夢の人

心はいつまでも子供のまま。生活感無き こだわり人は、今日も夢を追いかけて多忙です。

海獣たちに注目 春の海遊館 ~No.1~

2019-04-28 01:40:00 | Weblog
 コツメカワウソの子どもが樹上でお昼寝中の姿であるが、保護色のように木の枝と同化しており位置が判らずに一瞬、
「あれぇ、何も居ないのかな」
 と思ったが、じっくり見てカメラ・ズームしたら可愛らしい寝顔が撮れた。

 
 これはカリフォルニアアシカのゴロ寝。 水揚げされたマグロみたいである。 昇天しているかの様子に、カップルの女性から
「あはは、怖くない? あの格好」
 という声が聞こえてきた。 確かにコワイ。

 
 ゴマフアザラシたち。 ”ゴマちゃん”は本当に絵になる。 左側の氷の穴から、ひょっこりと頭が出ているのが
おわかり頂けただろうか
……なーんてね。

 これらの海に棲む哺乳類を海獣と呼ぶが、彼等を見世物にしていると非難する向きの話をそこそこ耳にする。
 水族館で暮らす気持ちは、実際に住んでいる生物に話を訊かないことには何とも言えない。
 来場者が観察して明らかに劣悪な環境に置かれていると判断される場合は別として、自然界に本来は棲息するからという理由だけで人間が飼育すべきではないと決めつけるのは些か強引と考える。
 動物保護や愛護を名乗る団体から異論はあるだろう。
 しかし、育ててゆく過程でヒト側に愛情とか情熱とかが単純に有るか否かに尽きるのではないか。 それは水族館なり動物園なりといった大掛かりな施設であれ、各家庭のペットを始めとする小単位であれ、大差無くはないか。
 もしも、ヒト科の子どもが生物を見聞きする情操教育の機会がほとんど失われたとしたら、いったいどのような事態が起こるのであろうか。
 この話については、当ブログ内にて何度か採り上げてゆきたい。

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