急ぎすぎ

以前の施設の元同僚は、私に早く自立するように言います。
なんで、そんなに急ぐのか。
まだ、親も生きているのに。

「私なんか、小学生の５年生の頃から料理を始めていたよ。」というのです。
親が共稼ぎで家にいなかったせいでしょう。
何につけても、「急げ。急げ。」というのです。
何をそんなに急ぐのか。

確かに、まだ親に頼っている私を見るとイライラするかもしれません。
人にはそれぞれ時間のリズムがあって、それに沿って生きているのです。
私の時間はスローなんです。
それに急げというのは、酷というものでしょう。
私が考えるに、きっと羨ましいのではないか。と、思うのです。
のほほんと生きている私を見ると、とてつもなくイラつくはずです。
それを、まともに言ってくるのは筋違いというものでしょう。

もう少し、人の生活リズムを考えてほしいのです。
親が死にそうになっているのではない私に、親の死んだ後のことを言ってくるのは間違っている。
そうなったら、そうなったで、また考え方が変わるかもしれません。
今はそっとしておいてほしい。と思ってしまいます。
確かに、もう親も年をとっているのは否めないけど。