夢の人

心はいつまでも子供のまま。生活感無き こだわり人は、今日も夢を追いかけて多忙です。

神も仏も

2014-09-30 18:07:00 | Weblog
 今月は墓参やら何やらでブログ更新もままならず、慌ててテンプレートを10月用に変更した。

 前回までは母親と共に墓参りに行っていたのだが、今年は暑さが残っていたこと及び年齢的な限界もあって母だけ実家にて留守番であった。
 すると母は、自分が一緒に参りにゆけない事が気になっていたせいか、亡き父(すなわち御自身の旦那様ですな)の夢を見まくったらしい。
 墓参の次の日に電話してきた母曰くは
「あんたたちが来てくれて喜んでいるのだろうと思って……」
 なのであるが、不謹慎で理屈屋の私は
「それは脳の働きです」
 とあっさり放言し、家人のヒンシュクを買った。

 神も仏も居て欲しい。 それは私の本音だ。 世の中に多くの不条理な出来事がまかり通っているけれど。

 先祖代々の墓は見晴らしの良い丘の上にある。 帰り道では金木犀が満開だったにもかかわらず、この夏を生き抜いた蜩の声が聞こえていた。

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ありがとう、ごめんなさい

2014-09-17 17:12:48 | Weblog
 居住するマンションの換気扇を掃除してもらう為に、仕方なく在宅していた秋晴れの今日。 損した気分になるけれど、PC前で私が必要もない情報を収集している間に、汗を垂らしながら台所換気扇をピカピカにしてくれたお掃除屋さん、ありがとう。

 大阪梅田で開催されていた『恐怖のかくれんぼ屋敷』がこの月曜日、無事に終了した。 遅まきながら先週に体験してきたのだが、中から聞こえてくる悲鳴とは裏腹に内容はいまひとつ盛り上がりに欠けたと思う。
 或る知人も同じ事をブログに書いており、前回までと異なり今回は屋内で、たまに演者のウロウロしている姿が局内だから見えてしまうのが興醒めである。
 また、中はドアノブを自分で回して開けて進む方式だが、二番目ぐらいの扉で引っ張ろうとするとビクとも動かず、あれれ?と逡巡すること暫し。 いきなりの引き戸であった。 判るかあぁーっ!
 お化け役の方々の出没タイミングがどうもズレているし、人数も少ない。
 出口直前には係のお兄さんが立っていたので
「もう終わり……ですか」
 と、ポツリと色恋沙汰のような言葉で尋ねれば
「はーい、お疲れ様でしたぁー」
 と満面の笑みで言われてしまった。
 昨年の『呪い歯』みたく最後にフェイントがくると勝手に思い込んで、出際を楽しみにしていたのに(涙)。
 しかし、来館者の多くは顔を引きつらせて出てきていたから、単に自分がお化け屋敷に強いだけかもしれない。 あまり怖がらなくて御免なさいと、いつもの如くスタッフに心の中で謝りつつ立ち去った。
 実はお化け屋敷やら恐怖モノを怖がらない深い理由があるのだが、語りだすと長くなるのでまた後日に記事にしたい。

 そんなこんなで(どんなだ?)もう長月半ば。

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9月初めに思うこと等

2014-09-03 16:48:30 | Weblog
 夏らしいウキウキ感が少ないままに通りすぎていった今夏である。

 全国的な気象異変による災害には言葉もないが、デング熱云々については、代々木公園にいた蚊が媒介したことに間違いないのだから、涼しくなるまで蚊に刺されぬよう注意すれば事足りると考える。 相次いで事例が報告されたゆえに騒ぎになっているのであって、現在ほどでなくとも前からそこそこな数の感染例は在った筈だ。
 私事だが、幼少期に罹患した病のうち未だに病名がしかと判らぬものが多い。 両ふくらはぎに赤い斑点が多数出たり、片側の腕だけに線状の隆起が現れたりといったもので、しばらくすると完治していた。 医療関係者の一族にもかかわらず、当時も今も原因不明。 過ぎ去れば何だったろうで済んでいる病気もあるという事だ。

 今年も既に4分の3が過ぎた。 “残数僅か”といったところである。 うかうかしていると、あっという間にトシをとっちゃいますよ? 少年老い易く学成り難し。 命短し恋せよ乙女♪
 さて、私が某会社勤めをしていた時に顧客用景品が幾つか余ったことがあった。 質の良い景品だから勿体無いため、社内の人間がタダで持ってゆけるようにタイムカード脇に積まれていた。
 ところが、誰もちっとも貰って帰ろうとしない。 そこで部下の事務員がその傍に張り紙をした。
「残数僅か、急げ!」

 景品は数時間で消えた。
 張り紙をした事務員は大学卒業したばかりのうら若き乙女だったが、人間の本質を見抜く力に長けていると感心したのを思い出す。

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