夢の人

心はいつまでも子供のまま。生活感無き こだわり人は、今日も夢を追いかけて多忙です。

『デトロイト ビカム ヒューマン』1周目プレイ終了

2018-05-31 23:39:05 | Weblog
 ゲーム『デトロイト ビカム ヒューマン』をまず1周クリアした。
 エンディングのうちでは、たぶんベストに近いと思しき方向で終われた。 熱中度というよりも没入感が強烈だった。 少し休んで周回に入るつもりだ。
 『ヘビーレイン』の操作性の妙と探偵要素、及び『ビヨンド』の叙情と儚さの美を兼ね備えた今作は、前2作品を上回る秀作である。 いずれ ”ゲームソフトを勝手に評価”で色々と書く予定だ。

 明日から6月、梅雨の季節。 多くの人たちと会う予定あり。 傘を差して出向くのも楽しい気分にさせてくれるのは、貴方達のお蔭と感謝して準備を整えておこう。

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『DETROIT BECOM HUMAN』

2018-05-27 17:58:00 | Weblog
 タイトルはPS4のソフト名で『デトロイト -ビカム・ヒューマン-』と読む。
 題名どおり、デトロイトの町を舞台にした近未来SF作品で、先日来プレイしている。 『ヘビーレイン』『ビヨンド』のチームが制作したゲームと言えば、ゲーム好きの方なら、ほぼ想像がつくと思われるクオリティの高さだ。
 当ブログで取り上げる場合 ”勝手に評価シリーズ”とか、クリア後に書くことがほとんどなのだが、冒頭から完全に心を持って行かれてしまったためと、クリアまでの周回に日数が掛かるのとで、取り急ぎプレイ中であると伝えたかったのである。
 まるで映画のようなグラフィックだという感想すら軽く感じる。 何故なら映画は自らが判断したりストーリーを変更したり不可能だから。
 今まで、アドベンチャーゲームでマルチシナリオはあまり好まなかった。
「分岐のある映画はない」
 というのが理由であった。 そう、映画みたいなゲームを求めていたのだ。 ノベルゲーは端からマルチありきで遊ぶから何ら抵抗なかったくせに、アドベンチャーでは選択による分岐を好まぬ部分があった。
 それが今回はどうだろう、正しい(?)展開を四の五の考える前に作品への没頭が強烈で、いや登場人物への没入感が尋常ではなく、初めに書いたように完全に心を持ってゆかれてしまう。
 ゲームをスタートすれば、3人のアンドロイドは貴方達自身となろう。 私がそうであるように……
 内容は重く、暗く、切ない。 ゲームは気軽に楽しくをモットーとする向きには決してお薦めしない。
 斯く云う筆者も『二ノ国Ⅱ』のスカスカなストーリー及び子供騙しなゲームシステムを、合間に挟んで箸休めにしているぐらいだから。

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気に入った『崖っぷちホテル!』

2018-05-13 19:40:31 | Weblog
 今季放映中の『崖っぷちホテル!』というテレビドラマがある。

 テレビ局が命よりも大事にしていそうな視聴率に関して非常に低い数字で推移しており、尚且つネット上の評価が芳しくない。
 以前あった某ドラマや映画に酷似した内容であるとか、主役男性の演技がド下手で面白くないとか、それはそれは驚くほどの低評価が並んでいる。
 ドラマの最初は以下のとおり。
 かつては高級ホテルとして名高かった『ホテル・グランデ・インヴルサ』だったが、今では父親から跡を継いだ頼りない女性総支配人と、やる気の全然無いスタッフだらけとなり、破産寸前の底辺まで陥っている。 そんな或る日、謎の若き男性客がホテルに姿を現して……
 第1話から観続けている自分の感想としては、
「こんな人相のフロント係、普通居ないでしょ」
「途中から見た方たちはリタイアするだろうな」
 となり、否定的な言葉も出る。 非現実的配役で笑いをとろうとした(1人だけね)点が安易なのと、回を追うごとに次第に変化してゆく人間模様は途中からだと少々把握しづらいかもしれないところだ。

 しかし、前回の鈴木浩介の真面目とコミカルが絶妙に混在した演技は、ともすれば軽佻浮薄になるこの手の物語を格上に押し上げた。 他の共演陣は渡辺いっけいを始めとしてがっちり固めてあるし、各ゲスト俳優も良いが、鈴木の渋い表現力に感銘すら受けてしまった。

 人間再生や企業再生のコメディは大抵想像のつく展開と終わり方をする。 おそらく、このドラマもそうであろう。
 ただ、舞台を支える演者の底力と不思議な魅力を持っているとなれば関係ない。 その ”力”が ”魔の日曜夜10時半”のジンクスを跳ね返すかどうか。 否、低視聴率の噂に佳作が埋もれたケースは山ほど存在したのだから、楽しみにしている固定客を離さなければ良い。

 オープニング曲のフランク・シナトラ『夜のストレンジャー』が流れる瞬間、自分は魔法にかかる。 音楽の力はさらに偉大なのだ。

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