Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

さよなら☆双子ベビーカー

2016-09-14 | 赤ちゃん用品

【3歳2ヶ月】
「ベビーカーってそもそも、何歳まで使うもの?」と思いながら、手放した時の双子連れ移動手段の術がなくなることが怖くて今まできてしまったけれど、とうとうとう!双子ベビーカー「 Poussette double S Twinner + 2 coques Sono 」を、シャモニから少し離れたシャンベリー( Chambéry )近郊の山中に暮らす、双子ベビー待ちママンへお譲りしました。2歳半を過ぎた頃から親子でバスへ乗ることが出来るようになり、つい最近まで抱っこ紐を持ち歩いていたのは本当ですが、そうなると双子ベビーカーの出番は皆無となっていきましたから、ベビーカーは卒業です。
昨日は、感謝の気持ちを込めて、ベビーカーを分解して洗濯しました。我が双子ももう、このリムジン並みの大型ベビーカーが押せるほどに大きくなりました!


このベビーカーシートは新生児をフラットに寝かせられ、そして車のチャイルドシートになるものなので、最初に使ったのはもちろん退院の日。生後10日目! 双子は小さく産まれることが多いので、この体に負担をかけない姿勢で長時間のっていられることが大事なのです。


ベビーカーへセットして初めて押して歩いたのは、生後2週間後。日本では生まれてしばらくは外出させないものですが、フランスではバンバン外へ連れ出します。この日も気の向かないまま、義両親にはっぱをかけられ、主人に促されて、嫌々に外へ出たことを覚えています。赤ちゃんはともかく、出産後のママンが嫌なの! 寝不足だし、髪はボサボサだし、洋服なに着ていいか分からないし…。どうして、分からないかなあ?
そして、3ヶ月の管理入院後では予想以上に体力が落ちていることに驚き、この巨大ベビーカーをこの先、何年も押して外出しなければならないことに、不安を覚えた日・・・
でも、今から考えたら、この“重いから安定感があって安心”なベビーカーがあったから、「(自分が育児ウツにならないように)頑張って外へ出よう」「(赤ちゃんがストレスたまらないように)外の世界を見せて上げよう」という気になれたんじゃないかな・・・
初めての出産は、もろもろに出費がかさむけど、ベビーカーはお金をかけていい物じゃないかな、と思います。ちなみに、この双子ベビーカーの金額、私の1ヶ月の給料をゆうに超えていました。ハイ


1歳にもなると、座席シートを新生児用から、体を起こして座る形の座椅子へ交換しました。このメーカーのものは、全てがセットになっています。その他、ベビーカーに必要なもの、レインカバーや日差し除けカバー、防寒フード、それから、ベビーカーにぴったりフィットするマザーズバッグもついていました。私たちは雪国に暮らすので、オプションで寝袋タイプの防寒具も買いましたっけ。
よく驚かれたのが、雪の上でも楽々歩ける大車輪と、そして、ブレーキ! ベビーカーにブレーキが付いているんですけど、双子が2歳近くなると総重量も重くて、平らな道でもブレーキをかけながら自分の体重をのせながら止めないと、停止線なんかで止まらなかったですね~。タイヤも専用の空気入れが付いていて、パンクしないタイプのものでした。
まあ、そんなディテールより、まずは大きさに皆さん、おののきます! 縦型だから、普通サイズのベビーカーと比較して、余計に大きく長く見えるんでしょうね。でも、私は縦型が便利でした。横型のベビーカーをよく見かけますけど、シャモニという雪が降る土地では、幅広では通れない道も出てくるんじゃないかなあ。買い物は、店が限定されますけど、ショッピングカートのあるところは絶対に入れますし。分解して車のトランクへ積む時も、コンパクトになって良かったなあ。あっ、コンパクトになるとは言っても、他のものは入らなくなりましたが…。


次のツインズちゃん達も、このベビーカーでママンとお散歩を楽しんでくれるといいなあ。でも、そのお宅にはもう、上の子が一人いるんですって。つらいだろうなあ、妊娠期…。

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