7月1日(木)にビルボードライブ大阪へ。 クレイジーケンバンドのビルボード・ライブ・ツアーの一環で、その日の2回まわしの初回に参加した。
今まで数多くのコンサートやライブに行ったが、開演が15時30分というのは嘗てない早いスタート時刻で、武漢ウイルス禍の影響たるや恐るべし。
サービスエリアS指定席で料理プレート&シャンパン付きだったにもかかわらず筆者は飲酒しないので、ランソンブラックラベルブリュットのワングラスをソフトドリンクに変更して注文するという勿体無さが若干悔しい。
ステージにメンバー10人が登場後、ボーカルの横山剣さんが姿を現して会場のボルテージが一気に上がる。
各客席にもブラスメンバー間にも適切な距離でパーテーションが設けられ、客全員がマスク着用で歓声を出せない代わりに拍手の渦が沸き起こる。 洒落た空間に流れる小粋で闊達な楽曲の数々、慎ましくもノリの良い聴衆、こなれた手際でサービスを届ける接客担当たち……無粋な感染対策に徹しなければならない昨今に、これらの連携があってこそ安心して純粋に音楽に浸る幸福を感じた時間であった。
思い起こせば2017年8月のツーショット写真の次に近い距離で、横山剣さんの勇姿に接したことになる。
ビルボード・ツアーは7月10日と11日に横浜にて催される予定だ。 煩わしいウイルス及び今夜の荒天による災害警戒をも乗り越えて、「イイネ!」が本拠地で繰り広げられることを祈る。