書店に並んでから一ヵ月がたちました。
売れてるのか、売れていないのかまったくわからんですが……。
レビューをまとめます。書評wikiを使えば、便利とわかったので、こちらをどうぞ。下半分くらいは自分で登録したナリ、です。
リンク:
川端裕人 - 書評Wiki.
(コメント欄にも張っておきました)
ちなみに、永江さん、藪本さん、中澤さんの書評は、書店に並んだ時点ですでにあったものなので、紹介済みのものと一緒です。森下一仁さんのエントリは、編集者とぼくと涙して(笑)喜びました。
ついでに作家が自分の名前でネット検索するかって話し……
インターネットを使っているような人なら(って、最近はほとんどでしょうが)、するんじゃないでしょうか。
ぼくは自分のことしか知らないけど、しますよ。
というか、するのが自然。
そんなことないですか?
自分や自分の作品についての議論がどこかでされている。
検索一発で出てくる。
やりますよね。
なにか自分で縛りをかけて「見ない」と決めている人以外はやっていると思って正解です。
ちなみに、すごく売れている人、たとえば宮部みゆき、村上春樹レベルになると、多すぎてわけがわかんないから、逆にやっていない、というのもありえますね。
あと、嫌なこと書かれるとむかつくから見ない、とかいう人もいるでしょう。
でも、基本的に、自分について語られていることが、わずか一秒でアクセス可能なら、大抵の人は見ます。作家の人も、だいたいのところ「大抵の人」です。というだけの話。
さらにいうと、マーケティング的な意識で見るって考えもアリなんですよね。
ぼくはそういう意識は薄くて、「そりゃ、知りたいでしょ」レベルで検索するけれど、それでも、こう書くとこう伝わるか的な発見を楽しんだり、悔しがったり(伝わらない時)、することはあって、結果的に次作に何らかの影響を与えることは原理的にはありえます。具体的にはどれがそう、とは思い浮かばないですが。
さらに……ついでですが、ぼくは最近2ちゃんねるで、「氏ね」とか書かれるようになったので、なかなかいいかんじです。ある程度認知されないと、罵詈雑言やらも出てこないものなので、吉兆だと思うことにしております。