【2歳1ヶ月】
ベビーサークルを取り外してからすぐ、我が家のキッチン扉にはベビーゲートが設置されていました。子供の侵入を防ぐ、低い柵です。調理中に二人して足にまとわりつかれては身動きが取れないし、油がはねるのではないか、稼働中のオーブンの扉に手をつくのではないかと、気が気ではなかったからです。
それが、残念なことに1ヶ月ほど前、あまりの使用頻度に耐えかねたのか、ベビーゲートが外れてしまいまして。いや、使用頻度が多かったというよりも、「早く飯くれ~!」の攻撃で双子がゲートによじ登りそうな勢いでゆっさゆさと押したり引いたりするもんですから。そりゃ、壊れるわさ!
そしてこれを機に、このベビーゲートを外したままで試していました。だってね、初めてママ友ちゃんの家も、ご近所ママ友ちゃんの家も、キッチンは子供にオープンなのに、どの子も悪さをしない・・・これは日常の中でキッチンで起こりうる危険を教えているからよね?それから家の子、玉ねぎも見たことなければ、冷蔵庫が何であるのかも知らない・・・そろそろ「本物を見て学ぶ」と言うことも教えていかなければかなあ、と思い立ちまして。
双子は当然、ゲートがなくなったその日からキッチンへ乱入するのが日課となり、ご飯が出来るまでの時間はキッチンが遊び場と化し、果てはキッチンでご飯を食べると言ってきかない。今では、朝ご飯とおやつは作業台的なキッチンテーブルで食べています。
足も宙ぶらりんだし、テーブルも高いので止めさせようと思ったのですが、一口食べては「おいしい!」と絵本にあるポーズを真似するのが可笑しくて、よっぽどキッチンに入れてもらえたことが嬉しいのだなあと放置。
でーも、本当にベビーゲートを撤去しようと決めた最近までは、イライラの連続でした。戸棚を開けて野菜を床にばら撒かれたり、調味料をさわったり…。何度、ゲートを買い直して取り付け直そうと思ったことか!ダメダメばかりで叱ってばかりだし、昨日と同じことでまた怒らなければいけない事実に、私が疲れてしまって。
今でも、キッチンでは危ない存在の双子ですが、1ヶ月もするとようやく“キッチン”に慣れたようで、切っているナイフに手を出さない、調理中のお鍋にさわらない、ぐらいな最低限のルールは守れるようになってきました。こういうのが、「怒った甲斐があった」と言うのかな?まあ、とにかく、ベビーゲート再設置はやめておこうと思えるまでになってきたかな。『習うより慣れろ』を信じて!
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