夢の人

心はいつまでも子供のまま。生活感無き こだわり人は、今日も夢を追いかけて多忙です。

国旗を購入予定

2019-03-31 01:52:50 | Weblog
 ネットショップで国旗を購入しようと考えている。

《天皇陛下の譲位、皇太子殿下のご即位を間近に控えるほか、ラグビーワールドカップなどのスポーツ観戦で国旗を手にしたり掲揚したりする機会が増えそうです》――以上、産経新聞の広告より。
 東京製旗という企業が撥水性の高い素材で製作した様々なタイプの国旗を、産経ネットショップが販売しているようだ。

 筆者の子供時代には祝日のたび、近所のほとんどの家が門扉横などに国旗を掲げていた。
 そのような光景を見なくなって久しい。

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イチロー選手の引退に寄せて

2019-03-24 03:03:33 | Weblog
 イチロー選手の現役引退という衝撃と感慨が世間を駆け抜けた今週だった。
 日本国内の野球ファンはもちろんのこと、各界の著名人、他国球界などが様々な感想やメッセージを贈った。
 イチロー引退は、平成の終わりを告げる大きな出来事のひとつとして語り継がれるだろう。

 先日の引退会見では、東京ドーム球場で現役最後の試合に臨んだ時に、いかに御自身が球場の状態に心震わせたかが、ひしひしと伝わってきた。
「え、おかしなこと言ってます?僕。 大丈夫です?」
「お腹減ってきた、もうー! 結構やっていないですか、これ。 今時間どれくらい? 1時間20分? あらぁ、今日はとことんお付き合いしようかなと思ったんですけどね。 お腹減ってきちゃった」
 といったユーモアを交えながら ”金言”と表現してもいい言葉を丁寧に話してくれたのだった。
 それにひきかえ、記者とリポーターの質問の貧弱さには聴いている側も閉口した。 会見場で質問をする人間をせめてスポーツ媒体関係者だけにすれば良かったのではないか。 さすがに野球専門誌はしっかりしており、会見を上手く締めてくれたのであるが。

 以下に文字起こしをしたイチロー選手の返答部分のごく一部を紹介する。 これはルール違反かと思いつつ、筆者が憶えておきたい或いは広く周知して欲しいと判断した上で強引に掲載する。

「今日のあの球場での出来事、あんなもの見せられたら後悔などあろうはずがありません。 もちろん、もっとできたことはあると思いますけど、結果を残すために自分なりに重ねてきたこと。 人よりも頑張ったということはとても言えないですけど、自分なりに頑張ってきたということは、はっきり言えるので。 これを重ねてきて重ねることでしか後悔を生まないということはできないのではないかなと思います」
「やはり1本ヒットを打ちたかったし、応えたいって当然ですよね、それは。 僕に感情がないって思っている人はいるみたいですけど、あるんですよ。 だから、結果残して最後を迎えたら一番いいなと思っていたんですけど、それは叶わずで。 それでもあんな風に球場に残ってくれて。 まぁ、そうしないですけど、死んでもいいという気持ちはこういうことなんだろうなと、死なないですけど。 そういう表現をするときってこういうときだろうなって思います」
「50まで、いや最低50までって本当に思ってたし。 でもそれは叶わずで、有言不実行の男になってしまったわけですけど、でもその表現をしてこなかったら、ここまでできなかったかなという思いもあります。 だから言葉にすること。 難しいかもしれないけど、言葉にして表現することというのは、目標に近づくひとつの方法ではないかなと思っています」
「それと一弓(いっきゅう)ですね。 一弓というのはご存じない方もいるかもしれないですけど、我が家の愛犬ですね。 柴犬なんですけど。 現在17歳と7か月、今年で18歳になろうかという芝犬なんですけど。 さすがにおじいちゃんになってきて、毎日フラフラなんですが、懸命に生きているんですよね。 その姿を見ていたら俺頑張らなきゃなって。 これはジョークとかではなくて、本当に思いました」
「2001年に僕はアメリカに来てから2019年現在の野球は全く違う野球になりました。 頭を使わなくてもできてしまう野球になりつつあるような。 選手はみんな、現場にいる人たちは感じていることだと思うんですけど。 本来、野球は頭を使わないとできない競技なんですよ。 でも、そうじゃなくなってきているのがどうも気持ち悪くて。 ベースボール、野球の発祥はアメリカですから。 その野球がそうなってきているということに危機感を持っている人って結構いると思うんですよね。 だから、日本の野球がアメリカの野球に追従する必要は全くなくて、日本の野球は頭を使う面白い野球であってほしいなと思います。 大切にしなくてはいけないものを大切にしてほしいと思います」
「アメリカに来てメジャーリーグに来て、外国人になったこと。 アメリカでは僕は外国人ですから。 この体験というのは、本を読んだり情報を取ることはできたとしても、体験しないと自分の中からは生まれないので。 孤独を感じて苦しんだことは多々ありました。 ありましたけど、その体験は未来の自分にとって大きな支えになるんだろうと今は思います。 だから、辛いこと、しんどいことから逃げたいと思うのは当然のことなんですけど、でもエネルギーのある元気なときにそれに立ち向かっていく。 そのことはすごく人として重要なことなのではないかなと感じています」
 
 最後に筆者が他所に簡単に記したコメントを挙げておく。

「最終打席まで拝見しました。 イチロー選手、今までありがとう! 打って投げて守って走るという野球本来の醍醐味をMLBにも伝え続けてくれたあなたは日本人の誇りです」

コメント (2)
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さようなら、大野先生

2019-03-16 00:21:00 | Weblog
 作曲家の大野正雄先生が先日亡くなられた。 87歳、肺炎だった。 今日16日が告別式である。
 古くはフランク永井の『こいさんのラブ・コール』『大阪ぐらし』、また吉永小百合『奈良の春日野』を作曲した方だが、若い層はご存知ないかもしれない。
 私事になるが、かつて家人共々大変お世話になった。 しばしばマージャン卓を囲み、さらに毎年最高級の富士りんごを箱で送って下さっていた。
 今頃、先に逝ってしまった仲間と大好きなマージャンをなさっていることだろう。
 心より御冥福をお祈り致します。

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