川端裕人のブログ

旧・リヴァイアさん日々のわざ

「声のお当番」出てます。(声のお仕事シリーズ4弾)

2014-06-25 20:52:26 | 自分の書いたもの
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テレビアニメの声優さんの成長物語、声のお仕事シリーズ4話目です。
いよいよ、番組レギュラーだった結城君が、初の「お当番回」に挑みます。
作中のアニメは「センターライン」という野球ものなんですが、最近、そのストーリー考えてはニヤニヤしているわたしです。
アニメの声優さんの仕事について書くと、かならず「作中作」が出てくるので、そういう点でも面白いっす。
たぶん、連作としては、これで折り返し地点くらいのつもりです。

そうそう、この作品、隠れキーアイテムに「どらやき」があるんですが、うさぎ対カメ戦争が勃発しそうです。

それでは、また3ヵ月後!
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横浜の市P連の新任役員研修で「あたりまえのことがあたりまえのように」語られた件

2014-06-10 01:09:58 | 保育園、小学校、育児やら教育やら
さてさて、しばらく前に話題になっていたのだけれど、横浜の市P連の新任役員研修で、PTAって任意なんですよ、そこんとこ理解して運営しようね!ってきわめてまっとうなことが周知され、その時のスライドがアップされるというかなり画期的な「事件」がありました。

公共性の高い団体の公共性の高い研修会資料であり、なおかつ、ウェブサイトにアップされているものなので、出典を明記した上で、スライドをJpegにしたものをはり付けておきます。

この件、自分が説明するように頼まれたとしても、だいたいこんなかんじに説明しただろうなあという既視感すらおぼえるスライドです。あ、自分ならこうは言わないかも的なところが多少あるとしても。

Yokohamapta
Yokohamapta2
Yokohamapta3

なお、リンクはこちら。この中のスライドリストの中からみつけてください。
http://www.pta-yokohama.gr.jp/archives/1693

ぼくはこの横浜市P連のサイトをみて、法律相談のコーナーがあるのを、本題ではないけれど、興味深く拝見しました。
市P連に入っているPTAの会員なら弁護士さんへの相談を利用できるらしいんだけれど、ここにPTAでの諸問題を持っていく人がいるといいかも。
少なくともPTAとは? というところから説明する必要はない、わりと分かっている弁護士さんが来るのだろうから。
などと思いました。

追記
わりと最近、乞われてPTAについて語る場に出向いて、入退会の自由についての話をしていたところ、教育行政にかかわる立場の方から「それは当たり前のことだから言わないんですよ」という指摘を受けた。

横浜の市P連のこのスライド、画期的!とか言われるけれど(ぼくもそう思うけれど)、個々のPTAの役員になるような人たちにこういうことを言わなければならないほど、実は「あたりまえ」があたりまえじゃないのだ。

「当たり前だから」というのは、これまで行政側の見解として何度も聞いてきたので(逆に、当たり前じゃない、とする見解に一度も会ったことがない)スルーしてしまったけれど、なんかじわじわ効いてくる。




PTAをけっこうラクにたのしくする本、について思うこと

2014-06-04 22:32:07 | 保育園、小学校、育児やら教育やら
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この本は、とても重要なものだと思うので、カンタンに紹介します。
細かく言い出すときりがなさそうなので。

共同体づくりに興味のある人には、とてもお奨めです。
ここまで目の行き届いた記述をした書籍は見たことがないです。
当たり前のことが当たり前だと書いてあります。
PTA界隈において、それがどれだけすごいことか。

・クラスから何人とか決まってる委員会制度なんているの?
・ポイント制ってどうよ。
・自分が始めた活動はつい続いて欲しいと願ってしまうけれど……。
・時々難しくなる「地域」との関係について。
・先生も会員だけど、そこんところに取り扱いはどうする?
・会計報告の具体例まで挙げての「PTAのお財布問題」についての章。
・入退会自由なんて当たり前。
・退会条項がない規約が多いよね。じゃ、つくってみよっか。

今、3分間、ページをランダムにくりつつ、ぱっと見て書き出しただけでも、これだけ。
あと3分間を使えれば、倍の行数になるでしょう(笑)

様々な人の声を取り入れつつ、かなり客観的なデータ(ネットアンケートなどだけに頼らないデータ)とセットにすることで、説得力が増してます。

こういう本が、さらりと当たり前のように出るようになったことに快哉を叫び、著者&版元に感謝したいです!

本書についての忌憚なき賛辞です。

以上!

【あえて付け加えるコメント】
この本がターゲットにしているのは、PTAでのコミュニティづくりに興味がある人だと思います。
すっごくやる気がある人のためのものだと思います。

もしも、あなたが「すっごくやる気がある人」じゃなくても気にしないでね。
やる気がありそうな人に、この本の存在を伝えるのはとてもよいアイデアだと思います。

【あえて付け加えるコメント2】
「すっごくやる気がある人」の中には、この本に勇気づけられる人、さらにやる気が出てくる人がたくさんいると確信します。

そんな人には、一応ですが、

・ご安全に!(いわば「PTAリフォーム」を実現するには、一定以上のがんばりが必要だと思われます。仲間の有無、校長や地域などの利害関係者に理解者が多いか、さらに時の運も左右します。無理だと思ったら、ぎゃっと叫んで引き返してね。心身の健康はとても大事。自分の子との時間もとても大事)。

と述べたいです。

本の内容は折り紙付き。というか、ぼくは折り紙(付箋)たくさん付けてます。
くさしたいわけではなく、それでも、こういうコメントも書いとかなきゃと思ってしまう背景は、またの機会に。

とにかく、当たり前のことが当たり前になって、機会が多くの人に開かれるようになったらいいなあ。


捜し物をしていたら思いがけず、「銀河のワールドカップ」の雑誌掲載時のものを発見

2014-06-04 22:20:07 | 自分の書いたもの
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物持ちがよろしくないぼくは、雑誌に掲載した短篇などが書籍になった時点で、雑誌のスクラップなど処分してしまうことが多い。

だから、残っていると思っていなかった。
捜し物をしていて、偶然みつけて、へえっと思った次第。

小説すばるに短期集中連載した「銀河のワールドカップ」。
挿画、というか、扉絵が猛烈になつかしいです。
高遠エリカちゃんだけは、しっかりと分かりますね。
ブラインドサッカーの5番って誰だ(ちゃんと読まないと思い出せない)。

それにしても、4回で、エピローグ以外すべて書ききったのだなあと今さらびっくりしたり。
4回目(一番左)は、原作のスペイン篇を一気に掲載してもらい、ひょっとすると150枚から200枚くらいあったかも。

銀河のワールドカップ (集英社文庫)銀河のワールドカップ (集英社文庫)
価格:¥ 802(税込)
発売日:2008-05-20