日々是好日

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衆議院比例代表の永田議員は党員資格停止で議員辞職すべし

2006-03-02 12:03:12 | 社会・政治
永田議員が自らの意志で国会議員を既に辞職しておればいいのにな、と思いながらの一文である。

衆議院議員選挙で地方選挙区から立候補した候補者が落選したのにもかかわらず、比例区で復活当選するなんて、何故そこまで候補者を手厚く遇するのか私は釈然としない。しかし共産党や社民党のように地方区では当選者を出し得ない政党でも比例代表を国会に送り込むことで国民の多様な声を国政に反映し得るのでその意味では比例代表制を歓迎する。実は私の持論は『地方選挙区廃止』なのである。

永田寿康衆院議員は『ガセネタメール』事件で民主党から半年間党員資格停止の処分を受けた。民主党員としての資格を失うわけで、それはいい。ややこしいのはこの永田議員が前の選挙で千葉二区では落選したにもかかわらず比例区南関東ブロックでの復活当選者であることだ。民主党の看板があってこそ議員になれたのである。その民主党が永田議員の党員資格を停止することで、彼が比例代表の議員として依って立つ基盤が失われた。

警官とか教員が不始末を犯してそれなりの処分を受ける場合に、公には免職処分でなくても本人が辞職することでけじめをつけることは珍しくはない。

永田議員は即刻自らの意志で国会議員を辞職することで国民に謝罪を果たし、国会で除名処分を受けるような不名誉を回避すべし。せめての忠告である。