川端裕人のブログ

旧・リヴァイアさん日々のわざ

田中長徳さんのGRD本

2006-08-30 18:09:00 | きうらきら光ったりするもの
GRデジタルワークショップGRデジタルワークショップ
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:2006-07
今度ちょっとだけお仕事でご一緒することになりそうな田中長徳さんのGRD本。GRDの機能解説をしているわけではなくて、ライカ→GRへと続くレンジファインダーカメラの流れの中で、撮る歓びを日々かみしめるみたいな本。こういうのが出るあたりがまさにGRDなのだなあ、と思う。



 「本の旅人」に山之口洋さんによる評

2006-08-30 05:56:13 | ひとが書いたもの
角川のPR誌「本の旅人」で、山之口洋さんが「てのひらの中の宇宙」の評を書いて下さいました。
大きな書店などで手に入るのでしょうか……。

山之口さんとは、文藝春秋のPR誌「本の話」(なんか似てますが)で、読書エッセイ連載で肩を並べた関係。
何年も前の話だけれど、こちらで今も読めます。
ちらりと読んで頂ければ、鋭くも一貫したまなざしの評者としての山之口さんがご理解いただけるか、と。
今回の「てのひらの中の宇宙」も、ぼくが書きたいと意識化していたことをさらに深めるような読みをして下さっています。
さてさて、それはそれとして、山之口さんのお仕事には、作品以外にも、いろいろ以前から興味があって、たとえばこの「紙のキーボード」。自分が親指シフトにこだわっているのが、ある種「保守的」に思えるほど(まあ、本当に保守的なんだけれど)、尖っている。なおかつ、合理的で、根源的だと感じるわけです。

ちなみに、まだ作品を読んだことがないという方には、まずこちら。
オルガニストオルガニスト
価格:¥ 580(税込)
発売日:2001-08


そして、去年出た、こちら。
完全演技者完全演技者
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:2005-08-31


いずれも音楽をめぐるお話なのだけれど、読みやすく、なおかつ濃厚なので、入り口にはもってこいでしょう。「オルガニスト」はデビュー作でもあって、初読時、とても清冽な衝撃、というふうな感覚を抱いたのを覚えています。文庫版はかなり大幅に改稿されている(なにしろ、語りの人称が変わっている)とのことで、実は楽しみ(ぼくが読んだのは単行本版)。

個人的には、傑作「われはフランソワ」の版が途絶えて、読めなくなっているのが残念。

「てのひらの中の宇宙」の見本が来る

2006-08-29 07:35:53 | 自分の書いたもの
R0012156昨晩、角川のGさんがとりあえず二冊持ってきてくれた。
これはひょっすとると、ぼくの本の中で一番文章が少ないかもしれない。余裕のあるつくりって悪くないなあと思う。

いつも行っているワイン屋さんが休みで、近所のスペイン料理屋でリオハの赤を飲んだ。

書店に行くと、思わず「うえっ」と吐き気がする話で盛り上がる。
本当にたくさんたくさんの本があって、その背後には著者がいて、編集者がいて、スペースの取り合いをしている。

本を書く行為は基本的に自己主張だ。
多くの人々の自己主張が、ぶつかりあい、競い合っている姿が、書店ではまさに「目に見える」わけで、しばしばげんなりにしてしまう。
なにより、そのぶつかり合いの中、競争の中に、自分もいることを感じることが、その「げんなり」の最大の要因なわけなのだけれど。

とにもかくにも新しい本。
そんなに競わなくてもいいから、静かに売れるべし。
届くべき人に届け。
それを祈るのみ。


日本政府は「言葉」をうまく使いこなす

2006-08-28 08:07:15 | 喫煙問題、疫学など……ざっくり医療分野
Health treaty dilution: a case study of Japan's influence on the language of the WHO Framework Convention on Tobacco Control -- Assunta and Chapman 60 (9): 751 -- Journal of Epidemiology and Community Health.

こういう論文がある。Journal of Epidemiology and Community Healthに掲載されたもので、たばこ枠組み条約(FCTC)が成立する際、日本政府がいかに上手に条約を「弱めた」か検証している。

著者らは、サマリー・リポート、文書での提言、会議での提出書類、スピーチなど、ぜんぶで六回行われたFCTCの準備会合での日本政府の発言をチェック(ぜんぶで94文書)。こういうものはWHOのFCTCドキュメンテーションセンターというところから手に入るそうだ。

それで、検証しているのは、日本政府が、"Appropriate"とか、"May"とか、"Or other measures"とか、"According to national law"とかいった表現を盛り込むことを主張し、論点を曖昧にしたり、別の解釈を可能にしたりしたということ。そして、日本政府は条約を弱めることに成功し、国際的なたばこ対策も、less succesfulなのもになったと結論する。

ちなみに、この論文の新しいところ、面白いところというのは、

This is the first paper to analyse a country’s influence in the WHO Framework Convention on Tobacco Control (FCTC) negotiations and the outcome as reflected in the final text of the treaty. While there have been news reports and anecdotal reference to Japan’s obstructive role during the FCTC negotiations, this is the first paper to analyse their specific language proposals for the text made during the negotiations. This is also the first paper that addresses the element of optional language that provides for flexibility (read weakness) in the FCTC.


だそうです。

たしかに、ニュースとしては、日本側がいかに条約を弱めようとしているかということは伝わっていたけれど、それをこうやって公式文書を読み込んだ上で明らかにしたのは、これがはじめてなわけですね。

「十五少年漂流記」の名訳はどれだろう?

2006-08-27 06:48:25 | ひとが書いたもの
年末にニュージーランドに行くので、息子に十五少年漂流記を読ませようかと思い当たる。
しかし、たくさん訳が出ているものだ。
自分がむかしどの訳で読んだのかも分からないし、どれがよいのかも分からない。
本当なら全訳を読ませたいけれど、小学校三年生にしてみれば、抄訳の方がいいのかもしれない。
それよりもなによりも、信頼できて楽しめる訳ってどれだろう。
悩む。

十五少年漂流記十五少年漂流記
価格:¥ 893(税込)
発売日:1994-03

アマゾンで一番上に来る。でも、142ページ。抄訳か。
十五少年漂流記十五少年漂流記
価格:¥ 756(税込)
発売日:1990-06

これはフルサイズぽいですね。でも、新書サイズ?

十五少年漂流記十五少年漂流記
価格:¥ 840(税込)
発売日:1993-08

これは自分用にゲットか。

十五少年漂流記十五少年漂流記
価格:¥ 1,680(税込)
発売日:1998-03

これは抄訳、ですね。100ページあまり。こういうのから入るのがいいのか……。

十五少年漂流記  少年少女世界名作の森〈3〉十五少年漂流記 少年少女世界名作の森〈3〉
価格:¥ 998(税込)
発売日:1990-01


十五少年漂流記 痛快世界の冒険文学 (1)十五少年漂流記 痛快世界の冒険文学 (1)
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:1997-10

ページ数からいって、「フルサイズ」かも。

十五少年漂流記十五少年漂流記
価格:¥ 1,995(税込)
発売日:1987-08

これもフルサイズっぽい。講談社って、複数の訳者で出しているのですね。

二年間の休暇(上)二年間の休暇(上)
価格:¥ 735(税込)
発売日:2002-06-14
二年間の休暇(下)二年間の休暇(下)
価格:¥ 683(税込)
発売日:2002-06-14

この上下巻は、タイトルからして、「原文に忠実」。「編集度」が小さいと期待でしたいところ。

ああ、結局よくわからない。こういう時はネットじゃなくて、書店で手に取るべきかもしれませんね。
ご存じの方のコメントを待つとともに、ぼく自身、書店でみたら報告します。

口内炎をイソジン原液で焼く

2006-08-26 07:30:09 | 日々のわざ
かなり大きな口内炎が出来た。
治らない。
そこで、綿棒にイソジンをつけてじゅわっとやってみる。
これが効いたような効かないような。
少なくとも、どんどん直径が大きく成長しつつあったことに歯止めがかかった気がする。
やっぱり効くのだろうか。
ヘルペスウイルス(?)にイソジンは有効なのかどうか。

実は通っている歯科の衛生士さんが、おそろしい治療をしてくれる。
虫歯の進行をとめるサホライドという薬剤(フッ化ジアンミン銀)を口内炎に塗布すると、ウイルスどころか口内炎の病巣全体が吹き飛ぶくらいの殺菌力(?)で、一瞬痛いけど、もう翌日には治っている。つまり、口の中の粘膜の再生が速いことをいいことに、ドカンといく作戦。これは本当に効く。「一発」だ。

かといって、そのために歯科に行く気にもなれず、地道にイソジン塗布。

あ、なんか、ほかにこいつは効くぞ、というふうなやり方があったら是非、ご教示を。

ずっと前に行ったのだけれど……

2006-08-25 06:49:17 | 川のこと、水のこと、生き物のこと
Img_6462今頃、恐竜博2006の話題。
スーパーサウルスでかい! というのを確認しにいったようなもの。
子どもたちはよろこぶよろこぶ。
ただ、実際に骨が出ている部分が少ないので、ほんとうに模型然としているのが残念。
Img_6499一角にはこんな展示があって、竜脚類の首の可動範囲について説明してくれている。そういえば、復元されている骨格もかなり意識的に首が「地面より」だった。
ガイドブックには、わざわざガイジン研究者に、そのあたりの「正統な復元」について語らせているのだけれど、それって、わざわざそうする必要があったのだろうか。いわゆる「吊り橋構造」や、長い首の支持の仕方について、決定版的な論文がここ二三年のうちに出たってことなのかしらん。「竜とわれらの時代」を書いてから後のことはあまり知らず……。

ぼくが竜脚類の体の構造のこういうコンセプトについて知ったのは、平山廉氏の「最新恐竜学」だった記憶があるのだけれど、それはかれこれ7年も前の本なのだなあと感慨を持つ。
最新恐竜学最新恐竜学
価格:¥ 798(税込)
発売日:1999-07


理想の読書椅子コンクール

2006-08-24 07:02:39 | 日々のわざ
資料を読んだり、本を読んだりする時、パソコンを設置してあるメインデスク環境はいまいち。
アーロンチェアをやや前傾させて使っているし、これって、本を読む姿勢としてはどうよ、なのですね。かといって、背もたれを倒してみても、足がぶらんぶらんするし、お尻がひきつれるし……アーロンチェアはワーキングチェア、ということで。
じゃあ、どうするか。
リラックスできて、読書しやすい環境ということで、まずはオットマン付きのリクライニングチェアの導入。
読書灯も近くに設置して、これがなかなかよろしいのです。
ところが落とし穴があって……、つまり、すぐ眠たくなる。
睡眠不足の時に、15分うとうとする、というような目的には最適なのだけれど、本は集中して読めないというとんでもない欠陥が。

というわけで、リクライニングチェアはダメです。オットマンがついたらさらにダメダメ。

じゃあ、どういうのが一番なのか、考えていたら、今まで出会った中での理想型は、近所のエクセルシオールの一人ソファ。お尻部分も背もたれもふかふかで、足を前に投げ出して、読めるやつ。適度に小さくて、尻が深く沈み込みすぎず、背中もしっかりサポート。
スタバのも悪くないのだけれど、ちょっと深すぎるのですね。
ああいうの買って部屋に置こうかなあ。
と真剣に検討中。

フリッパーズ・ギターの「秘話」系ブログ

2006-08-23 07:01:11 | ソングライン、ぼくらの音楽のこと
知らない間にこういうブログが出来ていた。
8月25日(あさってじゃないっすか)に発売される、フリッパーズギターのオリジナルアルバムのリマスタリング版プロモーションもかねて、フリッパーズ誕生の昔から解散までを知る、当時のスタッフ(プロデューサーさんのよう)が「あの頃」を時系列に綴るという企画。
ちなみにリンクは7月7日にブログがスタートした日のパーマリンクにしてあります。
で、初日から読んでいて、驚いた驚いた。
フリッパーズはぼくにとって、最後のアイドル。とにかくアルバムはベスト版も含めて全部買ったけれど、雑誌やらテレビやらにでているのは見たことがなくて……。
でも、往事はかなりでていたのですね。なぜ知らなかったかというと、たぶん、彼らのデビューが89年で、それって、つまりぼくがテレビ局に入社して24時間働けますかってくらいに働いていた時代だからでしょう。

とにもかくにも、小山田圭悟氏の大事故でデビュー直後のライヴができなくなったとか、その間にロリポップソニックの五人組から三人が抜けて二人組になったいきさつとか、抜けた三人の一人は音楽ライターの井上由紀子氏だとか、なるほどそういうことが起きていたのか、と感心することしきり。

バンドがいくぶん偶然の要素と、必然のきらめきのあいだにできあがり、走り始める瞬間を、垣間見させていただきました。

CAMERA TALK(紙ジャケット仕様)CAMERA TALK(紙ジャケット仕様)
価格:¥ 2,500(税込)
発売日:2006-08-25

THREE CHEERS FOR OUR SIDE~海へ行くつもりじゃなかった~(紙ジャケット仕様)THREE CHEERS FOR OUR SIDE~海へ行くつもりじゃなかった~(紙ジャケット仕様)
価格:¥ 2,500(税込)
発売日:2006-08-25


THREE CHEERS FOR OUR SIDEは、いつのまにか手元から消えているので買うとします。

ノーフラッシュでこんなものが撮れてしまう

2006-08-22 21:41:33 | きうらきら光ったりするもの
Img_7307EOS5Dの作例(?)。
光源は懐中電灯のみ。
レンズはスタビライザー付きながらf4。
なのにこいうのうが撮れるというのは、感動。ローノイズ万歳。

ちなみに、このカブトムシがむさぼっているのは、夕方仕掛けておいた「バナナの日本酒漬け」。
すごい芳香を放つらしく、三ヶ所しかけたうちの全てに食いついてた。

それはそれとして、やはりキャノンのCCDの凄まじいローノイズたるや、写真の撮り方を変えてしまう。
今はひたすら、 年末に行く予定のニューランドと亜南極の旅が楽しみ。
たくさん星野写真を撮ってやろう。
銀河が立体的に見えるくらいのやつが撮れるんじゃないか、と。

GR Digitalのイベントや、父子手帳について考えたり

2006-08-22 08:11:25 | 日々のわざ
昨日は駅前で、打ち合わせの梯子。
一日中、紅茶を飲んでいる日だった。
GR Digitalの発売一周年記念で、ちょっとしたことを引き受ける。
カメラ系の人たち(評論家や写真家やら)とお知り合いになれるよい機会だなあと思い。
具体的なことは、おいおい報告します。

某出版社から、父子手帳についてインタビューを受ける。
父子手帳というのは一般の書籍でもあるけれど(汐見さんがつくったものが最初)、自治体が父親になる人に配るケースもある。それをどう考えればいいのか、というのがいまひとつうまく定位できない。
いずれ、インタビュー記事が出たら、エントリにします。


基本文献紹介です。「擬似科学と科学の哲学」

2006-08-21 21:09:02 | ひとが書いたもの
疑似科学と科学の哲学疑似科学と科学の哲学
価格:¥ 2,940(税込)
発売日:2002-12

きょうはわりと余裕があるので、基本文献紹介。ゲーム脳の話題などに興味ある方は食いついて必読のこと、です。
占星術や超心理学、創造科学といった擬似科学と、我々が科学と信じているものの間に明確な線引きはできるのか考えつつ、科学哲学がこれまでたどってきた道筋も大枠理解できるという趣向。
もっとも、「線引き問題」に明確な回答を求めるなら、失望することになる、かな。
意外に擬似科学はしぶといのですよ。
占星術は歴史的には「応用天文学」だったし、超心理学は立派な学会や査読付き専門誌を完備しているし。創造科学はたしかに「事実のつまみ食い」をするばかりでどう考えても科学的ではないけれど、とはいえ、じゃあ進化論はどうなんだと言われると、厳密な反論は、そうとう考え抜かなければできない、と。

総合的に「程度の問題」として、科学なのか擬似科学なのか、ざっくり言うことはできるというのが結論なのだけれど(逆に言うならば、白黒はっきりしないグレーゾーンがたくさんあるということ)、そこに至るまでに、「科学的であるということはどういうことか」さんざん考えなくてはならなくなるのがミソ。
俗流相対論にかぶれた人などには是非読んでいただきたいもの。

ちなみに、著者は、統計的な世界観をもとに「程度の問題」を重視するベイズ主義に好意的。
ベイズ主義は、たぶん疫学理論と同じ根から発展してきた物の見方ともいえて、科学哲学サイドの後継たるサモンらがどんな議論を展開したのか知りたいところだけれど、そこまでは踏み込んでくれていないのが唯一の不満。とはいえ、それはそれでまたひとつの本にしてもらった方がいいのでしょうね。
実はサモンの論理学の本を入手してあるのだけれど、未読。よほど気力の充実している時じゃなきゃ手を付けられないと感じている今日この頃です。

科学哲学の冒険―サイエンスの目的と方法をさぐる科学哲学の冒険―サイエンスの目的と方法をさぐる
価格:¥ 1,176(税込)
発売日:2005-01

同時に紹介しておきたいのがこちら。戸田山氏は、「科学的実在論を少し弱めて守る」という自分の主張を、ほかの科学哲学的立場と対比しつつ展開しています。ウェブで読める 「科学哲学のほんとうの問題」 でも、議論の片鱗は確認できるでしょう。とかく、反実在論的な立場(俗流解釈のものではなく)の方が受けがよい風潮の中、きっぱりと「実在」を言い切る気っ風がよいわけです。

実は、ぼくも「実在」は守りたいという欲望があります。と同時に、一見、反実在論と親和性の高いように思えるベイズ主義にも魅力を感じるから困ったもの。

ちなみに、疫学が内包する世界観も、一見、反実在論の方に振れているように感じられることが多いと思われますが、ぼくの感覚としては、「分からないものは分からないものとしてほうっておいて、因果関係のみを判定する」のが疫学です。だからといって、メカニズムの実在を否定するわけではないわけですね。しかし、世の中、「ほうっておいて」というスタンスが即、「否定」と思う人も多いのでしょうね。(ちなみに、『擬似科学と……』の中で、伊勢田氏は、ベイズ主義が、弱い実在論と反実在論を調停できる可能性を述べてます。この時の「弱い実在論」と、ぼくがここでいう疫学の立場は似ているかもしれません)

というのは、脱線。
戸山田氏の実在論擁護は、目配りよく、誠実なものだとぼくは感じていて、語り口の平易さからいうと、むしろ、こちらの方が科学哲学入門によいかもしれないです。
でも、やはり、このブログを読んでくださっている方には、応用力の広さから、むしろ伊勢田氏の著作をファーストチョイスとしては提示したい次第。
できれば、二冊、合わせて、というのが理想ですけどね。