川端裕人のブログ

旧・リヴァイアさん日々のわざ

フィールド疫学の大切さ

2008-02-29 06:28:34 | 自分の書いたもの
SAPIO (サピオ) 2008年 3/12号 [雑誌]SAPIO (サピオ) 2008年 3/12号 [雑誌]
価格:¥ 450(税込)
発売日:2008-02-27
今出ているサピオで、新型感染症(中心はむろん新型インフルエンザ)の特集があって、その中で、見開きをもらい文章を書いています。「フィールド疫学で新型感染症のエピデミックを食い止めよう」というお題。

ほかにも福岡伸一さんとか、岡田晴恵さんが寄稿。
CDCや「殺人花粉症」のリポートなんぞもあって、なかなか読み応えあるかもしれません(まだぱらぱらとしか読んでません)。

ちなみに、ぼくの担当部分はでかでかと「エピデミック」を載せてもらって感謝。
エピデミックエピデミック
価格:¥ 1,995(税込)
発売日:2007-12

きのうあたりから、また、アマゾンでは注文できなくなってしまっているんですけどね。
でも、bk1は24h。



ダ・ヴィンチのアンソロジー。

2008-02-28 17:52:42 | 自分の書いたもの
『旅立ち。卒業、十の話』 (ダ・ヴィンチブックス)『旅立ち。卒業、十の話』 (ダ・ヴィンチブックス)
価格:¥ 599(税込)
発売日:2008-02-27


こういう本が出ました。
卒業、がテーマで、ぼくが去年、ゼロから書き下ろした唯一の小説といっていい、「見よ,百億の鳩が迫っている」が収録されています。著者は、「あさのあつこをはじめ、川端裕人、草野たき、坂木司、しまおまほ、小路幸也、関口尚、藤谷治、宮下奈都、吉川トリコといった、青春小説の旗手たち」だそうです。
ちなみに、「安定した実力をもつ中堅作家の川端裕人さん、小路幸也さん、藤谷治さん」という紹介がされておりまして、やはり、自分もしっかり中堅なのですね。

ぼくの作品は、ややSFタッチです。

ぱらぱらとめくったけど、それぞれの小品もよさげ。
自分で言うのもなんですが、お買い得だと思います。


やっぱり危ないタミフル

2008-02-24 15:26:34 | ひとが書いたもの
やっぱり危ないタミフル―突然死の恐怖やっぱり危ないタミフル―突然死の恐怖
価格:¥ 1,470(税込)
発売日:2008-02
横田研究に舌鋒鋭く切り込んだ、浜さんのタミフル問題解説本が出たようですね。
購入決定。
読んだ人によると、「重厚」「208ページまでで終わってくれれば」というふうな留保をつけつつも、大変勉強になるものだそうです。
とりいそぎ。


同じテーマを変奏すること、モチーフを展開すること

2008-02-23 20:55:21 | ひとが書いたもの
シュナの旅 (アニメージュ文庫 (B‐001))シュナの旅 (アニメージュ文庫 (B‐001))
価格:¥ 470(税込)
発売日:1983-06
これなんぞ読んでみると、ナウシカだって、もののけだって、ここにある。
ひとつのことを手を替え品を替え語り続ける。作家性の方向性(?)というものがあるとしたら、まさにそういうタイプなのだと感じる。


疫学関連本?

2008-02-21 09:16:51 | ひとが書いたもの
推理する医学〈1〉
価格:¥ 3,028(税込)
発売日:1995-05

推理する医学〈2〉
価格:¥ 2,940(税込)
発売日:1995-05


日本のFETP-J(フィールド疫学者の養成プログラム)のモデルにもなっているEISというのがアメリカのCDCの中にあって、ここは毎年80人の訓練生を受け入れる。2年で卒業なので、常時160人の訓練生が実動部隊として在籍し、あちこち飛び回っている。卒業生も2500人に達しているということで(なにしろ50年の歴史がある)、これが各地の公衆衛生当局に散っているから、アメリカでは疫学的探究は日常的なものだ。

そんなライブなかんじのするおもしろい読み物はないと問われて、本棚の奥から探し出したのがこれ。
二冊とも分厚い本なのだけれど、エピソードのひとつひとつが完結しているので、「片手間」に読むのもアリ。

問題は、テーマの焦点が疫学ではないこと。なかには、明らかに、フィールド疫学の活躍どころで、実際に書いてあることの100倍くらい疫学的なアプローチがなされたであろうと思われることもある。もっと書いて!ともどかしい。
とはいえ、医学と推理、とくれば、まさに疫学探偵的な実話が満載なわけです。



マラソン後、はじめて走ってみる

2008-02-20 08:59:31 | 日々のわざ
ほんの10分ほどだけど、走ってみる。
膝の痛みはもうなくて、あとは筋肉痛が残るのみ。
自然と膝に衝撃がいかないようて走りかたを探している。
うーん、走法の問題なのかなあ。
と思いつつ。
ま、本格的に日常生活の再開。
コードネームAの執筆も再開したけれど、連載一回目分がサクサク進む。
なにか忘れてはいないか、と思ったら、中央公論のPTA連載の最終回を送らなければならないのだった。
粗い文章を直さないと。

さらに、マラソン小説が書きたくなってくる。
あの距離を走るってことは、けっこう、ファンタシーだったなあ、というのが今の完走で、村上さんの本を手に取ってみたり。

走ることについて語るときに僕の語ること走ることについて語るときに僕の語ること
価格:¥ 1,500(税込)
発売日:2007-10-12


しっかし、この本、売れたのだなあ。
なんか同じ職業とは思えないです(笑)。

スタートを待ちながら見上げる空

2008-02-18 17:57:10 | サッカーとか、スポーツ一般
R0016482_5午前八時半すぎ。
都庁脇の道路上、Gナンバーのゼッケン用のブロックにて。
上空にはヘリコプター。
隣にランナーと、はじめてですかー、ぼくもはじめてでー、などと話しながら、スタートを待つ。
寒い。
運営側が用意してくれていたビニールシートのがなければ、かなり冷えただろう。
細かく体を動かしながら、まだかなー、の三十分。

R0016472で、そそり立つ都庁はこちら。
しっかし、真下に来てみると(正確にはサイドだけど)、なんとも、でかい。
偉容、という言葉がふさわしい。
だからといってどうというわけではないのだけれど。
都知事も走ればいいのになあ、なんてことを話し合いつつ、前面モニターにその都知事が顔をあらわすといよいよかよってかんじで、緊張。
車いすフルマラソンがスタートした瞬間に、拍手。
そして、その5分後に、我々のスタート。
Gブロックがすぐに動くわけではないけれど、また拍手。
早歩きの速度でスタート地点へ。
Tokyoimarathontimeで、いきなり結果をいっておくと、とにかく最後まではいきました。手元の時計では5時間28分くらいだったか。
でも、30キロから極端にペースダウンで、35キロからは歩いてた。
30キロ直前までは、このままスパートしたら、4時間台に食い込めるかななんて、考えていたくせに。
オーバー20キロは、未知の世界なので、予測がつかず。
ぐやじぃ。

写真リポート、時間がある時にします。



東京マラソンwithGRD2

2008-02-16 21:43:35 | 日々のわざ
あした、東京マラソン走ります。
ただ走っててもつまらないので、ウエストポーチにGRD2を。

RICOH デジタルカメラ GR DIGITALII 1000万画素 GRDIGITALIIRICOH デジタルカメラ GR DIGITALII 1000万画素 GRDIGITALII
価格:(税込)
発売日:2007-11-22


いろいろ検討した結果……こんなかんじの設定で、持って行く予定。
マルチスポットのAFモードでは、合焦が遅いので、スナップショットモードで、焦点は2.5メートル固定。
F8に固定して、パンフォーカスに。
できるだけシャッタースピードを稼ぎたいので、ISO400に固定。

こういう設定のみで、走りながら、要所要所でとってしまおうかな、と。


書き出しの苦しみ……。またもLなり(じゃなかった、Aにしよう!)

2008-02-14 20:48:54 | 自分の書いたもの
近々始める連載のためにプロットを考えていて、どうしても、迷いがあって、最初の一行が書けない状態。
けれど、なんとか数日内には……。
で、新作のコードネームは、またもL。新Lとでもしときましょうか。
追記
2月15日、早朝。書き始めました。
さて、これから毎日、たらたらと少しずつ書き連ねます。

さらに追記
コードネームAに変更。

世界を変えよ、L

2008-02-12 08:26:54 | ひとが書いたもの
L change the WorLdL change the WorLd
価格:¥ 1,365(税込)
発売日:2007-12-25
映画も同時公開されているデスノートのスピンオフ本。
ぼくも少しだけかかわった部分があって(覆面作家Mではないですよ)、巻末にクレジットされてます。

これは映画版も同様で、エンドロールに名前が出ているのですが、それがなんと、

「バイオメディカル研究所・川端裕人」

になっている、とか。

これ、完全になにかのミスなんですよ。

きっとビデオ化の時には直してくれるのであろうと期待中。