夢の人

心はいつまでも子供のまま。生活感無き こだわり人は、今日も夢を追いかけて多忙です。

ネズミじゃ無理

2008-03-01 00:46:17 | Weblog
 常飲酒する向きはとっくに読まれたかもしれないが、以下に一昨日配信の記事を引用する。

 〔恐怖体験をさせたラットにアルコールを注射すると注射していないラットより恐怖の記憶が長く残ることを、東京大の松木則夫教授らが明らかにした。(中略)ただ、楽しい記憶については、ラットでの実験が困難なため確認できていないという。松木教授は「記憶は、獲得後にいったん固定され、また思い出して不安定な状態になった後、再び固定されるという過程を繰り返し、徐々に薄まる。(深酒のときの記憶があいまいなように)記憶獲得時のアルコールは獲得を阻害する働きがあるが、再固定ではアルコールに逆の効果があったため驚いた。嫌なことを忘れるためには、酒を飲まずに楽しい記憶で上書きする方がよいのかもしれない」と話す〕――毎日新聞より

 米国の精神生理薬理学誌に発表とのことで、興味深い内容には違いない。 『酒と泪と男と女』のような飲み方がよろしくないのは、感覚的に或いは経験上理解していても、実験研究に基づいた上記の理論を聞けば尚更成る程と思った。
 さて、この記事の中で私がおもわず笑ったのは、「ただ、楽しい記憶については、ラットでの実験が困難なため確認できていない」といった大真面目な部分。 ラットにとっての “恐怖体験”は電気ショックを与えられる事であり、“すくむ”かどうかによって “恐怖の記憶”を確認したそうだが、逆の場合で「楽しかったですかあ」とネズミに尋ねるのは不可能なのだ。
 そうねぇ、それに折角楽しくても酔っ払って記憶飛んでしまっている人間も、正確な実験対象にはならんかもしれんわ、うん。


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2 コメント

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酒を飲んで忘れようとしても翌日には思い出していて「二日酔い」「浪費」「自己嫌悪」が残るそうです(苦笑) (yanyan)
2008-03-01 10:57:41
おはようございます!

この話題が。。。
実は、この話題をTVでちらっときいて以前、美輪明宏氏がタイトルの事をおしゃってて、酒場には霊が巣くっててイライラしているときは酒には近づかない方がいいとおしゃってました。
現在、体の為もあるのですが自宅では禁酒しています。
折角、感謝できる命を皆が取り戻してくれたのに
悪魔のyanyanになって呑みすぎて翌日は深い二日酔いになりお酒にも悪いような気がしていたんです。
科学的な実証で(^-^*)(・・*)(^-^*)(・・*)うんうん♪

>「ただ、楽しい記憶については、ラットでの実験が困難なため確認できていない」

(≧∇≦)ぶぁっはっはっ!!!
これはお間抜けな!!!!

>折角楽しくても酔っ払って記憶飛んでしまっている人間も、正確な実験対象にはならんかもしれんわ

(*´艸`)ムププ
でも、楽しいお酒って二日酔いが無いですよね!
年始に皆で呑んだ時は二日酔いなし!でしたし。。。
笑って楽しい気分を上書きしただけで内容は
  (。-_-。)ポッ(。-_-。)ポッ
なのかも。。。
σ(^^)も実験対象には向かないようです!
返信する
三日酔いしたことあります(笑) (りえ)
2008-03-02 23:46:27
yanyanさん、コメント有り難うございます!

>酒場には霊が巣くっててイライラしているときは酒には近づかない方がいい

人がガヤガヤと集まる場所で閉鎖空間、おまけに様々な念が渦巻いて澱みやすいから異界の者が寄って来るんですよね。
そこで悪いお酒を飲むとつけ入られるんでしょう。
ホールやライブハウスにも似た面があるので、以前の職場でも隅っこや階段に時々大人しく座っている霊サンが居ました。

お酒を飲みだした頃、適量が判らないのに宴会に臨み、三日酔いをしたことがあります。
使い物にならない状態で出社してぶらぶらしていた当時を考えると汗が……

>笑って楽しい気分を上書きしただけで内容は(。-_-。)ポッ(。-_-。)ポッなのかも

そうですね、「ほんわか~♪」な気持ちが残って心地良い!
忘れてしまってちょっと勿体ない思いをする時もありますが(^^)
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