タミータイム

近所に引っ越してきた日本人プレママちゃんは無事に出産をし、今日はじめて赤ちゃんを見せてもらいました。生後３週間、わーお、小さーい！我が家の双子がずいぶん大きく見えます。そう言えば、まだこのぐらいの時期によく、周囲のフランス人が双子を見て、「ま～あ！かわいらしいプチ・クルベット petite crevette（プチ小エビちゃん）だこと!!」と言っていましたが、いつから言われなくなったのかなあ？これはフランス語の表現で小さなちいさな物を表す言葉なんだそうですが、そんなことは知らない外国人の私は心の中で、「家の子は海老じゃないわよ、フン」と思っていたりして…。
さらには、赤ちゃんを腹ばいで寝かせるタミータイムをしている姿が海老に似ているからそう言うんだと、かなり長い間、誤解していました。家の子も生後１ヶ月からタミ―タイムしてました。













このタミータイム、本当は私、赤ちゃんが窒息するんじゃないかと怖くてやりたくなかったのですが、自宅で子供を預かる保母さんをしていた義母に、「ミルクを飲んだ直後は赤ちゃんもお腹が張って不快だからタミータイムをしてあげなさい」と言われ、嫌々やってました…。生後すぐに始めるのがよく、最初は赤ちゃんも苦しい姿勢なので２～３分だけ、そのうち赤ちゃんが強くなってきたら毎日30分やるのがいいそうです。いや、義母だけでなく、年配のフランス人ママンは必ずタミータイムをやらせようとするんですけど、これ、「ママンの目が届くところへ寝かせ、歌を歌ったり、話しかけたりして、遊びながら行うものだから窒息死はない」とのことです…。
赤ちゃんを腹ばいで寝かせていると、赤ちゃんはうつ伏せの状態から頭を持ち上げるようなって首や肩の筋肉が鍛えられ、そして次第に、頭を上げた姿勢を維持してどちらかに動かせるようになってきて、これが寝返りやお座り、はいはい、立っちができる運動発達能力の基礎となるそうです。
・・・そう言えば主人、寝る時の姿勢が必ずうつ伏せ、よく苦しくないなあと隣で見てるんですけど、これもタミータイムの賜物？