川端裕人のブログ

旧・リヴァイアさん日々のわざ

編集者Aさんによれば、10/25に謎が解き明かされるらしい!(リョウ&ナオの秘密、その5)

2013-10-23 17:55:48 | 自分の書いたもの
Rn_sono5
お馴染みとなったリョウ&ナオの秘密シリーズです。
絵師編集者Aさんから、このようなメッセージが届きました。

この前紹介した「飛ぶ教室」の飛ぶ教室特集の発売日ですね。
そこに「リョウ&ナオ」にまつわる対談がなんと10ページにもわたって掲載されています。
どんだけ贅沢なんだというつくりです。
とお知らせしておきます。
飛ぶ教室第35号(2013年秋) (「エーリヒ・ケストナー作『飛ぶ教室』の世界」)飛ぶ教室第35号(2013年秋) (「エーリヒ・ケストナー作『飛ぶ教室』の世界」)
価格:¥ 1,000(税込)
発売日:2013-10-25



飛ぶ教室で飛ぶ教室!

2013-10-15 13:47:26 | ひとが書いたもの
飛ぶ教室第35号(2013年秋) (「エーリヒ・ケストナー作『飛ぶ教室』の世界」)飛ぶ教室第35号(2013年秋) (「エーリヒ・ケストナー作『飛ぶ教室』の世界」)
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発売日:2013-10-25

もうすぐに出る光村図書の季刊誌「飛ぶ教室」だけど、なんとケストナー「飛ぶ教室」特集。
編集者さんが、すごいひいひい言っている雰囲気は感じ取っていたのだけれど、これは確かに気合い入るよな。
中身楽しみです!

そして、もう一点、この号にはスペシャルフィーチャーが。
大きく出した書影の左下、「リョウ&ナオ」をサカナにした、ぼくとクサナギシンペイさんとの対談が表紙にも出てます。
これ、実質的にセカンド特集だよね。
かなりの分量使ってくださっているようで(たしか8頁とか)、ある作品(リョウ&ナオ)を通して、絵描きと物書きが、どんな世界を共有し、あるいはぜんぜん違うことを考えていたか、というのゴリゴリやっているはず。
お楽しみに。

そして、「リョウ&ナオ」もひとつよろしくですぢゃ。
リョウ&ナオ (飛ぶ教室の本)リョウ&ナオ (飛ぶ教室の本)
価格:¥ 1,680(税込)
発売日:2013-09-05



ロスマンの疫学の第二版が出てます

2013-10-14 13:26:21 | ひとが書いたもの
ロスマンの疫学―科学的思考への誘いロスマンの疫学―科学的思考への誘い
価格:¥ 2,625(税込)
発売日:2013-10-19


「ロスマンの疫学」は、現代疫学の教科書の定番を書いているロスマンによる入門書。
2004年に第一版が訳されてから、9年後の第二版です。

ぼくは、疫学大事だよーと言ってきたけれど、社会の一大事において放射線疫学と最初に出会い、なにかあやしげで、信用ならないもの、みたいに感じた人が多いかもしれないと感じている今日この頃です。つまり、我々の社会(のかなりの人)が、疫学と「不幸な出会い」をしてしまったのかもしれないと。残念なことです。

でも、「放射線疫学」けしからんと思っている人でも、たとえば、因果推論というのがどのように行われるのかというのを知っておくのは大事だと日々、ますます感じており、この第二版を推します。

因果推論を実用の学として、日常レベルの水準で行いうる方法論って、結局疫学になるんですよ。
それだけパワフルな道具なのです。
「あれか、これか」「シロかクロか」の問題ではなく、寄与割合を考え、程度を考え、分布を考え、頻度を考え、ほかにも関係していそうな要素(交絡要因)を見抜き、データの取り方の偏りなど(バイアス)をうまくさっ引く方法を考えたり、さっぴけなくても、それが結果にどれだけの影響を及ぼすか評価したり……という思考の仕方。
パワフルなだけでなく、その限界もあぶり出す方法。
そして、その限界といとうのは、因果推論において人間が感知しうる限界を示すことでもあり、そういう意味でも、やっぱり、重要なジャンルなんです。


オオサンショウウオ小説「二百年の孤独」──生き物テーマ小説の再構築にむけて

2013-10-14 12:36:31 | 自分の書いたもの
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ジェイノベル11月号に「二百年の孤独」と題した、オオサンショウウオ小説が出ます。
これは、ひさびさに書いた「星と半月の海」系列の短篇。
「星と半月の海」は、ぼくとしては、たいへん気に入っている短篇集で、読んでくださった方の評価は高いのだけれど、正直、あんまり話題にならなかったし、売れませんでした。
しかし、その筋をあきらめるのは、もったいないほど豊饒なジャンルなので、時間を置いて再トライ。というのが、「二百年の孤独」です。

あくまで短篇だけど、小さな謎は解決しつつ、大きな謎は放置のまま、「続き」は書けます。それを商業誌ベースでできるのか、ちょっと時間がある時に書き下ろすのかは、みなさんのニーズ次第ですね。

いずれにしても、生き物小説というのは、好きだし、諦めたくないので。
引き続き、いろいろ手を尽くしてみます。

月刊 J-novel (ジェイ・ノベル) 2013年 11月号 [雑誌]月刊 J-novel (ジェイ・ノベル) 2013年 11月号 [雑誌]
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星と半月の海 (講談社文庫)星と半月の海 (講談社文庫)
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今さらなんですが……秋の日の栗山(モンブラン)会だより

2013-10-13 23:55:14 | 日々のわざ
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とある日のことです。
銀河へキックオフに出演していた4人の漢たちが、わが地元駅に降り立ち……モンブランを食べました。

アニメにはなかったけれど、原作にある「モンブラン戦争」のシーンのモデルとなったモンブランです。
しいていえば、「生存競争に負ける竜持君」のシーンに活かされているかもしれない一コマですね。

ここに至る経緯は省略。
まあ、いろいろあって、こういうことになったです。

そして、かくも爽やかなひとときですよ。
そのまま、「サウンド・アンド・レコーディング」(でもなんでもいいんだけど)のインタビューみたいです。

ぼくの構想では、最近、筋力アップ中の高坂さんにドラム。井上さんギター、茶渡さんベース、坂巻さんボーカルか、というイメージだったんですけどね、某スピードスターが「ボーカルはうちや」と後で、言っておりました。

11月から、またアニマックスで「銀河へキックオフ」の再放送が始まるそうです。
不思議な求心力が働き、奇跡のように実現した、漢たちのモンブラン会でした。
なにか、ぎゅっと凝縮された、珠玉の時間を過ごすことができました。

ありがとうございます!

これを貼っておこう。
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「リョウ&ナオ」のGeKOESがあったら入りたい?──編集者Aかく語りき

2013-10-05 02:17:36 | 自分の書いたもの
Rn_sono4
編集者Aさんが、またも絵師ぶりをはっきして、書いてくださいました。
たしかに、読んでくださった方でGeKOESが本当にあったら入りたい!って感想を述べてくださる方っているんですよね。
ぼく自身は、中学生にこんなことやらせちゃっていいのか、とどこかで気後れしていてGeKOESって結構ブラックなんじゃない?なんて思ってますので、こうもプッシュしていただけるとうれしいです。
だって、「次世代のリーダーを育てる」って、かなーり上から目線じゃないですか。
それでも、参加する者が何かを得るか、という点で、GeKOESが素晴らしく機能してくれていればいいなあと、心から願っています。

あ、そうだGeKOESって何の略かって聞かれます。
でも……今のところ知っている人はいません。
編集者Aさんも知らないし、謎の団体です。

なお、ここで紹介いただいている、紗英さんは、ぼくはかなりお気に入りの登場人物なんですよ。


オオサンショウウオ小説が来る!

2013-10-03 21:29:48 | 自分の書いたもの
R2270502
自分的には非常に野心的な小説が近々ジェイノベルに出ます。
ジェイノベルといえば、かの「算数宇宙の冒険」を連載させてくれた剛毅な雑誌ですが、今回も「理系小説」という発注で、動物園小説、いえ、オオサンショウウオ小説を書くこととなりました。
もう再校も戻したし、あとは待つのみなので、事前に告知。

なぜ、これが野心的かというと、「星と半月の海」から試している、動物小説の流れをへこたれずに再トライているからですね。こういうのは、本当に、書きたいし、自分だから書けるという自負もあり、それを喜んでくれる人がいるのも知っている。
しかし、そこに届いていないというのも間違いないことで。

というけで、流れを作ります。再び。
このサンショウウオ小説はとりあえず読み切り。でも、その後の展開に含みもあって、さあ、どう転がるか。
それまでは、「星と半月の海」もよろしく。
たとえば、「動物園にできること」を読んでいろいろ考えた人なら、楽しめるし、また、考えられる短篇集なので。
星と半月の海 (講談社文庫)星と半月の海 (講談社文庫)
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発売日:2010-03-12