本当に困ったのが、「足の爪切り」なんです。
昔は、難なく爪を切れたのに、今では腹の肉が邪魔して手がつま先まで行かないのです。
こんな時、「もっと痩せていたら。」と、思うのです。
しかし、喉元過ぎれば熱さを忘れるという感じで、爪を切り終わったら、またそれを忘れてしまうのです。
何でこんなに太ってしまったのか。
それは動かないからです。
適度な運動をしない私は、爪を切るのに、フーフー言いながら、毎回、「ダイエットしなきゃなぁ。」と、後悔するのです。
太っている人がいつも思う事は、簡単な運動ですっきり綺麗に痩せることを考えるのです。
私は、40歳の時、「エビちゃんみたいな体になれたらなぁ。」と、いつもいつも願っていました。
それは無謀な考えなんです。
そんなこと本当に無理なことです。
今、私がエビちゃんみたいに痩せたら、腹の皮がたるんで、見るからに気色悪い体になるのです。
そうなってくると、適度に太っているのが綺麗に見えるのです。
お相撲さんは、太った体を自分で維持することが出来ず、周りの人の助けを借りているそうです。
普通の太っている人は、そんなこともできないので、フーフー言いながら、自分を管理します。
頭によぎる「ライザップのCM」に、「アカン、アカン。」と、言いながら、今も必死で爪を切るのです。