【3歳8ヶ月】
本日、雨まじりの雪・・・しかし、こんな日でも子供は元気に滑っております!
滑ってる方は、いいよ。待ってる方だよ、つらいのは…。
もう、プルークボーゲンの練習が始まりました。子供フランス語では『シャス・ネージュ( Chassse-neige 除雪車)』と言うそうです。あくまでも、幼児語。子供に、スキー板を「ハの字」にしたまま雪をかき分けて進むイメージをてっとり早く教えるには、的確なイメージ表現だと思います。
ここのスクールでは『シャポー・ポワンテュ( Chapeau poitu とんがり帽子)』という言葉でも表現していました。スキーの板先を三角に・・・つまり「ハの字」のことです。
やや傾斜のあるだけの斜面で、大した距離ではありませんが、上から先生が子供を押しだし、滑りついた先に構えている別の先生が「シャポー・ポワンテュ!」と言って、ブレーキをかける練習をしています。
ここのスクールがどういう方針で教えているのかは知りませんが、スキーインストラクターをしている私の友人は、自分の息子に初めてスキーをはかせた時、プルークボーゲンを教えずいきなり、板2本を平行にして滑るパラレルスタンスからスタートさせたそうです。確かにスピードも抑えられてコントロールしやすいフォームなのですが、板の先端をハの字にさせ、膝を曲げさせて子供に滑らせると、たいがいの子はお尻が落ちて後傾になり、子供時代に後傾になってしまった姿勢を矯正させるのって、5年計画ぐらいで挑まないとなおらないんだそうです。
今日のスクールでは、「パラレルで滑ってプルークで止まる」を練習しているように見えました。これね、やっぱり子供スキー用語で、「フリット~( Frit フライドポテト)・・・ピッツァ~( Pizza ピザ)!」と声掛けするんですって。スキー板をフライドポテトと同じくまっすぐにしたまま滑りだし、切り分けたピザの三角形を作って止まる。フランス人の考えることって、面白いなあ。
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