日付が変わるまでハロウィンである。 だから記事を大急ぎでアップしている。 「泥縄」というやつである。
先日、利用したビジネスホテルのロビー・ラウンジもハロウィン一色で、かぼちゃを使ったメニュー等が並んでいた。
隣席には品の良い老婦人がふたり談笑しておられ、かぼちゃプリンを召しあがっていた。 オレンジ色のハロウィンかぼちゃに黒猫がくっついた器に、生クリームやチョコレートで飾ったプリンが詰まっている。
実は同じプリンを、後から座った私も偶然注文していたのであるが、老婦人のおひとりが御自身のお孫さんの為に器を持って帰れないかとウエイターに尋ねていた。 すると、ウエイター氏は即座に快諾して
「お客様も、お持ち帰りになるのでしたらどうぞ。 お包み致します」
と隣席に居る私にも、にこやかに声を掛けて歩み去った。
食後に綺麗に洗われた器は、ラウンジを出る際、葡萄色の不織布に包まれて小さな手提げ袋の中に鎮座していた。
今夜、わが家の飾り棚の上で、その器がこちらを向いてニンマリと笑っている。
先日、利用したビジネスホテルのロビー・ラウンジもハロウィン一色で、かぼちゃを使ったメニュー等が並んでいた。
隣席には品の良い老婦人がふたり談笑しておられ、かぼちゃプリンを召しあがっていた。 オレンジ色のハロウィンかぼちゃに黒猫がくっついた器に、生クリームやチョコレートで飾ったプリンが詰まっている。
実は同じプリンを、後から座った私も偶然注文していたのであるが、老婦人のおひとりが御自身のお孫さんの為に器を持って帰れないかとウエイターに尋ねていた。 すると、ウエイター氏は即座に快諾して
「お客様も、お持ち帰りになるのでしたらどうぞ。 お包み致します」
と隣席に居る私にも、にこやかに声を掛けて歩み去った。
そんなの、絶対に……頂きますとも!
食後に綺麗に洗われた器は、ラウンジを出る際、葡萄色の不織布に包まれて小さな手提げ袋の中に鎮座していた。
今夜、わが家の飾り棚の上で、その器がこちらを向いてニンマリと笑っている。