川端裕人のブログ

旧・リヴァイアさん日々のわざ

いよいよフィヨルドランドペンギン(1D1P)その12ペン

2011-02-28 23:09:56 | 川のこと、水のこと、生き物のこと
Img_4997いちお森のペンギンであるフィヨルドランドペンギンくん。
茂みの中から顔を出してるところ。
イワトビなんかと比べると、かなりおっとりな印象ですね。

いよいよ、というわけでもないけれど、NZ本島において見られるペンギンのうち、たぶん一番、お会いしにくい種類。もちろんキガシラよりもずっと。

うっすら見えるけど、頬の「アパッチマーク」が特徴です。


「PTAは新しい公共を切り拓けるか」の発表資料

2011-02-28 16:59:57 | 保育園、小学校、育児やら教育やら
なにを今さらの話題ですが、昨年8月「PTAは新しい公共を切り拓けるか」と題したフォーラムで発表をしました。
フォーラムのサイトはこちら。
http://pta-forum.seesaa.net/

その時に発表に使ったファイルをPDFにして、上記サイトに掲載してあるのですが、このブログでも紹介しておきます。2メガ弱くらいのPDFです。
「0807PTA_forum_Mr_Kawabata.pdf」をダウンロード


カイシャデイズの文庫版解説を書きました

2011-02-26 18:31:36 | ひとが書いたもの
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あれ、まだ文庫版のデータが来てないみたいですが、もうじき文庫版が出まして、そこにぼくが解説を書いています。
きょう見本が届きましたよ。

ちなみに、解説のタイトルは「わたしたちはつながっている」。
それとはちょっと関係なのだけれど、冒頭のエピソードは、山本さんと一度だけお会いし対談した時に、お互いに「悪人が書けない」と編集者に指摘されたことがあるという共通項で盛り上がったことです。

ほんと、悪役は難しいですよ。
なお、石田衣良さんの「シュウカツ」も同じ配本日で文庫になるみたいですね。

さらに言うと、最近読んだ、山之口洋さんの「暴走ボーソー大学」はまた良作です。
スカイエマさんの表紙も最高。
ブログでは同時代の小説家の評はしない方針なので、この程度で。
ただひと言申し添えると、ぼくはこの作品で、山之口さんを、房総半島作家としてライバル認定しました(笑)。
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南極料理人

2011-02-25 21:48:53 | 日々のわざ
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良作。最近、一緒にDVDを見ない(忙しい!)息子も足を止めてそのまま一緒に見た。
地味ーに、おかしくたのしくかなしくうれしい映画だな。
この3分の1の期間だけだけれど南極海上で洋上閉鎖空間(?)にいたことのあるぼくには、よーく分かる心理的な部分とかが、濃ゆーくならない程度に描かれて、ああ、そうだったよなあ、とか思い出したりもした。

個人的なヒットはKDDインマルサットオペレーターの清水さん、でした。

元になった本も買おう。
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落ち葉とヒナ(1D1P)その11ペン

2011-02-23 23:57:52 | 川のこと、水のこと、生き物のこと
Img_5204フィヨルドランドペンギンに行く前にぱらぱら見てたら、保護施設の中のヒナちゃんを見つけました。
前日に保護されたばかりで、まだ環境の変化に戸惑い中の様子。
胸から腹にかけて薄いのがわかりますか。
この時期に到達しているべき体重の6割くらいしかなかったそうで。
1日2回、養殖サーモンの幼魚を7尾与えられ、体重を増やしていくとのことでした。



『不完全な世界で「子どもを護る」ことについて考える』についての裏話(?)など

2011-02-22 01:19:47 | 自分の書いたもの
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『不完全な世界で「子どもを護る」ことについて考える』(川端裕人、中央公論3月号)という論考を書きました。まだ書店に並んでいる号です。

8ページという紙幅の関係で、書けなかったことや、話の本筋とは違うので割愛したことなどを、軽くコメントしておきます。

********
・第一節「非実在青少年から非実在犯罪へ」
 正直、ここは書く必要があるのかなあと悩んだところ。ミニマムに留めたかったけれど、がんばってこれがやっと。ほんと、こういう振り返りはリンクひとつで済ませて、もっと、書きたいことがあった、というのが正直なとこ。
 

・第二節「PTAの関与」
 都小Pの成り立ちについて述べている部分。これまで聞き知っていたことや、各区のPTA担当への取材、ネット上のデータで分かったことをエントリに書いてきたけれど、せっかくなのでここでは、ずっと電話のつながらなかった都小Pへの直接取材も敢行(中央公論編集部より)。

 結果、参加しているのが248校PTAであることは確認(毎日新聞の報道通り)。つまり、東京都の市区町村立PTAを母数にすると2割を切る、組織割合であることは事実だと判明。
 ところが、加入している市区町村PTA連合について聞いてもらったところ、警戒モードになったのか書面での質問を求められた、とのこと。

 ぼくから編集部にお願いしたのは、以下の質問。
 
・毎日新聞の報道で出ていた278校PTAの加入という数字は正しいか。
・現在のところの正確な加入市区町村PTAは?
・今回の条例案への賛意(陳情書など)は、各市区町村PTAからの持ち上がってきたものではなく、まず都小Pから出されたものと理解して良いか。また、各市区町PTAレベルのPTA連合に対しては、どのようにして理解を得たか。
・12月に東京都に出した要望書に、私立中学校PTA連合が「あいのり」して要望した。ほかにも3団体が同じ要望を出したと報道されているが、それはどういう団体か(調べが着かず、ご教示乞う)。

 
 ↑は、当方から中央公論編集部へのお願いなので、実際の質問の文面は違うはず。
 いずれにしても、回答は、以下の通り。
 
『この度はご連絡をいただきまして有難うございます。しかしながら、大変残念でございますが、只今諸事情により雑誌の取材はお断りしております。ご了承下さい』
 
 残念!
 

・保護者は条例改正に賛成?
 このセクションは書きながら悩んだ部分が多い。
 というのも、身の回り(ネット含む)の保護者仲間との対話、いわばプチ調査から得た雑感を、論考の方向性を決めるための傍証として使っているから。こういうのはエビデンスとはいえず、非常に弱い傍証だ。とはいえ、書き手であるぼくに大きな示唆を与えてくれている。
 
 のちに、都の施策について、その前提とされる問題意識の部分でも、期待できる効果についても、エビデンスがないことを批判しているわけで、さて、このような雑な「データ」の扱いは、この手の論考において許されるのか。
 
 この節での「プチ調査」の結果を、ぼくは「健全育成と治安・防犯は容易に合流する、混同される」ことの補強材料として使った。もちろん、都小Pの請願書の文面から始まって、記録に残っている協議会資料から、同じく傍証たる発言を引っ張ってくることもできた。それでも、論旨は変わらなかっただろう。
 
 たまたま都小Pと縁深い世田谷区のPTAを知る者として、つい「身の回り」から説き起こす誘惑には勝てなかった。しかし、上記のように、今ももやもやしている。
 

・マンガによって認知は歪む?
 この節では、 疫学の症例対照研究的な2X2表の発想を紹介し、それはそれで重要だと思うのだけれど、本当はDAGを使って、原因の多要因性や交絡のことなども説明したかった。しかし、あまりに紙幅はないし、生半可な説明では逆に誤解を生むし、ということでやめた。
 
 短い言葉でうまく説明できないのは、ぼくの理解が生半可なところでもあって、そこが悲しいところ。
 今、日本語で読めるものとして、岩波の統計科学シリーズ「多変量解析の展開」やパールの「統計的因果推論」などがある。また、津田敏秀さんが準備中の一般書の中でDAGについてかなりのページを費やして解説する計画があるとも聞いている。
 
 というわけで、これまでも多くの人が、疫学についてぼくからの紹介されるやいなや(なんか古くさい表現だな)、ぼくなんぞよりも、ずっと深く理解し、自家薬籠中のものとしていったのを目の当たりにしてきた身として、どんどん、ぼくより詳しくなってください。期待します。

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・ゼロリスクはのぞめない、しかし……

 元原稿では、今の子ども(小学生高学年以降)について、最大の死亡リスクは交通事故(特に自転車に乗っている時)であることも言及していた。これは「見ず知らずの人に殺される」「虐待や身近な人に殺される」よりも多い圧倒的なリスク。
 
 かつて「交通戦争」という言葉があった時代があり、多くの子どもが犠牲になった。

 ぼくは、殺人事件の被害者になった直接の知人(子ども)はいないけれど、交通事故でなくなった知人(子ども)は少なからずいる。自分の同級生も小学生時代に、娘の学校の子も……。
 
「交通戦争」を緩和するためにガードレールがたくさんできて、歩道橋も沢山できた。それによって交通事故死は、画期的に減っている。それでも、今の社会で、子どもにとって最大のリスクだ。

 これを少なくしようと、例えば、飲酒運転の厳罰化を訴える方法は、今回の論考の文脈から想像される通り、たぶん実際の子どもの交通事故被害を減らすことについて大きな影響力を持たないかもしれない(この点、結局、本文に書かなかったので、しっかり調べきっていない)。
 
 たぶん、根本的な解決方法は「車の数を減らそう」とか「市街地への侵入禁止」といったことになると思うのだが、自動車による利便性がかくも高く評価されている社会で、我々は「子どもを護る」ことより、自動車の利便性を優先している(今のリスクを許容している)と言える。
 
 このあたり、今回たまたまメインアクターであった警察関係者に見解を問うてみたいと思った。これもまさに警察マターなのだから。
 
 あと、感度と特異度についての議論、どうだったろう。
 ゼロリスクを求めると起きる弊害についての説明として、適切だったかどうか。わりと身の回りで分かってくれる人が多かったので。


・根拠に基づいた防犯
 GISを用いた実地疫学的な防犯は、これからも注目したい。
 実はGISは、疫学と本当に親和性が高い。時間・場所・人の3要素を簡単にマッピングして、視覚的に示してくれる。だから、感染症制御の現場でも当然のごとく使われるようになっている。
 
 なお、「犯罪からの子どもの安全」というサイトを紹介した。独立行政法人科学技術振興機構 社会技術研究開発センター が、平成19年度より実施している研究開発領域のウェブサイト。エビデンスに基づいた防犯をしっかりやろうとする意識を持った取り組み・研究が多く、心強い。
 
 そして、強烈な皮肉もひとつ。都条例改正でメインアクター(アクトレス)の一人だった、都小Pの新谷珠恵会長も、この研究領域の「マネジメントグループ」の一員となっている。
http://www.anzen-kodomo.jp/profile/group/h22/t_sintani.html

 ま、悪いことじゃないよね。
 新谷氏も、エビデンスについていろいろ勉強してくれるかも。
 
 さらに、犯罪リスクについては、浜井さんの本、河合さんの本(今、読んでいるとこ)が、基本文献になりそう。未読の方はぜひ。
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・健全育成と犯罪被害リスク
というわけで、一家・身近な共同体(核家族ではなく、近しい親類や友人も含め)に一人は統計が分かる人を! というのが主張。

原稿を仕上げつつ、いわゆるジャスミン革命が進行し、さらに原稿が世に出るのをまちながらエジプトでの動向をウォッチしていたわけで、妙に感慨深いです。

ことばと思考(弱いサピア・ウォーフ仮説は支持できる!?)

2011-02-21 23:55:33 | ひとが書いたもの
ことばと思考 (岩波新書)ことばと思考 (岩波新書)
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発売日:2010-10-21
これは面白い本だった。
文化人類学や言語学に興味がある人なら、サピア・ウォーフ仮説に興味を持ったことがあるだろう。
ポジティヴな意味か、ネガティヴな意味でかは、ともかく。

かくいうぼくも学生時代にサピア・ウォーフ仮説に触れて、衝撃を受けた。

簡単にいってしまえば、言語が思考に強い影響を与える、どころか、言語を通じて我々は世界を認識しており、違う言語の話者は違う世界に住んでいるに等しい(原典にあたらず、かなり意訳)というようなもので、えーっ、もし本当だとしたらどうするよー、とか真剣に考えたものだ。

で、その後、幸か不幸かサピア・ウォーフ仮説は否定されて久しい、といったことを何かで読み、ほっとすると同時に、残念な気もしたのだった(すごくエキサイティングな仮説だし)。

90年代に、ピンカーの「言語を生み出す本能」(日本語タイトルあっている?)などをよんだ時も、この仮説は否定されていたと思う。

しかし!
本著の著者今井氏によると、最近の心理学実験によると、「強い」サピア・ウォーフ仮説はともかく、「弱い」仮説なら支持できそうだという。

「強い」というのは、上に描いたように、我々が言語を通じて世界を認識しており、違う言語の話者は違う世界に生きている的なもの。

「弱い」というのは、言語の違いが話者の思考や行動にある程度の影響を及ぼす、といったくらい。

これまた厳密な言い方ではないが。

著者の話では、たとえば、色の切り分けやら、方向についての基準の取り方(東西南北のような絶対座標か、左右のような相対座標か)、数詞の形式などによって、各国語話者が違う認識を持ったり、違う行動を取ったりすることがあるという。

特に言語獲得前の乳幼児を使った実験で、言語を獲得するとともに、その言語の中では注目されていない要素に対して、関心を示さなくなっていくようなプロセスも示され、ドキドキする。

おしむらくは、岩波新書の方針なのか、実験の結果について、一切図表などでの数字の紹介がないこと。

A語の話者とB語の話者の認識や行動が、違うことが示された、といったことを述べる時、「どれくらい」というのがとても気になる。
もちろん統計的検定はパスしているのだろうが、Aに対しBが何倍みたいに表現できる時、点推定値が1.2倍なのか12倍なのか、信頼区間あるいはP値がどれくらいなのか気になって仕方ない。
それが違えば、「弱い仮説がどれだけ強く」支持されるのかも違ってくるし。

さらに言うと、こういう点が気になる人が増えてほしい。そうすれば、このような入門かつ総説的な本でも、きっと紙幅をさいて、載せてくれるようになるだろうし。

という点を除いて満足のいく読書でした。
言語を生みだす本能〈上〉 (NHKブックス)言語を生みだす本能〈上〉 (NHKブックス)
価格:¥ 1,344(税込)
発売日:1995-06
言語を生みだす本能〈下〉 (NHKブックス)言語を生みだす本能〈下〉 (NHKブックス)
価格:¥ 1,344(税込)
発売日:1995-07


あと、ウォーフの著作はこちら。
言語・思考・現実 (講談社学術文庫)言語・思考・現実 (講談社学術文庫)
価格:¥ 1,155(税込)
発売日:1993-04-28


そして、サピアはこちら。ウォーフはフィールドワーカーで、サピアは理論家の面が強い人。
言語―ことばの研究序説 (岩波文庫)言語―ことばの研究序説 (岩波文庫)
価格:¥ 945(税込)
発売日:1998-11-18


真っ正面(1D1P)その10ペン

2011-02-21 00:56:17 | 川のこと、水のこと、生き物のこと
Img_0892風邪引いたり、忙しかったりで、中断していた、1日1ペン復活(予定)。
ペンギンホスピタルについて書くのは、どうも、分量といい、まとめ方といいどうしても、ある程度の時間と根性が必要なので未だ果たせず。

次はキガシラペンギンではなく、フィヨルドランドペンギンにスライドするつもり。


ギャングエイジ10回「怪文書騒動」

2011-02-16 16:53:37 | 自分の書いたもの
Gangウェブメディア「文蔵」にて、連載中の「ギャング・エイジ」第10話「怪文書騒動」が更新されました。
とうとう3学期。
前回からの流れを引き継いで地域や保護者の不穏な動きの中で、我らが、てるてる先生晃道のクラスでも、それとはまったくちがった別の事件が起きている(ずっと起きていた)ことが発見されます。
そして、最近はやりの学校理事会ではなく、「学級理事会」が発足します(最小単位の学校コミュニティである学級レベルで理事会を回した方が、ずっと実があるというのが、校長の考えで、実は著者の考えだったりもします)。

掲載は全12回の予定なので、終了点まで、今回もいれてあと3回。よろしく!
http://www.php.co.jp/bunzo/web_bunzo_list.php#kawabata


ディスタゴンがきた

2011-02-15 20:51:42 | きうらきら光ったりするもの
Img_5273昨日、ディスタゴンが来た。
クラシックな設計ながら、CannonのEFマウント。
円高の折、つい、先々週あたりに購入したのが、海を渡ってやってきた。
18ミリでF3.5なので、7Dにつけるのもありなのだけれど、とりあえずこのワイドアングルを楽しむため、5Dmk2につけている。
印象は……結構、じゃじゃ馬。
Img_5282ま、なんやかんやといじりつつ、楽しむことといたしましょう。
がっしりとした金属ボディのせいもあって、なんだか、とても重たく、充実感のあるレンズでした。



はけん小学生

2011-02-15 08:56:21 | ひとが書いたもの
12歳の文学 第四集 すごいぞ、日本の小学生 (創作児童読物)12歳の文学 第四集 すごいぞ、日本の小学生 (創作児童読物)
価格:¥ 1,260(税込)
発売日:2010-03-24
4年生の読み聞かせに「12歳の文学」。同じクラス3連続になってしまったので、少々変化球を。

とはいえ、読んだ「はけん小学生」は、実によくできていて、また現役小学生が書いただけに、学校という場についての臨場感が著しく高く、食いつきが良かった。「きみたちがもうすぐなる5年生が書いた話なんだよ」という部分よりも、純粋に物語が強かった。
時間の関係で最後までいけなかったのだが(ぼくはわりと、読めなきゃ、途中でほっぽり出す。続きは自分で読んでね、と)、「続き読みてー」とあちこちで声があがったので、本を預けてきた。
最初に言った子に渡したわけだが、「あー、ずりー」「つぎおれ」とか声が乱れ飛ぶほど。

そこまで、引きが強かったので、
最後に、「実はぼくははけん小学生になる子をさがす役を文科省から頼まれています。なりたい人は受験の方法を教えます」とか「この学校には、はけん小学生と同じくスーパーな先生である、はけん先生がきています。誰でしょうか」とか、ぶちかまして帰ってきたのでした。

単に受けてた。

注・ぼくが「はけん小学生」スカウトだってのも、「はけん先生」が来ているのも、ただのホラ話です。真に受ける方がいたらアレなので、注釈まで(笑)。

中央公論2月号に「不完全な世界で『子どもを護ること』について考える」を書きました

2011-02-11 03:35:11 | 保育園、小学校、育児やら教育やら
中央公論 2011年 03月号 [雑誌]中央公論 2011年 03月号 [雑誌]
価格:¥ 900(税込)
発売日:2011-02-10
東京都青少年健全育成条例に端を発して、キーワードは、表現規制、マンガ論争、PTA、ゼロリスク、疫学、根拠に基づいた防犯、といったところでしょうか。

この件は、またしばらくしたら内容にも言及して長目のエントリにします。


実体顕微鏡+EOSで最後は謎の天体へ

2011-02-06 19:57:42 | 日々のわざ
Img_4165娘がサイエンス倶楽部でタマネギの細胞を染色してきたので、愛用の実態顕微鏡でみてみる。
ついでだから、EOSKissX3をつなげて写真。
細胞でかいなあ。核まで見えるなあ。
とはいえ、娘のは染色が薄くて、これは、何年か前に息子が作ってきた方。
勢いづいて、さらに娘がきょう作ったというガラス。
Img_4170コバルトを仕込んで青を出してある。
ぬめっとしたかんじといい、中に入っている気泡といい、ミクロな視点は美しいことよ。
もう少し露出を上げたかったけど、わりと光量不足だ。(レタッチしろって? しません、そういうめんどいこと)。

Img_4175さらにちょうしづいて、息子がどこかで拾ってきた車載電子機器の回路。
いったい何だったのか分からない。
可変抵抗のあたりは、化学プラントみたいだよ。
川崎あたりにこういうのないですか。

そして、最後に……
Img_4177謎の天体を発見かっ。
これも昔、息子がサイエンス倶楽部で作ってきたものだな。
なにかを鋳造して鏡面仕上げにしたものだけれど、裏側は凸凹で味わいが深い。



これからごはん(1D1P)その9ペン

2011-02-03 20:01:46 | 川のこと、水のこと、生き物のこと
Img_3154ホスピタルについて書こうと思いつつ、それはそれで気合いがいるので(写真見せるだけじゃなくて、起承転結のある文章書かなきゃ)、別の写真にいきます。

海から帰ってきたパートナーを迎え、相互行動をみせてくれるのは、なんとも心温まる光景。

とはいえ、なんか、わすれてない?

Img_3158忘れられていたのは、ヒナちゃんです。
おいらのこと忘れんなー、腹減ったー、と茂みから出てきましたとさ。
ほんと、忘れっぽいだから! プンプン!

いわゆる恍惚のディスプレイってやつですからね。いったんはまったら、なかなかやめられないみたいです。
それでも、さすがに、割って入られると、我が子の腹空き加減に気づいた模様。
恍惚から帰還して、なんかバツが悪そう。

Img_3163そして、お食事はちょっと人気のないところで。
そそくさと奥に消えていきました。