日々是好日

身辺雑記です。今昔あれこれ思い出の記も。ご用とお急ぎでない方はどうぞ・・・。

村木厚子さんの矜恃 井上ひさしさんの気概 橋下徹大阪府知事の明快

2010-04-15 11:23:33 | Weblog
今日の朝刊からの三題である(引用は朝日朝刊から)。

昨14日、郵便不正事件の第17回公判が大阪地裁で開かれた。そのせいであろうかGoogle検索「郵便不正 藪の中」で一位と二位に現れた私の以前の記事①まだ「藪の中」の郵便不正事件と②郵便不正事件の行方 村木厚子元雇用均等・児童家庭局長が無罪であれかしへの訪問者があった。

繰り返しになるが①では次のように述べた。

逮捕された村木厚子前雇用均等・児童家庭局長が虚偽有印公文書作成・同行使容疑を全面否定しているということなので、今のところマスメディアの伝える話ではつじつまが合わない。最初は全面否認でもやがては全面降伏という事態も考えられるが、私としては全面否認が真実であってほしいという気がある。私なりに高級官僚に対するイメージなるものがあって、このような程度の低い事案でそのイメージを崩されたくないからである。

本省の課長・局長と言えばエリート官僚の最たるもので、刻苦精励のみで手に出来るポストではなかろう。村木前局長にしても見識ある女性キャリアー官僚としての自覚は当然あったはずで、「議員案件」がどれほどのものなのか知らないが、たとえ元部長からの指示があったにせよ、理に合わぬ指示に唯々諾々と従ったとは到底考えられない、と私は常識的に思ってしまう。女性のかたくなさに信を置きたいとの私の願望なのかも知れないが・・・。(強調は私)

そして②では「無罪であれかし」と強調した。次は朝日朝刊の記事であるが『「公務員30年の信用」譲らず』との村木さんの主張にわが意を得た思いをした。全国津津浦浦の公務員の方々に国民が寄せる信頼と期待の大きさを重く受け止めて頂きたいとあらためて呼びかけたい。それにしても同じ公務員といいながら、自らの証人が次から次へとその証言を覆していくようなずさんな取り調べを恥とも思わない検察官のちゃらんぽらんな仕事ぶりには怒すら覚える。真相が一刻も早く明らかにされることを願いたい。


井上ひさしさんの最後の模様を朝日朝刊が伝えた。


食糧難の時代をくぐり抜けてきた仲間である。まったく同感。それにしてもその気概がすごい、そこまで出来た井上ひさしさんはほんとうに幸せ者である。


これまた分かりやすい橋下知事の考えである。『料金(改定に)は府の同意が必要なのに、国が一方的にプランを出すのは理解不能。民主党の地域主権は虚像』と物事の本質をすぱっと言い切れる知事を選んだ大阪府民はほんとうにご立派である。そういうことに目が向くスタッフが育ってきたのだろう。指をくわえて隣の県から眺めている。


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