Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

ママンになって分かるコト

2014-04-22 | 出産・育児

息子の引きつけのような表情は翌日、さらに回数を増し、これはストレスなんかではなくて脳に異常があるのではと考えるようになりました。高齢出産でしたから、障害のリスクを多少は考えたこともあり、「もし障害があっても、人生をなげうって育てよう」と思いながらどこまで本気か、そう考えると自己嫌悪に陥ったりして、いわゆるマタニティ・ブルーな時期を過ごしたこともあったのですが、こういう現実を目の当たりにしてようやく、「ここに息子がいないことの方がつらい。まずは産まれてきてくれてよかった」と、はっきり思えてくるのです。
どこか痛いから顔を歪めているんじゃないか、次はいつ出るのか、私も主人も泣きそうな顔で息子ばかりを直視するものだから、とうとう娘が、これまでには見せたことのない不安げな顔で息子を見るようになってしまいました。これではいけないと、医者の予約を明日に控えながらも待ちきれず、主人の友人である、すでに引退した小児科の先生に自宅まで来てもらいました。
おじいちゃん先生は、やはり感情表現の一つだと言います。「3歳ごろまで続くけど、心配ない!」とニッコリ。その笑顔が、どれだけ私の不安を解かしたことか。ヤブ医者と言われた先生でしたが、『笑顔は人を強くする』、最高の治療です。そう、まずはママンである私がうろたえていてはいけない!
私の表情が変わったのでしょうか、娘が今夜はよく眠ってくれています。
20140422



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