ごじらいく

足跡の先に・・・

さまよう人たち

2024年08月18日 | 日々のつぶやき
新聞の折り込みチラシに、「一人に一袋、お米買えます。」と、載っていました。
父と慌てて買いに行きます。

そのスーパーが開く時間を狙って、いそいそと自転車を走らす二人です。
スーパーに着くと、一目散にお米を買い物かごに入れて、ピースをしました。
そのあと、ぶらぶら買い物をして、レジに向かおうとしたら、もうすでにお米は売り切れになり、後から来た人たちはがっかりした様子。
これは早い者勝ちなんです。

帰ろうとして、自転車を出して外の出口まで行くと、ざんばらに置かれた自転車たち。
慌ててお米を買いに来て、駐輪場にちゃんと直せない自転車の山です。
今まで、そのスーパーに行って、こんなに悲惨な光景を見たことがないのです。
これは、きっとお米だけを買いに来た人たちの執念です。

自転車の墓場を抜けて、帰途する間、私は満悦な気分になります。
ちゃんと毎回、スーパーに行っているおかげです。
お米も買えたし、値引きもあってルンルンな気分でした。
また、おいしいご飯が食べられます。


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