日々是好日

身辺雑記です。今昔あれこれ思い出の記も。ご用とお急ぎでない方はどうぞ・・・。

「キムチベーコンの卵丼」の美味かったこと

2011-02-08 20:37:53 | Weblog
日経夕刊に小泉武夫さんの「食あれば楽あり」という欄がある。今日の記事はベーコンの美味しい食べ方で、「ベーコンのお茶漬け」、「ベーコンとキャベツのスープ」、それに「キムチベーコンの卵丼」が紹介されていた。これがその卵丼の作り方、味わい方である。


ここまで美味しいそうに書かれたら、読むだけで唾が湧いてくる。数日前大阪の鶴橋で買ってきたポッサムキムチが幸い一回分だけ残っていることでもあるしベーコンもあるので、さっそく作ることにした。このポッサムキムチは牡蠣、貝柱、イカに魚肉など海鮮類の入っているのが特徴で、さらに各種の野菜に果実に木の実など素材の種類がとても多く、それだけに実にまろやかな旨味を醸し出している。生の海鮮類を別に取り出して、残りを適当な大きさに刻んだ。またベーコンはちょうどブロックがあったので5ミリ幅の薄切りにし、さらに角切りにした。調味料は一切使わず、キムチの漬け汁に湯を少し足してだし汁代わりとした。最後は卵とじの上に海鮮類を戻して出来上がり、5分もかからなかった。


食べ出すと驚いたことに小泉さんの書いた通りにことが進んだ。違うのは一口食べることに「美味い」という言葉が飛び出ることである。10回くらい声に出したか、「もう分かった」と妻が言う。実はキムチ、彼女の好みではないので、不断から遠慮しながら買ってくるのである。食べ終わってここぞとばかり「ああ美味かった」で締めくくった。