川端裕人のブログ

旧・リヴァイアさん日々のわざ

さよなら2004、雪合戦と雪だるま

2004-12-31 17:42:58 | 日々のわざ
CIMG0889ここ数年でも、かなり本格的な雪。世田谷でも10センチ以上しっかりつもりました。それにしても、雪の大晦日なんて、子供の頃から考えても記憶にないな。

でも、楽しかったです。
しっかり雪合戦したりして。
ちなみに、ここは普段軽くサッカーをしたりする広場なんですけど、雪が降るといつもよりだだっ広く見えるんだなあ。

CIMG0898雪を玉ころころ転がして、できあがったいびつな雪ダルマはペットボトルの鼻をつけた、ウソップ1号、となりました。

それにしても、終わったらもう手足がきーんと冷たくて、おまけにその流れで一人買い物に行ったぼくは、指先の感覚がなくなって、帰ったらすぐにお風呂。しっかり暖まって、あとはもう年内は籠城の年越しモードになったのでした。

さてさて、2004年もあと何時間か残すばかり。

実は子供の頃から、この年を意識していたのです。そこまで生きてれば、40歳だなあ、と。
不惑です。惑わずです。
人生、折り返してます。
惑ったりししてる暇はありません。でも、迷いはするけど。

というわけで、これからのマドワズの日々、とりあえず、さっき借りてきた木村カエラなんぞを聞いて年を越しつつ、執筆暮らしも日常生活も、いっしょくたにひっくるめた日々のわざに邁進することを宣言いたします。

そうそう、今年は、ブログなんぞをはじめてみて、顔は知らないのに知っている関係の方々と多く「リンクが張られた」り、古くからの知己と「新たなリンクができた」一年でもありました。
これまであまりネットでの情報発信はしてこなかったのだけれど、たしかにこれは豊かな営みですね。
もろもろかかわってくださった、みなさん、どうもありがとうございました。

そして、来年も元気にやりましょ!
よいお年を!








お腹にくる風邪が流行っている模様

2004-12-30 15:51:16 | 保育園、小学校、育児やら教育やら
娘が、昨晩眠っている間にいきなり発熱して、38.5度。
朝は、吐いたりして。

ひょっとして、インフルエンザ?
なんて思ったら、今流行っている「お腹にくる風邪」だそうですわ。
鼻水とか咳は出ない。
でも、喉はちょっと痛くて、お腹の調子が悪くなる。

たまたま開いていた医院が「アグレッシブ」な投薬のところなので、喉とお腹の薬のほかにも、抗生物質、解熱剤、吐き気止めの座薬、なんぞをくれました。
たぶん、解熱剤と吐き気止めは、よほどじゃないと、使わないな。

抗生物質出してどうなるんだろうかと思いつつ、娘はちょうど一ヵ月前に自転車のタイヤに足を巻き込んで出来た傷がやっとなおりかけなので、そこの感染防止も兼ねて、飲んでおくことにしとります。

というわけで、お外に出れない、とても明るい好日。



おおっ、絶版だ。

2004-12-28 16:45:54 | 自分の書いたもの
いまからかれこれ五年くらい前に出した、「緑のマンハッタン」という本が絶版になるそうだ。
残り60冊で、処分されちゃうとのこと。
うーむ。
最後なのでいくらか手に入れておこうかと真剣に悩む。
しかし、たくさん持っていても仕方ないという部分もあって、困ったものだ。

ちなみに、アマゾンで「ブックレビュー社」なる会社が書評を書いてくれているだけれど、これがね、本文を読まずに、まえがき、あとがき、帯の文句くらいでまとめられたとんでもないシロモノ。
こういうので商売できるんだなあとびっくりしたのを思い出しました。

あまりにひどいので引用しちゃえ(著作権うんぬんする前に、ちゃんと仕事してねってことで)。

ニューヨークのもうひとつの顔。それはセントラルパーク,ハドソン川にあふれる自然の息吹
ニューヨークには世界中のあらゆるものがある。ニューヨークなら何でもそろう。情報の発信源であると同時に,それらを加工する技術にもたけた街。それがニューヨークの表の顔である。

そしてもうひとつは,世界中からやって来る人々を簡単に飲み込む懐の深さ。豊かに繁茂したサトウカエデやオークの森など,瑞々しい湿地に覆われたマンハッタン島の姿もイキである。だから,ニューヨークでは何が起こっても不思議はない。

著者は1997年の8月から98年7月にかけて,ニューヨークはコロンビア大学に研究員として在籍。そこで垣間見た環境保護活動家たちとの「人間以外」の生命をめぐる価値観や活動について真しに詳述した。つまり,体験的米国文明論の趣もある書である。

とはいえ,決して肩肘張って読むべきではない。著者自身が経験した「知的スリル」やおびただしい数のジレンマ,そしてちょっとばかりの生活上の冒険が満ちているからだ。予備知識は要らない。奇人変人の類の登場に驚かない心の準備はしておこう。

以上、引用終わり。出典は、http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4163560807/qid=1104219603/sr=1-7/ref=sr_1_10_7/249-6265742-3148353

どこが変かはいちいち指摘できないのでしないけど、読んでない人じゃないとかけない紹介文。

まあ、昔話です。

とにかく絶版です。ぐすん。


ブースター眼鏡という考え方

2004-12-28 02:31:38 | きうらきら光ったりするもの
CIMG0880コンタクトレンズが届きました。
川崎港郵便局第二国際郵便課より。

受取人による任意放棄の結果、コンタクトレンズ、右6枚、左6枚を税関に交付しました。
というステートメントと共に。

でも、この放棄したコンタクト、どうなるんでしょうか。
というようなことを気にしつつ、ひさしぶりにコンタクト装着。

プラス、冬の企画モノのアイウェアをデヴュー。

題してブースター眼鏡。

ほら、ワタシの場合、一日中、モニタとにらめっこしていることが多いわけで、すると、コンタクトの度数はどうしても控えめになるわけです。たぶん0.7とかくらいしか出てないんじゃないかな。
そこで、冬の曇天や夜に出かけると、なんとなく視界がもっさり、ぼんやりして、ヤなかんじなわけですね。
ならば、こいつで解決、というのが、ブースター眼鏡。

左右とも同じ度数で、-0.5を入れました。あ、右端のだけは-0.75なのだけど、これはサッカー観戦用ということで。
さっそく使ってみたけど、具合はよいですよ。

実はコンタクトもワンデイ・アキュビューも含めると、度数が違うのを持っていて、それらと合わせると、シーンに応じた視力の出し入れが出来そう。
これ、かなり快適だわ。
思いついた自分に自画自賛中。

あといくつか作ってみようかな。

あ、ちなみに、フレームは左から、tangent、mag four s(ともに、オークリー)、eBayで拾った古いAlain Mikliです。


いまだに、てんむす、を聴いてるやつ

2004-12-27 05:42:51 | ソングライン、ぼくらの音楽のこと
ほら、昔、それも大昔、といっても5年くらい前、てんむす、って期間限定ユニットみたいな人たちいたでしょ。
ぼくは、彼女らがなんで集まって、歌を歌ったのか、三宅裕司がかかわっていたことくらいしか知らないのだけど(実際、彼女らのみてくれ、すら知らない)、とにかく、てんむす。

彼女らが出した、「桜さく」という曲、実はいまだに時々聴くのですよ。
これ、すごく良くできてるんです。

王道ミディアムテンポ、元気な女の子たち、ちょっとセンチな歌詞、へたうまな歌唱。
そういった要素のケミストリー。
きっとプロデュース・ワークの勝利なのね、分析不能なまま、キュンとなってます。

ただ、それだけ。

きょうの深夜、静まりかえったドンキの前を走っている時に、きいてました。

あ、またドンキねたになってしまった。



あ、ドンキが燃えてる@八幡山・環八

2004-12-26 03:56:56 | トンデモな人やコト
びっくりした。
ドンキが燃えてた。

いつものように走ってたんだけど、なんかヘリが飛んでるし、変だなあと思ってたら、急に環八が渋滞、人混み、そして、目の前で燃えてた。ああいう箱形の建物って、墓石みたいだ。恩田陸のQ&Aを読んばかりのぼくはまずそう思った。

これはいくつかある走りコースの一つで、ここ数日、2000円そこそこで打ってるConverseの黒ハイカットを買いたくて、走るついで行こうかと思ってて、でも、なんとなく嫌な感じもしてたから、やめといたのね。

しかし、こうもドンピシャと来るかね。
ほんとびっくりした。

ぼくがそのあたりについたのは3時前くらいなんだけど、火勢が強くてこれじゃ鎮火までまだまだかかりそう。

それにしても、すごい野次馬だ。
みんな好奇心で集まってるわけだけど、そのうち一割くらい、うれしくてたまんないというような表情の奴がいる。
あと、携帯で写真を撮りまくる奴。
まあ、野次馬やってる時点でぼくは批判の資格なしなんだけど、そういう人たちって、どこかで回路が切れてるんだろうなあ。
イラクで殺害された人の写真をネットで流通させることができる人と同じ、切断、を感じる。

それはそれ、ドンキ、どうしちゃったんだろ。
埼玉の方は、それらしき人、逮捕されたんじゃなかったっけ。
これは単に、コピーキャットの仕業?

だとしたら、ドンキには、あの陳列の仕方だけではなく、「火をつけたくなる」潜在的放火犯を誘発する要素があるのだろうか。「火、つけたろか」系の恨みを買うような仕組み。

あるいは、複数犯人による組織な犯行なんだろうか。組織的怨恨犯罪?

かなりミステリーをかんじ、また、どこぞの闇を覗き込むようでちょっと怖い。


さあ、追跡が始まった!

2004-12-25 04:26:57 | 保育園、小学校、育児やら教育やら
Welcome to the 2004 NORAD Tracks Santa Website

ただいま、日本時間午前4時。
Noradのサイトを見にいったら、いよいよサンタ追跡が始まってた。
すでに日本には訪れていて、新幹線の十倍のスピードでプレゼントをデリバリーした模様。
たしかに、うちにも来てるぞ。

すごいぞ、サンタ。
ありがとサンタ。
そして、長旅、がんばれサンタ。

あと、ゴハルディ・ユミコ(?)さんもね。


クリスマスってだれのもの?

2004-12-24 16:33:35 | 保育園、小学校、育児やら教育やら
大学生だったり、結婚前の社会人だった頃に、クリスマスやらイヴに女の子とデートした記憶がない。
どこかでしてて、忘れてるのなら、それはそれで失礼な話なのかもしれないけど、でも、そういうわけでもなさそうで、学生時代は、うちで友達集めて鍋したり、父親の会社が毎年配るクリスマスケーキをゲットして(父は新宿で勤務していたので取りに行った)自分のアパートで、二日かけてひとりで食ってた記憶があるぞ。

社会人時代は、24日や25日の遅番、泊まり勤務などを一手に引き受けてた。24日遅番、25日泊まり、とかね。
別にどこいく予定もないし、ここで同僚に恩を売っておけば、イザという時に無理がきくしー、というようなお話。

ぼくはむかしから、クリスマスはどうでもいいのです。
自分はクリスチャンではないからとか、そういうのではなくて、むしろ、ただでさえせわしない年末の町に、どうして好き好んで出ていかなきゃならんのだ、という気持ちが強いのですな。
人混みノーだし、レストランが予約でいっぱいなのはけしからんし。

いや、それだけじゃないな。
気持ち悪い、のだ。
クリスマスの夜、一人が怖いとか、ある種強迫観念っぽい気持ちが、世の人々の間で共通了解事項として流通というか、共有というか、とにかく当たり前と考えられいるのが気持ち悪い。
クリスマスにあわせて彼氏・彼女をつくんなきゃって強迫観念とかね。
理解しがたいし、やめれーっと叫びたくなるのだな。

それこそ、ぼくのツボネタであるところ、血液学性格占いと同じくらい気持ち悪い。

なんで、みんな、そういうことしたいの?
みんな一緒じゃなきゃやなの?

でもね、一番、嫌なことっていうのは、そういう風潮に自分だって影響を受けるんだわ。
学生時代、ひとりで、クリスマスケーキを食べてた夜、友人に電話してもおらんし、あ、おれ一人って感じる瞬間はあって、その時の寂寥感というのは、なんかやだったね。
かといって、誰か女の子とデートしてたら、その寂寥感が埋まったわけではないのだけどね。

あ、クリスマスってだれのものって?
それは今も昔は、こたえは同じ。
子供たちのものっす。

小学校一年生の息子はまだサンタさんを信じてます。
クラスの子たちの間には、「サンタさんを見た」という証言者が何人もいてリアリティを添えている模様。なにしろ、去年、眠るのをがまんしてたら、とうとう見た、という強者がいるのだそうだ。

では、サンタさんは、どうやって鍵のかかった窓から入ってくるのか(煙突ないものね)、サンタさんは一人なのか、息子は彼の論理能力の範囲内で次々あらたな疑問を発見していて、いつか、我々の社会全体で維持しているこの壮大なウソに、気づくときまでドキドキし続けるんだろうな。

考えてみたら、「若者」がクリスマスにかこつけてデートして、食事して、セックスするのも、子供たちがサンタさんの到来を待ちわびるのも、「みんな同じことしたがる」って意味において変わらないね。

でもね、なぜか、線引きははっきりしてる。
ぼくにとっては、クリスマスは子供たちのもの。
かといってぼくのものじゃないと言ってる訳じゃないよ。
ぼくはかつて子供だったし、また、これから自分の子供を含めて、多くの子供にかかわるから。
クリスマスはぼくのものでもある。

クリスマス・デート?
たぶん一生しないんじゃないだろうか。
それこそ、娘が「パパとクリスマス・デートしいたー」なんて言い出さない限り(無理)。


野蛮なキウィ

2004-12-24 00:01:42 | 日々のわざ
もらいもののミカンを食べてて、腹が立ってくる。
ただ甘いだけで味がぼやけたミカンって、最低。
酸味+甘み+水気、というのが果物のうまさの基本だとおもうので、甘みだけきわだった最近の「改良」型果物には、いつも腹が立ってるんだけどさ。

はらいせに、近くに転がってたキウィフルーツを食べた。
すると、これが野蛮なのだ。
酸っぱくて、水気があって、ちょっとだけ甘い。

そうか、果物は野蛮なのがいいのか、と発見。
キウィは栽培歴が浅くて、まだまだ、成り立ちに野蛮さが残ってる。野趣っていうのかな。それがいい。

もっとも、ここ数年のあいだに、ゴールデンキウィとか(ゴールドキウィだった?)、酸味のまったくない「これ、別物だよ」って品種がスーパーの棚を占拠することもしばしばみられるようになったので、要注意。

どうか、キウィ、野蛮なままでいてください。

とかいいつつ、ぐぐってみたら、あちこちで、キウィフルーツの糖度をあげるための育種が真剣に行われていて、複雑な思いに駆られております。
ゴールデンキウィもこうやってうまれたのね。
育種してるみなさんには、糖度があがりなおかつちゃんと酸っぱいというのが目指していただきたし、です。

ちなみに、キウィフルーツって原産地中国だって知ってた?
もともと、チャイニーズ・グースベリー(すぐり)として、英語圏では呼ばれてたのが、米中関係が悪化した時期に、キウィフルーツになったんだって。
トリビアでした。


コンタクトが来ない!

2004-12-23 05:39:40 | きうらきら光ったりするもの
税関に放棄申請したのに、コンタクトがなかなか来ない。
この状態を見越して、土曜日にすでに別の注文をアメリカの通販会社に出してあるのだけれど、こっちも未だ到着せず。

まいった。
近年まれに見る、メガネ君状態。

あなたにとって、最高のメガネ君は誰ですか?
ぼくはスラムダンクの小暮君です。
次点は、乾君です。
ジャンプにやられてます。

ああっ、そういうことではなくっ。

普段の連続装用で傷ついた角膜再生期間として割り切るべきか。
それにしても、最近作成した、ある企画物アイウエアをデビューさせられないのがつらいっす。


有言実行健康診断、結果が出たよ

2004-12-22 17:14:53 | 日々のわざ
きょうの午後、まるまるかかっちゃったけど、健康診断の結果をきくのと、例の食道詰まり失神問題についての相談などをしてきました。

健康診断のほうは、すべて数値が正常範囲内。
ケンコーだそうです。よかったよかった。

それと、食道詰まりで気を失っちゃう話だけれど、今回、メンタル方面の関連を指摘されました(意味不明?な人は、ずーっと前の「日々のわざ」のカテゴリーにありますので、探してみてみ、です)。
自律神経がちょっと変な反応を起こしているわけで、ストレスをかんじていたりするのではないか、と。

そう言われれば、この前の「発作」の時には、すごく「鬱的」な時期で、軽症鬱くらいはいってるんじゃないかと自分で思い、ウェブサイトなんぞで自己診断してみると、ぎりぎり「そうじゃない」とこになってしまうので、病院に行こうか行くまいか迷ってるうちにその状態を抜けちゃったというような時だったと記憶しているので、結構説得力があるかなあ、と思いました。

精神安定剤をくれたんだけど、でも、これは役立たずだな。
かりにストレスを感じている状態でも必ずそうなるわけでもないし、そのために常用するのも変だし。

というわけで、今後もこういう体質とお付き合いしてくことになるのでした。

心配などしていただいた方々、どうもありがとうございました。


サンタさんの追跡

2004-12-21 00:46:08 | 保育園、小学校、育児やら教育やら
Welcome to the 2004 NORAD Tracks Santa Website

NORADによるサンタさんの追跡も50周年なんだそうです。
なんと、日本語のページもあるんですね。

ちなみに、NORADの衛星がサンタを追跡できるのは、赤鼻のルドルフが鼻から発する赤外線のおかげなんだそうです。なんで、あいつが赤外線を発するかは、今のところ未解明だそうな。

24日の夜は、子供たちにこのページを見せようかな。
そして、わくわくしながら眠ってもらう、と。

小学校1年生の息子はまだサンタを信じていて、それはもう胸が痛くなるくらい可愛くらしくも、切ないことでもあるのだけれど、赤い靴下に入れるサンタへの手紙には、ほしいものがびっしりと書き込まれていて、それはそれで物欲炸裂のクリスマスなのでありました。


高校のセンセから電話

2004-12-20 13:25:02 | 日々のわざ
いきなりかかってくる。
「声でわかんないかなあ」って言われたって、わかんないっす。22年ぶりっすよ、センセ。

なにしろ、母校の校舎が壊されるとかいうことで、ローカルテレビがちょっとしたインタヴュー番組を作るらしく、それでぼくに「卒業生」代表の白羽の矢があたったのだと。
椎名誠さんとか、永嶋敏之さんとかが、大先輩の卒業生なんだけど、「時間が短いから、ちょっと失礼で」だって、おいおい、おれなら失礼じゃないのかいな。
でも、いいっすよ、センセ。
一肌脱ぎましょう。

予定さえあえば、だけどね。

というわけで、企画担当者みたいな人から連絡があるようなことを言っておりました。

しかし、あいかわらずとぼけたセンセであって、脱力。
ところで、大学卒業したの? とか、それって何年前の話っすか。
そうそう、何度かクラス会やってるんですってね。
なんで、おれには声がかからないわけ? 
十代の社会的つながりから、自分がいかに切れまくっているか確認したり。
だって、あんまり楽しい時代じゃなかったからなあ。
おまけに高校に二三年っていやあ、理系クラスで女子ゼロという、うるおいのないところだったし。

というわけで、カワバタ、千葉テレビに出るかもしれません。
出ないかもしれないけど。
もしも、出たら、基本的には「出ない」方針のぼくにとって、テレビ局やめて以来のテレビ出演です。


五匹のタテガミオオカミの話

2004-12-19 23:16:33 | 川のこと、水のこと、生き物のこと
エンリッチメント大賞で、コミュニティ賞を受賞した、旭山の「赤パネル・青パネル」。

これが画期的なのは、動物園で死んだり・転園した動物を全部、情報開示する仕組みだってこと。
動物園って、生まれたとか、来た、とか、そういう情報は積極的に公開すけれど、死については、固有名詞がつくような人気動物以外は表に出さない。それこそ、パンダとかゴリラとかゾウクラスになって、はじめて、「死にました」という発表がされるわけ。

それを旭山は、死んだのも含めて全部公開することにした、と。おまけに、過去のデータもすべて、一般の人がアクセスできるような形で残している。
これは世界の動物園の中ではきわめて画期的なことなのです。

生まれるものもいれば、死ぬものもいる。
たぶん、生まれるよりも、死ぬ方が多い。
だから、動物園は死を語りたがらない。それをあえて語ることは、たとえば、飼育について常にベストを尽くしていることを要求されるだろうし、批判に晒される可能性も常にある。
それでも、やる。
という部分に心意気をかんじたりするわけです。

選考会議中の雑談で、正田先生に聞いた話。
上野動物園でも、新たに入った動物については「どうぶつと動物園」という会報(?)掲載するけれど、死亡動物はあえて伝えていないということ。だから、「どうぶつと動物園」だけを見ていると、ひたすら動物が増えているように思えるのだそう。
たとえば地方の動物園ファンが上京して、上野動物園にはタテガミオオカミが五匹いるはずだ、なんて言ったりする。

でもね、実際のところは、死んだから新たに取り寄せたわけで、常にタテガミオオカミは一匹だったのだそうです。
その時、そのファンになんて説明したのか、ききそびれちゃったのが残念。
いずれにしても、とても印象的なお話でした。
(↑の話、「どうぶつと動物園」の編集者から指摘を受けて、事実誤認があることがわかりました。 「五頭のタテガミオオカミ」についての訂正(および、「動物園にできること」の差し替え)をごらんください)

そして、赤パネル・青パネル、すごいと思います。


そうだ、エンリッチメント大賞、出てます

2004-12-19 03:40:39 | 川のこと、水のこと、生き物のこと
市民ZOOネットワーク エンリッチメント大賞2004

忘れてました。ごめんないさい。
ここで各大賞がみられます。

ぼくが絶対に賞をとってほしかったのは、動物園コミュニティ賞の「赤パネル・青パネル」です。
ほかのもとても納得感の強い、受賞でした。