川端裕人のブログ

旧・リヴァイアさん日々のわざ

これは少しもの悲しい(1D1P)その8ペン

2011-01-31 20:23:57 | 川のこと、水のこと、生き物のこと
Img_3554草むらでねそべって、リラクシンッ!と思いきや、実はちょっともの悲しいショット。
この日、この子が海に出ている間に、ヒナが「入院」してしまったのです。
ヒナがやせ細り、このままではちゃんと育たないという判断のもと、ペンギンホスピタルへ。

そこで、途中から人工育雛されるわけです。
まあ、ヒナを救うためなので仕方ないのですが、ダメ親の烙印を押されてしまったこの子は、巣に戻ってもヒナの姿なく、草むらでふて寝中。
Img_3386ひょっとすると、こっちはそのもう片親かも。
暇そうです。

で、ピンギンホスピタルってなに? って話になりますね。
というわけで、次回はこの私設保護区の核心ともいえる、キガシラペンギン病院について少しお話しすることにします。

Killingは大もうけ?

2011-01-30 18:48:35 | ひとが書いたもの
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とうとう息子に抜かれた。
奴はもうミッション5に入っている。というわけで、こっちはslowdownしようかな。

で、今回もまた良い感じにミッションをこなしてくれました。
原題がkillingなのに、放題が「大もうけ」になっているのは、killingの語感が強すぎたのかなと想像。

でも、1巻から順番に、環境テロ、麻薬密売、兵器密売、と追ってきて、ここでは「殺人事件」を追うという話を、なんだか、別のところに落とし込まれたような邦題になっている気がして残念。
まあ、ストーリーそのものも、killing一辺倒ってわけじゃないのだけれど、その分、タイトルである程度誘導かけてあげないと、「また似た話」に読めてきてしまうのがシリーズものの厳しいところでした。

次号はローレン大活躍だそうです(伝聞)


relaxing!(1D1P)その7ペン

2011-01-30 18:05:52 | インポート
Img_3975本日は、平和にrelaxしている親子の姿を。
ヒナも順調に体重を増やしているようだし、幸せな家庭ってかんじですね。
このあたりのペンギンは、だいたいブルーコッド(鮨ネタとしても最高!)を食べてます。
コッドというとタラかと思うけど、トラギスのグループだそうです。
その稚魚というか、幼魚というか、ちいさいのを食べて、ヒナに与える、と。

そして、くちくなったらお昼寝!

ちなみに、ブルーコッドは……
Img_6315こんなかんじのとぼけた魚です。
岸からはなかなかつれないので、大抵は船釣り。
サシミにしてよし、フィッシュアンドチップスにしてもよし(ぼくはやんないけど)、守備範囲の広いとても美味しい魚。
ニュージーランドの鮨屋さんにいったらたいてい置いてある鮨ネタなのでぜひオーダーしてくださいね。

あ、なんか別の話になってしまった(笑)。


ブラブラバンバン

2011-01-28 23:27:11 | 日々のわざ
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柏木ハルコの原作を読んでいない。
スウィングガールズみたいな話かと思ったら、変化球な学園ものであった。
いつものように娘と一緒に見たのだけれど(風邪引きで微熱中)、なんか、微妙なところがよくわからないながら、この手のものはそこそこ楽しめる法則。

90分にコンパクトにまとまってるのもよかったね。

徳永えり(歌たまにも、フラガールにも出てたよね)を発見して、それがなんともいえずうれしかったです。娘共々。


白眼と強膜の問題(1D1P)その6ペン

2011-01-28 19:54:23 | 川のこと、水のこと、生き物のこと
Img_3979これはきのうと同じシチュエーションでの写真なのだけれど、これを見て、「え、ペンギンって白眼があるのかっ」と叫んだ人がいる。

そんなところに反応するの人は滅多にいるはずもなく、動物園本でおなじみの某石田さんなのだけれど、ひどく感心しておられた。
なにしろ、白眼があるのは、人間だけで(類人猿も含めて、人間みたいに白眼と黒目を通常、裸出させている動物はいないそうな)、それゆえ、アイコンタクトができたり、いろいろ人間ならではの目と目で通じ合うコミュニケーションができるのだとか。

そもそも、ほかの霊長類なんぞでは「のぞき込み」行動は相手にたいする威嚇になるとか。
愛し合う二人が見つめ合う、みたいなことではないのですね。

で、結局、キガシラペンギンに眼球の裸出部のとして白眼があるというのは、たぶん、間違いなのだけれど、少なくとも視線がどっち向いているか確認できるという意味では、白眼があるのと一緒だ。

たぶん次の写真の方が分かりやすいか。
Img_3516まずいわゆる瞳が黒くて、そのまわりの虹彩は極端に薄いいろ。さらにそのまわりの強膜らしきものも見えることが多く、それも薄い。よって、瞳の方向がくっきり分かる仕組み。

キガシラペンギンに球技させたら、「視線フェイント」とかうまくかましてくれるかもね。
なんて思いました。

下の本は、キガシラペンギンに白眼がある!と喝破した、某石田さんの本。
レビューもしたけど、よい本です。

日本の動物園日本の動物園
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チェラブが独走ブーム中

2011-01-28 13:09:37 | 自分の書いたもの
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ぼくがたらたら読んでいるうちに息子が抜かして行ってしまった。

なにはともあれチェラブは快調。
ただ、ぼくにとってのベストはまだ2巻目。

たぶん、こういうシリーズだから、だんだん似た雰囲気になってしまうのは否めず、ここから「大きなうねり」やら、一巻ごとのテーマ性が大事になってくる。
実際に、5巻目、6巻目はそういうかんじらしい。楽しみ。
もう買ってあるもんね。


上陸します(1D1P)、その4ペン

2011-01-25 21:25:29 | 川のこと、水のこと、生き物のこと
Img_3915見たとおりです。
上陸します。
午後5時前くらいです。
まだまだ日は長くて、これから海に出る親鳥もいます。
でも、この時間が帰宅ラッシュです。
巣までの道のりは決して平坦ではなく……

Img_3923途中にオットセイがいて、方向転換したりします。
さいわい、オットセイは、ペンギンには興味ないみたいです。
私設保護区のロザリーは、むしろオッセイが来てくれて(オットセイのコロニーが成長したのはこの10年)、ほかの危険な海の捕食動物が近づきにくくなり、ペンギンはむしろ、恩恵を被っているのではないかと言っていたのでした。
ほんとのとこはわかんないけどね。



バムケロ新作と秘密基地の物語

2011-01-25 11:28:47 | 保育園、小学校、育児やら教育やら
バムとケロのもりのこやバムとケロのもりのこや
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:2011-01
12年ぶり(?)のハムケロ!
出たばかりのものを、4年生の読み聞かせで。前作品はこの子たちが生まれる前なんだ。

最初に、シリーズて「○と○」みたいので有名なのを読みますといってあててもらったけど、「グリとグラ」は出てきてもバムケロは出てこない。いったん忘れられちゃったのかな。

でも、鞄から「じゃーん」と取り出すと、「バムケロ!」とみんな納得。聞いてみると、バムケロを読んだことがない子は一人もいなかった。

だから食いつきは上々、ひさびさのバムケロを味わってもらった。
本当は、絵が小さかったり、読み聞かせ向きとはいえないのだけれど、無理矢理ってかんじ。

内容としては、やはり対象年齢はもっと年下だろう。
だから、読む前にテーマ設定。それは、「秘密基地」。
物語は、パムとケロが古い小屋を森で見つけて、秘密の小屋にするというものなのだけれど、ギャングエイジの4年生って、まさに、秘密基地をつくるお年頃じゃないですか。

だから、読み終わった後も、秘密基地っていいなあ、みんなも作ったことある? 作ろうよ。作ったら教えてよ、とかやりつつ、秘密基地が出てくる話(バムケロよりもっと4年生に適した話)を紹介した。

とりあえずは、定番。
手元には文庫版しかなくて、読みたいという子に貸し出し。でも本当はつばさ文庫の方が読みやすいかも。
ぼくらの七日間戦争 (角川つばさ文庫)ぼくらの七日間戦争 (角川つばさ文庫)
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キガシラペンギンのクレイシ?(1D1Pシリーズ2ペン目)

2011-01-23 19:54:26 | 川のこと、水のこと、生き物のこと
Img_35791日1ペン、2ペン目です。
今回は、キガシラペンギンはクレイシを作るか。
さあ、写真てすが、クレイシです。
少なくとも案内してくれた、私設保護区の主、ロザリーは言い張っておりました。

写真に写っているのは3羽、実はものかげにもう1羽いて、4羽が巣を少し離れたところで一緒にいるのですね。
で、親は両方とも出ていっていいない、と。

ロザリーは、かつて10羽(最低5ファミリー)からなるクレイシを見たことがあるそうで、キガシラも条件さえ揃えば、クレイシを作るとの見解。

これは、キガシラペンギンのこれまでの研究ではあまり言われなかったことですね。

理由は、巣の密度が低すぎて、「お隣さん」が滅多にいないからなのではないか、というのがロザリーの仮説で、たしかに彼女私設保護区では、巣の密度が高いがゆえに、ヒナ同士の相互行動も活発なんだそうです。

ペンギンというのは、とてもsocialな生き物。彼女は強調してました。

かつてキガシラペンギンが原初の森に住んでいた頃は、彼らが好んで巣を作る「巣から他の巣が見えない」環境がふんだんにあって、ごく自然にクレイシが形成されていたかもしれないですね。

まあ、この写真だけでは、根拠薄弱かもしれませんが。


1日1ペンを始めることにする。最初は、キガシラペンギンの子育て給餌シーン

2011-01-22 20:06:45 | 川のこと、水のこと、生き物のこと
Img_33331日、1ペンギンシリーズを始めます。
手元にどんどん、ペンギン写真が増えてきたのだけれど、ヒトサマにお見せするチャンスがそうそうあるわけでもなく、死蔵するのもなんなので。

最初は、「常識」を破壊するキガシラペンギンの給餌シーンへのイージーアクセス問題(?)について。
シャイで有名なキガシラが、普通に目につくところに巣を作って、夕方、運が良ければこういう給餌のシーンも見られます。
ニュージーランドの某所。
自分で魚を追って、子育てしている野生の子ですよ。

この環境を維持しているのは、完全ボランティア、かつ、「住み込み」で私設保護区をケアしている方。この10年で、巣の数がほぼ3倍になったという、かなり成功したコロニー。

あえて、場所は書きませんが、隠しているわけでもないので、ニュージーランドに行くペンギン好きさんは、お問い合せくださればお教えします。ペンギンたちと、コロニーを護ろうとしている人たちをリスペクトしてくださる方ならね。実は地元の人たちもそういうスタンス。ガイドブックには出てません。まあ、英語のやつで出てるものはひとつ確認しているんだけど。

ちなみに、コロニーの環境維持にかかっている費用はほぼ完全に寄付ベース。
ヨーロッパ系の旅行者はわりとよくドネーションボックスにお金を入れていってくれるけど、アジア系はあんまり、だそうな。

ペンギン好きナンバー1は日本人だいっ、とか自認する人たちは、それを覆してほしいぞ、とか思ったり。

ワクチン嫌いな人に読んでみてもらいたい(「ホメオパシーのワクチン嫌い」批判もあり)

2011-01-20 11:02:12 | ひとが書いたもの
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感染症の臨床現場にいる医師が書いた、ワクチン本。

特徴は……
・ワクチンの「正邪」を語るのではなく、どんなときに効果があり、どんな時に副反応の方が大きく見えてくるか、メカニズムを自覚できる。その際、「好悪」(好き嫌い )はあって、当然だということを著者は織り込み済み。
・現在のような感染症自体が減っている状況でのワクチン接種は、ことさら副反応の方が大きく見えてしまうこと(実際には、ワクチンによって病気にならずに済んでいる人の方が大いとしても)も明示的に説明。
・ゼロリスクを求める弊害。臨床で本来リスクゼロはありえず、ワクチンも同様。本来ありえない「ゼロリスク」を社会が(マスコミを中心にそういう風潮にある)求めた時、必ず、責任者捜し(ワクチン禍については、時々、はっきりした犯人がいることもあるが、むしろ、複合的な場合がほとんどだし、ましてや、誰も悪いことをしなくても副反応被害は起きる)むしろ、隠蔽や責任逃れといった、社会上好ましくないことがおこるメカニズムを説明。
・ぼくにとって長年謎である「インフルエンザワクチンって集団防衛(もちろん個人防衛にも)に結局効くの?」という疑問について、前橋リポートを敬意を持って吟味した後で、今の研究によって乗り越えられているとの見解。最近、おもにアメリカの研究で、「効く」という成果が出始めていること。
等々。

さらにいうとホメオパシーが好きな人がたいていの場合ワクチン嫌いであることについても、ことワクチンや免疫についての誤解についてのみ、きちんと反論している。


個人的には、最後の何章か、前橋リポートをめぐっての議論や、ホメオパシー関連のところで、ぐいっと引き込まれた。

大変面白い本であり、単にワクチンが怖いとか言っている人には読んでほしい。
ワクチンは、感染症がある程度制御された社会では、必要でとされている場合ですら、むしろ副反応が目立ってしまうメカニズム(にもかかわらず、集団防衛にも個人防衛にも必要であることが多いこと)を自覚している人にとっては、この部分はあまり意味がないんだけど。

残念な点は、前橋リポートが今の標準である、疫学的な検討を経ていないことを述べている部分で、すべて言葉での説明であり、原著からの数値やグラフなどを引いての説得力ある記述がなかったこと。まあ、ネットで原著は読めるのだけれど。

また、近年、次第にインフルエンザワクチンが、集団防衛に役立つ、また個人防衛にも役立つという研究が増えてきていることを紹介してくれている部分で、「どの程度」という部分までは話題にしてくれていないこと。
「効く」といわれても、「どれくらい」なのか分からないのだ。

そういうちょっとした欠陥を抱えつつ、大変面白い本でした。

追記
Amazonのレビューをみていたら、おもしろい反論が。

「問診すらしなかった予防接種を裁判所判決が批判したことに対して、100%の禁忌者判別はできないと書き極論に走ることは、ゼロリスクを求める人々とレベルが変わらない。」

というのだけれど、これはどういう人の認識なのだろう。
完全な禁忌者判別ができないのは、当然なのことでそれを裁判所が求めるのは、ちとこまると僕も著者と同じ立場に立つ。別にこの場合「問診しなかった」ことは当然、悪いので、「問診しなかったことを裁判所が裁くのはオーケイ」なのだけれど、そうではなく「裁判所が100%の禁忌者判別を求めたととれる態度を取った」という部分が問題なわけです。

陰謀論に対して、そんなに暇ではないと書くことが、陰謀論に染められている者に対する説得や反論になっていないことすらわからないのであれば、人間相手の臨床医を辞めた方がよいのではないだろうか。

というのは、もうほとんどhate言説に近いと思うのだけれど、ひょっとするとこの反論している人も、陰謀論へのいらつきを共有している人なのかもしれない。
でも、陰謀論にはまっている人に対して説得をこころみるような論陣をはるなら、もう道具立てからすべて用意して、やらないと、だよね。この本の目的はそこんとこじゃないとぼくは読んだ。

いずれにしても、どれだけバランスをとって、目配りよく書こうとしても、小さな綻びがたくさん出てきてしまうテーマなのだ。
困難だが、しかし、その困難に挑戦し、かなり成功しているとぼくは思う。

東大海洋研究所・佐藤正樹研究室に行ってきた。

2011-01-19 22:29:46 | 日々のわざ
R1037665つくばエクスプレスで、柏の葉キャンパスまで。
科警研を超えてはるかかなた、海洋研のキャンパスにたどりついた。

佐藤さんは、NICAMという、地球を1辺3.5キロほどの3角形(正三角形に近いけれど、微妙に違う。正20面体以上の正○○面体はないので)に区切って、これまで困難だった、雲の物理過程をパラメータ化せずにそのまんま計算してしまおうという野心的なモデルを開発している。

ぼくは科学の特集で知ったのだけれど、あまりにツボだったので、お話しを伺いに訪ねた。その成果は、作品にじんわりと効いてくる。

あ、科学というのは、岩波の月刊誌「科学」の9月号のこと。これはとてもおもしろい雲特集号だった。
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なお、写真は、佐藤さんからもらった、正20面体地球。もともとは紙の上の展開図だったものを娘が組み立てた。
表面の画像はNICAMによるシミュレーション結果。
R1037661なお、海洋研の同じ敷地に宇宙線研究所などもある。
カミオカンデのセンサーも、誇らしげに(?)屋外展示されていて、へーっと思ったのであった。

科警研といい、海洋研といい、カミオカンデ(センサーのみ)といい、今の自分の関心領域とかなりかさなることを発見して、楽しい街であるような気もした「柏の葉キャンパス」であった。


「8月の世界樹」が小説すばるに掲載

2011-01-18 17:47:28 | 自分の書いたもの
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今、書店に並んだばかりの小説すばる2月号に、「8月の世界樹」という作品が掲載されました。

小説すばるに書くのは「銀河のワールドカップ」以来、何年ぶりか、というほど久しぶりです。
内容は、「天気読み」の一族の話で、今回は都市型集中豪雨をネタに、話が転がります。
実は1年以上前に草稿があって(実はニュージランドの半年滞在前から、結局、半分くらい書き直したオリジナルがあった)、満を持しての掲載。

というのも、理想的には2月に1回くらいのペースで連作として続けることになっているから。
というわけで、すでに次の話にも手をつけています。

しかし、長い間寝かせた弊害というか、日進月歩のコンピュータシュミレーションまわりなど、書いたとたんに古びているかもしれない部分もあって、これは今後連作を続けながらアジャストしていかなければ。最終的には単行本化の時に、調整することになるでしょう。

なにはともあれ、空を見上げ、雲を見るのが好きな人は、ぜひ。

青木幸子さんに挿画を描いてもらったので、すでに、ぼくの頭の中では、登場人物たちが青木ワールドの住人になっております。

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