川端裕人のブログ

旧・リヴァイアさん日々のわざ

北海道へ

2007-08-30 07:58:37 | 日々のわざ
ようやく涼しくなってきたけれど、遅い夏休みで北海道へいってきます。
完全オフライン。
辺鄙なところにいるので、携帯も圏外かも。用事のある方、しばし待たれい、です。
それでは、いってまいります。


ポーポキの本

2007-08-28 21:51:20 | ひとが書いたもの
ポーポキ、平和って、なに色? (ポーポキのピース・ブック 1)ポーポキ、平和って、なに色? (ポーポキのピース・ブック 1)
価格:¥ 1,500(税込)
発売日:2007-05

年に一度のエンリッチメント大賞の審査に行って、これも一年ぶりに同じく審査員のロニ・アリキサンダーさんに会った。
2年前、見せていただいたポーポキのDVDが本になっていた。
ポーポキは、ロニさんの愛猫。
15歳で大往生して、今はこの本の中で生きてます。

平和ってなに? と考え続けているロニさんのポーポキのコラボレーション。

こういうサイトもありました。
ポーポキ・ピース・プロジェクト

日帰り出張(どうしてぼくはこんなところに?)

2007-08-27 15:26:58 | 日々のわざ
朝、出張ビジネスマン時間でのぞみに乗る。
ダークスーツの群れ。
バブルの頃なら茶系もたくさんいたのだけれど、最近は地味だなあ。
おしゃれのポイントはVゾーンにつきる。小さな領域で勝負!ってかんじ。
そんなことより思うのは、ここにいる多くの壮年のビジネスマンには家庭があり、妻がいて、子がいること。
一方、彼らの配偶者の中には、自宅の半径5キロから離れて、それこそ「外」で仕事がしたい人がいるだろうし、それができるだけの知力や体力や技術を持った人もたくさんいる。
ぼくはそのことを知っている。
もちろん、それを望まない人もたくさんいるのだけれど。

ビジネスマンの「配偶者」たちの側と接する機会が多いぼくは、新幹線の中で、よそ者のように自分を感じる。
そして、ぼくはどうしてここにいるんだろう。いられるんだろう。と思う。
若干のうしろめたさ。
変な感情だな。


にわか読書家

2007-08-25 11:49:54 | ひとが書いたもの
きのう彦根に日帰りで行ってきたら、行き帰りの新幹線で3冊読めてしまった。中澤君の読書家ぶりの理由がちょっとわかった。
スーパーコンピューターを20万円で創る (集英社新書 395G)スーパーコンピューターを20万円で創る (集英社新書 395G)
価格:¥ 714(税込)
発売日:2007-06
これはおもしろい。有名なGrapeのプロジェクト草創期の物語。かんがえてみたら、自分が駒場にいた頃と重なっている。初号機は、ぼくがだらだら5年生をやってい頃に、ちゃくちゃくと開発されていたらしい。
プロジェクトX的な(というか、著者はプロジェクトXの元ネタともいえる「栄光なき天才たち」のシリーズを立ち上げた原作者でもあるのだが)読み物として優れているだけではなく、抑えられた筆致の奥からほのみえる、甘酸っぱいなにかが痛くもある。つまり、すぐれている、ということですね。
「ビミョーな未来」をどう生きるか (ちくまプリマー新書)「ビミョーな未来」をどう生きるか (ちくまプリマー新書)
価格:¥ 777(税込)
発売日:2006-01
情報処理能力だけじゃなくて、情報編集力をみがけ、という本。ませた小学生や、中学生にあげたらどんな読み方をするだろうか。藤原さんの筆はこびには、つもブレがない。

人生の教科書 よのなかのルール (ちくま文庫)人生の教科書 よのなかのルール (ちくま文庫)
価格:¥ 998(税込)
発売日:2005-05
とにかくこっちも購入しておくことにした。彼の改革の核心はやはりこれなのだな。学校の中に、人をひきつける出島をつくること。

あと、一冊は、ずっとツンドクになっていたライトノベル、でした。




きょうは勝ってしまったとオシムは言う。

2007-08-23 05:14:16 | サッカーとか、スポーツ一般
コメ、ソング……懐かしい顔が……。2002年にもいたよね。遠い記憶です。
個と組織というテーマをまざまざと感じさせる試合だったんじゃないですか。
カメルーンの選手たち、ほんとうにすごい。
所与の身体能力で勝てるところなんてあるのだろうか。それに、単純に足下もうまい。
とすると、いかに、コレクティヴに対処するか、というところから始めるしかないもの。
サッカーのいいところは、「みんな一緒!」を至上の価値とするような文化からはすごいスコアラーが出てきにくいこと。「強くなるには、みんな一緒じゃだめなんだ」と繰り返し言わなければならないこと。
とはいっても、孤高のストライカーが一人いても、ぜったいに勝てないこと。

勝ってしまったとオシムはいう。
キリンカップのよいところをひとつ思いついた。
勝っても、素直に喜べないようなレギュレーション。
これで、傲ることはあるまい。

婦人公論、プレジデントファミリー

2007-08-22 07:33:38 | 保育園、小学校、育児やら教育やら
Fujin0907今回のPTA連載は、「サル会員と人間会員」。前回から2度続きの「夏休み企画」で、読者からの手紙を読んでいるのだけれど、かなり強烈に猛烈に挑発もしている内容です。

President10そして、今書店に並んでいるプレジデントファミリー10月号。「わが家の親子会話」というエッセイ。
以上、アウトプット報告。

Lのゲラに手を入れていて、ほかのことを遮断中。
とはいえ、いろんなことが、おっかけてきますね。



バレエや映画、潮だまりとクモヒトデ

2007-08-19 23:40:32 | 日々のわざ
海外組の親類1とは、息子と娘と一緒に。
旧東ドイツの小さな町のカンパニーでおどっている。
日本のジュークハタチたちとは、まったく違う経験。
むこう1年の契約も交わしたということで、「冒険は続く」なのだ。

USCで映画の勉強をしている親類は、思いきりプライベートな悩みを聞く。
悩みというか、ジンセイ上のハプニングというか。
来学期が、3年間のコースの中で最大の山だそうだ。
43歳、こちらも、冒険は続く。

二人に会った日のあいだにはプチ帰省があって、妹家族といっしょに、外房の潮だまりへ。
えらくドンピシャと引き潮だったので、一面、潮だまりになりすぎ、シューノーケリングがしにくい。
クモヒトデがいっぱいいて、妹の息子が片っ端からみつけてくる。ガザミ(ワカリガニ)も、ヤツが見つけたのだった。目がいい。

まあ、そんなかんじの盆でした。
あしたから、フル稼働。

業務連絡

2007-08-16 18:46:56 | 日々のわざ
帰省中です。
このエントリ立てている間、御用の方は携帯へご連絡を。

で、帰ってきました。
そう、帰らないってエントリの直後に、帰省の業務連絡でしたね。
ちかいので、こういうふうに緊急に決まったりするのでした(笑)。


帰らないけど、帰ってくる

2007-08-14 14:19:56 | 日々のわざ
兵庫生まれだが、親は千葉にいる。つれあいにいたっては、都内。
よって、帰省はしない。
でも、帰ってくる人たちがいる。
「海外組」の親類が、8月後半に続々、東京入り。
2週間のうちに3人ほど会うような気配もあって、とりあえず明日から、帰国ウィークスのはじまりはじまり。
ドイツから1人、アメリカから2人。
バレリーナ、映画監督勉強中、ピアノ勉強中という人たちで、やっぱり、一族、そういう世間のストライクゾーンを「外れた」人たちが多いです(笑)。


寛容

2007-08-10 20:57:05 | 日々のわざ
王子の東京書籍の建物のなかにある「和算研究所」を訪ねる。
理事長の佐藤健一さんは、数々の和算本の著者だけれど、実にいきいきと話してくれる。
日本のサイクロイド研究が、円を回転させながら、さらに、その円弧上を任意のスピードで動く点を使う、「一般サイクロイド」のごときものを扱っていたとか、和算流の最小公倍数の求め方とか、興味津々。
和算百話―中学数学で解ける和算百話―中学数学で解ける
価格:¥ 2,100(税込)
発売日:2007-07


その後、急いで杉並の和田中へ。
藤原校長は実に多くのことを短時間で教えてくださる。
校長室前のブドウの木からとれた、「酸っぱいブドウ」の実においしいこと。

彼にいわせると、岸裕司さんは、ジョン・レノンだそうだ。
なら、藤原さんは、ジョージ・マーティンか。
藤原さんが、秋津をプロデュースしたという意味ではなく、校長側からのアプローチとして秋津のやりかたをアレンジして「校長さえその気になれば、地域をプロデュースできる」手法を示したという意味で。

なぜか、校長室の黒板には「寛容」と書かれていた。
もう3年も書いたまま、消していないのだという。
校長先生になろう! (BP Online book)校長先生になろう! (BP Online book)
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:2007-03-21



 これはやすい!

2007-08-04 15:56:04 | ひとが書いたもの
The Medical DetectiveThe Medical Detective
価格:¥ 2,040(税込)
発売日:2007-08-06
中澤君のところで知ったのだけれど、めちゃくちゃやすいと思う。思わず購入。いつ読むんだか。
内容は、疫学の父、ジョン・スノーのコレラ制圧物語か。
サブタイトルには、「ジョン・スノー、コレラと、ブロードストリートのポンプの謎」とある。
病原体が発見されていない時代、ある特定の井戸を使用禁止にすることで、制圧したというあの有名な話を「医学探偵もの」として書いてくれているだと思います。近日発売。今は予約のみ。


懐かしい電話と懐かしい痛み

2007-08-03 20:56:42 | 日々のわざ
ずいぶん会っていない、編集者から続々電話がかかってくる。
「夏のロケット」の事実上の発見者なのに、いまだにちゃんと仕事をしたことがあるようなないようなのFさんとか、はじめてお会いした時に白いワンピに紅茶をぶちまける粗相をしでかしてしてまったHさんとか(ホント、すみませんでした、です)。
懐かしい。おぼえててくださって、ありがたい。
そして、なぜか知らないけれど、こちらも久しぶりなのだけれど……膝痛。このまえ15キロ、試しに走ってみた時にはちょっと兆しがあったけれど、なぜかきょうになって、本格的に痛くなった。
一生お付き合いする所存とはいえ、やだな。