働くなら食堂で

ある小説を読んで、「働くなら食道がいい。」と、思うようになりました。
できれば厨房で。
自分の料理のレパートリーも増えるし、食費がかからなくていい。と、思います。

今回、私が読んだ小説は、「愛は味噌汁」という山口恵以子さんのものでした。
いろいろな料理が出てきて、それが美味しそうだったから。
料理もいいんですが、ほのぼのとした店主と店員、お客のやり取りが絶妙なんです。
「こんな店で働けたら、本当にいいなぁ。」と、思ってしまいます。

私はどちらかというと、和食が好きなんです。
肩が凝らない食べ物だと、尚、いいんです。

食堂のおばさんシリーズは、今回読んだ本で3冊目らしいんですが、その前の2冊はまだ読んでいません。
是非とも図書館で借りて読んでみてもいいなぁ。と、思ってしまいました。
以前、山口さんがテレビで紹介されたのを見ました。
山口さんも食堂のおばさんみたいだったんです。
だから、なんとなく場の雰囲気が本に出ているのかもしれません。

ある人が、「本を読みなさい。選り好みをしてはいけません。」というのを見たことがあるんです。
今回、いつも読む人の本ではなく、適当に選んだ本でした。
「本当に選り好みをしてては、面白い本に巡り合うことはできないなぁ。」と、思うようになりました。
山口恵以子さんも好きな作家のひとりになりました。