。 帰宅して携帯のデータフォルダを確かめた。 ちょうど2年前の春、同じ池で撮った遠景にアオサギが居る。 サギの右肩には凹みがあった。
 2年後に同じ鳥に出会ったのである。

 画像は2年前の神戸港を群れ飛ぶカモメ。
 何故これほど集まっているかといえば、熱心に餌をやるひとりのおじさんがいたからだ。 おじさんの頭部は見事なまでに禿げあがっていて、頭に停まろうとするカモメ達はマンガみたいに悉く滑っていたのだった。
 あのおじさんは今でも同じように、餌を与え続けているのだろうか。

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人間ドックに行ってきた

2013-03-18 17:56:50 | Weblog
 先週後半、今年の人間ドックに行ってきた。 空腹を通り越して無感覚になる一泊二日である。 毎年の恒例行事になっているので慣れてはいる。
 詳細なデータ表は後日送られてくるが、担当医による検査当日説明の範囲内では、ほとんどピッカピカの結果だった。 何故「ほとんど」なのかというと、良性の胃ポリープが毎度あって出たり引っこんだりしているからだ。 それ以外は血液像も今迄で一番と言っても過言ではないくらい、ツルツルピッカピカに正常な状態であった。
 昨年と比べて体重が減少したのと、胃の調子があまり快調でないのとを医師に再度伝えたが、ピロリ菌も居ないし画像診断でも異常は無いし、もし体重減少が続くようなら胃カメラではなくレントゲンを撮るのも視野に入れておけばとのことで、とりあえず納得して帰ってきた。
 胃カメラは口からではなく鼻から入れる方法を選択しており、自分は最もラクである。 リアルタイムで本人の体内を見られるカメラが好きで選ぶけれど、カメラにはカメラの、レントゲンにはレントゲンの、それぞれ得意技があると知っている。 片方で判明しなくとも片方で何かが判る場合がある。
 身体のメンテナンスは決して嫌いじゃないから、今後よぉく気をつけておいて、次第によってはバリウムを食することになりそうだ。

 今週は神戸行きの予定。 なんやかやと暇なしである。

コメント (2)
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震災から2年、忘れてなどいません

2013-03-11 18:21:30 | Weblog
 東日本大震災から今日で2年。 忘れられているかもしれないと不安の声が、被災地から上がり始めている。 忘れてなどいない。 少なくとも私の周囲はこの3月11日だけではなく折に触れては思い起こす人が多く、今月に入って現地を訪れている人間も少なくない。

 震災の後に大きな余震が続いた時、或る人が書いていた言葉に苦笑しつつ頷いてしまったことがある。
「神という存在が本当にいるのなら――てめぇ、いい加減にしろ!と、ぶん殴ってやりたい」

 震災から少しだけ立ち直った方々がおれば、全く改善しない状況に苛立つ方々もいる。 阪神淡路大震災と大きく異なるのは「除染問題」「風評被害」、このふたつの点に尽きる。 地震の揺れだけであったなら、と敢えて非情な感想が湧くのも当然かもしれぬ。
 しかし、何十年かかろうとも完全なる再生へ向かって歩む日本人でありたいと願う。

 改めて、黙祷。

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山が、星が、見えない

2013-03-07 23:58:50 | Weblog
 昼間は山の稜線が、夜間は1等星ですら星の姿が、わが町では見えない。

 近頃は観測地点として主に熊本県(わ~い、くまモン♪……また余計な事を書いてしまった……)などで、汚染物質の数値が基準を超えたとか報道されているが、とっくに日本のあちこちが覆われていると考える。
 晴天で風の強い日に今まで遠景に見えた山並みが全く見えず、白く濁った空と区別がつかない。
 春まだ浅い夜空に都会ながら瞬いていた星が無く、漆黒の空間が広がるのみである。

 今週末が最悪な状況と言われているけれど、梅雨の時期迄は偏西風に乗って汚染物質が流れてくる。 桜真っ盛りの陽春も、薫風の5月も、である。
 しかも、今年だけじゃないんだよ!? ヘタすると、ずーーっとだよ。
 数年前からこのような状況にあったと判明している。 それを今更のように、某国がぬけぬけと公表するには意図がある。 己が国の大気と水を浄化する技術と資金を、日本から引き出したいからなのだ。
 必要なのは断固とした抗議であって、優しく指導するなどというスタンスでは決してあり得ない。


∽∽∽画像は室内で春を感じられるよう、活けた花∽∽∽

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