川端裕人のブログ

旧・リヴァイアさん日々のわざ

2009-08-31 20:46:16 | 日々のわざ
R0011775ほんと、見たとおりの馬。
ぼくたちが住む「ちいさいお家」から公道に出るまでの小径にて。
特に意味ありませんが、たまたまむしゃむしゃ食事中だったので……。

で、近況ですが、暖か目の日々が続いています。
オフシーズンなのにさんざんトライしてきたトラウト釣りにとうとう成功したり、わりとご機嫌な週末をすごし、再び日常生活。
子どもを送って、「ちいさいお家」に戻って、書いたり書かなかったり。
人に会いに行ったり、図書館に行ったり。
そういうのが日常。

やっぱり、得難い日々だなあ、と、馬を見て思ったのでした(ちょっと嘘)。


花にピントは合ってません

2009-08-31 17:46:54 | きうらきら光ったりするもの
R0011768_2R0011766GRD3シリーズ。
こってり目に色を乗せてくれるvividモードは、空を撮るとうれしい。
というわけで、空を撮ることしきりです。
広角ゆえ、よほど面白い雲が広範囲に広がってでもいないかぎり、「前景」が必要になってしまって、しかし、そこに決してピントは置かないのがポイント。



人物でたどるニュージランドの現代史

2009-08-29 07:30:07 | ひとが書いたもの
ニュージーランドの思想家たちニュージーランドの思想家たち
価格:¥ 2,730(税込)
発売日:2001-04
これは、ちょっとだけ看板に偽りがあって、思想家というよりも、むしろ政治家、実践家、活動家、表現者、などについての本だ。ただ、この国では、思想はすぐさま実践に結びつき、国政レベルにまで反映されうるということでもあって、大変興味深い。
ナッシュ、ロンギ、クラークといった歴代首相の項目を読むだけでも、現代、ニュージーランド史のある側面がしっかり見えるし、エドモンド・ヒラリーやキャサリン・マンスフィールドやマオリ復興運動の母フィナ・クーパーには大いに感じることろがあった。
「今ここ」の中に、ちらりと示した、川の上流にさかのぼると空に至る、みたいなイメージは、もとはとえいばヒラリーの本から来ているのだと再確認。
ニュージーランドに興味のある人なら、これはかなりお勧めできる本でした。


冬のにぎやかし

2009-08-28 13:01:18 | 川のこと、水のこと、生き物のこと
R0011393冬のボタニカルガーデンを走っていても、やはり花は少ない。
こういうので、ちょっと彩りを添えていたり、なんとか、ボタニカルというか、フローラルな雰囲気をかろうじて醸し出している。
ここ数日、暖かい日が続いて、水仙が咲き始めたという情報もあるので、近々、開花報告をどんどんできるかもしれません。
と同時に、バードウォッチングキャンペーンもそろそろ始めるつもりので、鳥さんの写真が撮影できたら、報告します。


daffodil day

2009-08-28 07:38:54 | 日々のわざ
R0011761学校に行くと、みんな私服だ。
びっくりしてきいてみると、daffodil dayだというのだそうで、がん協会のキャンペーンで、春の花であるdaffodiの色
、黄色がはいった服装でくるならわしだとか。
ぜんぜん知らなかった。
写真は、ドネーション用の用紙。ゴールドのコイン(1ドル、2ドル)をはりつけて、花を咲かせましょうとのこと。



似たような写真(青空って退屈?)

2009-08-27 21:33:40 | 日々のわざ
クラウドウォッチャーであるカワバタにとって、青空は退屈だ。
ちっとは雲が出てほしい。
いや、ちっとではなく、高い雲から低い雲まで、まんべんなく出ているのがよい。
というわけで、ちょっと退屈な日だった。
GRD3で、Vivid設定にして撮ると、ベルビア的な色乗りが楽しめる。
それはよし。
R0011625R0011618_2R0011622



ある7-8年生の1日@クライストチャーチ

2009-08-27 07:17:08 | 保育園、小学校、育児やら教育やら
R0011437複式の学級(複数の年齢が混合している。こっちではシンジゲートといっている)をとるクラスが結構あって、息子が入ったのもそういうクラス。
2学年が一緒なわけで、そのメリットとしては、「2年間のうちにやらねばならないことは押さえつつ、学期ごとのメインテーマを深く追究することができる」ことだろうか。
写真は、ある日の「時間割」。
Mathsと国語は毎日あるけれど、ほかはinquiryにあてられることが多い。
前学期はサイエンスで、今学期はアート。
先生が前に立って同じことを教えるのではなく、みんな独自に探求する。
そのためにこのクラスにはマックとPCが10台以上ある。
それらを使って詩の勉強をしてみたり、学期末までにつくる映画の準備をしたりしている。ガレージバンドや、iMovieが大活躍する。
やっぱ……ひとことで言って、ゆるい。


逆光にはかなり強い

2009-08-26 21:12:50 | きうらきら光ったりするもの
R0011633_2GRD3が届いて、いろいろうれしくなって撮っているきょうこのごろ。
ブログの写真はGRD2と3でのものが混在している。
で、これは、3によるHeathcote river沿いの道。
あえて、ばりばりの逆光で撮影。
かなり、逆光に強くて頼もしい。フードなどせずにこれくらい写る。
総じて、ぬけのよい絵が撮影できるようになった印象が強いけれど、逆光のときもまさにそういうかんじ。
道具としての信頼感が、日々、成長中。

RICOH デジタルカメラ GR DIGITAL III GRDIGITAL3RICOH デジタルカメラ GR DIGITAL III GRDIGITAL3
価格:(税込)
発売日:2009-08-05



世界の学校! 

2009-08-26 15:15:27 | ひとが書いたもの
世界の学校―教育制度から日常の学校風景まで世界の学校―教育制度から日常の学校風景まで
価格:¥ 2,625(税込)
発売日:2006-03
これは思いの外よい本だった。
フランスやドイツ、フィンランドといった欧州系、イギリス、オーストラリア、アメリカといった旧英連邦系、さらにロシア、韓国、中国、ブラジル、タイ、インドネシア、ケニアといったあたりの公立校を中心に語られる。
日常の学校風景から説き起こし、制度的なところに話がいくので、とても活き活きと、その国なりの「学校」のありようが頭に入ってくる。

もちろん、ひとつの国の中で、画一的な「学校」があるわけでもないのだけれど、ひとつでも例を示されると、すくなともぼくらが知っている「学校」は相対化され、また「違い」が前景化する。

この手の比較教育学的な本というのはとても意味があるなあと感じた次第。

ちなみに、この本にはニュージーランドのことは書いていない。これだけ多様な教育のありようの中で、やはり、ニュージーランドはさらに一章をさくべき思えるだけユニークだ。
だれか書いてくれないかなあ、と思ったり。


ニュージーランドでのPTAの会合、2回目。(だれがPTA会員なのか、と疑問を抱く)

2009-08-26 09:00:14 | 保育園、小学校、育児やら教育やら
R0011398PTAの会合、2回目に出席。
前回と同様夜の7時半から。
これだけ読んでも、意味不明のところも多いかと思うけれど、個人的なメモをほぼそのままコピペしておく。

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19時35分に到着。
会長のジャッキは、「ようこそ、エキサイティングな会合へ」とあいさつ。「ここではエキサイティングなことは特に起こらない」というのがジャッキの以前の説明。「へー、なにかエキサイティングなこと、起こった?」とかやりつつ、19時40分くらいにスタート。21時きっかりくらいまで。

参加は、ジェニー(先生)、ジャッキ、ソフィー、デニース、アニータ、あともう1人。6人。みんな女性だ。1人だけいるはずの男性は前回に続いて欠席。

キ校長は出席するつもりなのか、と、話題になる。
今回はダニーデンに行っていて欠席。前回も出ていないし。
そもそも、PTAの会合に出るつもりがあるのか。誰も知らない。大笑い。

R0011398PTAの会合、2回目に出席。
前回と同様夜の7時半から。
これだけ読んでも、意味不明のところも多いかと思うけれど、個人的なメモをほぼそのままコピペしておく。

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例によって前回のミニッツ(議事録)の確認から。
・校庭美化のワーキングビーについては、グリーンスペースとの調整。とにかくターム3が終わるまでに。
・ワイン樽のペイントは、ヘレンがブラムに頼む。
・クッションカバー(3,4年)については、ルーム20.22.28についてはソフィーが、21についてはヘレンが見てきた。どれだけ、補修したり、洗ったり、新しく作ったりする必要があるか。打ち合わせ。
・学校代表チームが着るスポーツユニフォームについて、古くなっているのを新しく。これについてBOTは興味があるか。ないなら、PTAが独自にリサーチ。スクールアイデンティティとして大事であるがゆえ。

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さらに、前々回より引っ張っているネタいくつか。
・図書室のクッションは洗濯完了。
・カーテンの選択は、春を待って。洗濯日和に。
・単語カードのクリーニングすでに終わった。ジャッキ。
・ネットボールのラインなどは、ポールがオーガナイズしてやってくれる。
・掲示板については、目下、校長が保留中。
・演劇用のコスチュームの整理および目録作りについて。いかに、生徒がまともにものを返さないか、先生まで実にいい加減であるか、目録をつくりかけたソフィーがなげく。とても言いたいらしく、生徒の挙動や先生の挙動を細かく描写して大爆笑を誘っていた。次の議題に移ろうとすると、また、言いたいことがあるらしく、30分くらいを費やす。そりゃあ、たしかに週に一度整理して目録作りを進めても、翌週着てみると全部めちゃくちゃとなるとやってられない。しかし、1時間20分ほどの会合で、これだけに30分は長い。というか、今回はこれのために1時間以上の長さになった、というかんじがする(笑)。

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PTA規約、constitutionについて。
ヒロトから質問があったが、誰か見たことあるかと会長から。誰も見たことがない。爆笑。
書記のアニータが、うちにこんな大きな箱を引き継いでいて、その中には過去の記録がたくさん。きっとその中に埋もれているだろうとのこと。発見できたらみせてくれることになる。

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要請されている「仕事」
・中学年の子の「リテラシークイズ」というイベントがある(詳細はよく知らない)。子どもだけでなく「お客さん」もやってくる。そこでPTAが、飲み物の準備。お茶、コーヒー、ジュース、紙コップなどなど。当然、ミルクやシュガーも。
・BOTよりの要請として、「ショーケースイブニング」にも、お茶・コーヒーを出してほしいとのこと。BOTの議事録をみながら書記から報告。
・教室の改装について、まだ具体的ではないが、PTAで何ができるだろうかという問い。

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次回の会合の相談。
一ヶ月後は、3学期ももう終わりだ。
次はスクールホリデイあけの10月なかばにしよう、ということで決まり。
1ヵ月半ほどあくけれど、別に問題ないよね、ということで解決してしまう。

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以上


これまで2度の会合に出た今の時点で、いくつかの疑問が。
中でも最大のものは、「誰がPTAで、誰がPTAでないのか」ということ。
ジャッキに、「リテラシークイズ」のお茶だしは、ずっと保護者の役割なのかと聞いたら、「PTAの役割」と訂正された。
日本では、保護者集団のことを「PTA」と呼んでしまうことが多く、この会話はわりと新鮮。
じゃあ、だれがPTA会員なのか、ということについて、問題は前景化していない。
次回の会合が来学期だということもあって、適当なところでジャッキにインタビューを申し込もう。
できれば、規約を手に入れてからの方がよいか。


ラカイア川・河口

2009-08-23 21:24:43 | 川のこと、水のこと、生き物のこと
R0011572_2GRの縦位置表示、テストをかねてアップ。
ニュージーランドでサーモンフィッシングの中心地と言われるラカイアの河口。
すごく急流で、雨がふるたびに流れが変わる。
今はサーモンの季節ではないけれど、海に降りているトラウトが釣れる。
もっとも、我々の装備およびスキルではとうていかなわず。
ウェイダーをはいて、流れの中にがしがし入っていくおっさんたちが、50センチ級のブラウンを釣っていた。
スモークして食べるのだそうだ。

注・これは GRD3による、初アップです。
正直、予想を上回るパフォーマンス。
1→2がマイナーアップデートだとすると、3はメジャーアップデート。
きっと名機と呼ばれることになる予感がありあり。


ひさびさピクトさん

2009-08-22 07:53:20 | 日々のわざ
R0011392クライスチャーチの町中にはトラムが走っていて、それはニューヨークで100年前に作られたとかいう曰く付きの旧型車だったりして、趣があるのだけれど、実は自転車乗りにとって危険な落とし穴、というより、落とし溝になってしまっているというとのこと。
そこで、ピクトさんの登場です。
あいかわらず、身を挺して、危険を訴えてくれる被苦人さん。
ありがとう!
ピクトさんの本ピクトさんの本
価格:¥ 1,050(税込)
発売日:2007-04-20



梅の花が咲いた。椿(?)は落ちたけれど。

2009-08-21 11:53:57 | 川のこと、水のこと、生き物のこと
R0011404R0011391三寒四温というのではなく、一週間寒くてしばらく暖、なこのごろです。
山越えして吹き下ろすさむーい南風を体験しつつ、梅の花がほっこり咲き始めました。
その一方で、この前までけなげに咲いていた椿みたいな分厚い花が落ちて、たぶん、これは春の兆し、なのでしょうね。
R0011396R0011395_2ちなみに、ボタニカルガーデンのバラ園はまだ寒々しい。
はやく、春、こい!!
心の叫び、でした。