川端裕人のブログ

旧・リヴァイアさん日々のわざ

「いつもの」喫茶店にて

2004-06-30 04:02:41 | 日々のわざ
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閑話休題。
いつもの喫茶店です。
だからといってどうってわけでもないんですけどね。

スタバのような禁煙系まったりカフェのないこの街で、駅前にこの店があることでどれだけ助かっていることか。
打ち合わせなどはだいたいここですね。
最近は喫煙する人にも、無理にこっちに来てもらっております。
ちなみに、この店と駅の下の暗渠は、数メートルの距離。


野沢尚さんが……

2004-06-28 23:28:39 | 日々のわざ
こういうニュースが……

野沢さんは「龍時」の書評をさせていただいたことがあったり、ほんの少しだけだけと編集者をつうじての間接交流があった「ざっくり同世代」作家。
このまえの鷺沢さんといい、身につまされる。
この仕事は、時々、ひどく思い詰めなきゃならない時があって、それを紛らしていると仕事にならないので、なかなか難儀だ。

ぼくにとっては、サッカー小説の先輩であった。
ひとつの書き方として、ヒントをいただき、また、彼が存在することで、ぼくが書くものの方向性の一部が消える程度には、影響力があった。

それにしても、なぜ。
理由を問うても仕方ないのに、湧き出してくる。



電子鳩が出ますよ

2004-06-27 16:18:46 | 日々のわざ
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近所にこういうおうちがあります。
外壁の一面がまるまる伝書鳩ハウス。
最近は、伝書鳩を飼っている家、減ったと思いませんか。ましてや、こんな大規模なやつ。
前を通ると、いつでも、くうくう鳩の鳴き声が聞こえます。

「ここ、伝書鳩を飼ってるんだよなあ」と言うと、息子は「電子鳩って、手紙はこぶんでしょ」だって。
なんか電子メールみたいね。


ミステリマガジンでロングインタビュー

2004-06-26 01:15:01 | 自分の書いたもの
今、本屋に並んでいる(並び始めている)ミステリマガジン8月号の巻頭で、ロングインタビューが出ております。
ミステリアス・ジャム・セッションというコーナー。
インタビュアーは、村上貴史さん。「川の名前」だけではなく、これまでの作品のことやら、これからのことなど、いろいろ語ってます。よろしかったら、読んでみてください。
それにしても、自分がミステリマガジンに登場するなんて想像したこともなかった。


なぜ戦わないのか。

2004-06-24 23:15:11 | ソングライン、ぼくらの音楽のこと
ITmedia で、「日本のコンテンツ保護は厳しすぎる??なぜ戦わないのか? 」と題された、ニュースを発見。
まったくその通りだ。
CCCDの導入あたりから、日本の音楽の「消費者」はコケにされまくっているように思うのだけれど、それで不便を被っているはずの消費者がそれをすんなり受け入れちゃっているのってなぜ?
この記事では、消費者に気に入られたい家電メーカーを味方につけよとあるのだけど、それはたしかにいいと思う。でも、与えられるものを、そのまま受け取ってよしとするような我々の側の態度がどうにもならないと、どうにもならんのよ。


夏はロケットの季節?

2004-06-23 00:37:12 | 自分の書いたもの
こういう記事が夕刊に……
http://www.asahi.com/science/update/0622/002.html
"


夏のロケットを荒唐無稽みたいに評する人がいたのだけれど、ぼくとしてはあれはリアリズム・ロケット小説であって、むしろ現実に「負けている」ことの方が心配なわけです。
ちなみに、「ロケット班」は、とうぜん、このX-prizeへの参加資格、ありますよ。


学童父母会ブロック会議

2004-06-20 23:51:33 | 保育園、小学校、育児やら教育やら
朝から区民センターへ。
学童保育の父母会の区全体での連合組織があって、そのブロック会議。PTAに呼応する形で区を8エリアに分け、そこの学童クラブの父母会が横のつながりを持つ、というもの。
あ、申し遅れましたが、わたくし、こちらの方でも役員を務めさせていただいてます。
渉外担当、みたいな立場です。

これはぼくが出席できたはじめてのブロック会議だったのだけど、意義、あるな。他校との連携というのは、別に陳情活動を区に対して行わなかったとしても、十分に意義がある。何ヶ月かに一回、午前中をつぶすだけのことはあるというかんじ。
他校のことを分かるってやはり大きいのだ。
たとえば、うちの学童は、体育館をほとんど使わせてもらえなくて、それは去年までミニバスケに力を入れていて、その練習のために体育館全面を使うから、という理由だったのですね。それが学校の方針なわけだけど、どうにかなんないかと考えていたわけです。それをほかの学校の父母会の代表の前で言うと「え? 使えないの」とびっくりされ、我々はかなり珍しいのだと認識できたり。

ことしから、新BOPになったばかりの小学校では、新しい体制スタートの際に、校長がどこまでが学校の責任で、どこからが学童の/保護者の責任であるという議論ばかりしたがったこと(とうぜんながら、校長は自分の責任の極小化を図ったわけですな)とか。
いったん家に帰ったら、再登校できない学校が多く、著しく不便だ、とか。
個別の事情はいろいろあって、ここには書けないけど理不尽で腹が立つようなこともある。
全体的に我が校は恵まれている気がしました。
みんな大変だわ。

ちなみに、男性の参加率、ブロック会議では結構、高かったです。
集まった人たちをお母さん方、と呼んだら、そこから弾かれる人、ぼくだけじゃなかった。20人中5人、くらいかな。
そこがPTAとの違いであり、父親としては保育園文化圏の出身であるぼくとしては、ほっとするところ。


Bonnie Pink の Even so

2004-06-20 00:52:28 | ソングライン、ぼくらの音楽のこと
ボニピンを聴いてます。
ボニピンは好きだけど、良さが感じられるまでにちょっとききこみが必要。
なんていうのかね、ぼくは歌詞を聴く人だけど、ちょっとした仕掛けとか、気の利いたとこがさりげなくて、表からは見えにくくて、曲が体に馴染んだ後でやっときこえてくるんだよね。
というわけで、名作を予感を感じつつ、まだききこみ中。


息子と通院

2004-06-18 14:07:40 | 日々のわざ
午前中、息子を学校に迎えに行って、そのまま病院へ。
一ヶ月くらいまえから首のリンパに腫れがあって、ちょっと気になる状況なのですよ。
おまけに血液に炎症反応などは出ておらず、逆にそれが心配なのです。
ネットで検索すると、いきなり悪性リンパ腫だとか、文字通り致命的な病気が出てくるし。

これもネットの功罪ね。
こういう大きな病気の情報は充実しがちだから、つい目がいってしまう。
でも、たとえば、熱が出たからといってSARSやインフルエンザだとは限らないのと同じで、リンパ腫がはれて直接的な炎症反応が出ていなくても、即、リンパ腫だなんて早計なわけですよね。
いわば、必要条件と十分条件の違いってやつ?

とはいっても、やっぱり心配はかきたてられ、大きな病院で検査したくなっちゃうわけでした。
まあ、目下の結論しては、悪性のものではなかろう、と。
ほっとした次第。

ねむい。昼寝したくなる。


きみがよ問題

2004-06-17 15:58:08 | 保育園、小学校、育児やら教育やら
ぐんちゃんのブログみて、思わず考え込む。
中野のPTA会長さんが、入学式のあいさつで、都教委による教職員の大量処分を批判して(君が代斉唱の際に不起立、なんかの先生を一斉処分した件ね)、「教育は脅しや押しつけとは共存できない。日の丸・君が代で立場の違いはあっても、教育の場を強権的な押しつけから守ることには共同すべきだと思います」と言ったそうな。
それで、やめさせられちゃった。いろいろ経緯があるみたいだけど、「やめさせられ」と表現するのが一番しっくりするみたい。

なるほどぉ。こういうことがあるのか。
切ないなあ。
君が代は、ぼくは歌えない。
そういう教育を受けてしまったから。
小学校の先生、「歌わなくていい」って言ってたよ。
だから、サッカーとか観戦してて、若い子たちが大声で歌っているをのきいてすごく複雑な気分になるんだ。

せめて、国家をみんなで決めるコンクールとかして、新しい国歌を決めさせてくれればいいのに。
君が代ってさ、成立の経緯からしても、あまり国歌としてふさわしくないとぼくは思う。
共同体への愛、みたいなものを歌いたい欲望はぼくにだってあるんだ。
そこから、国へと至る道筋を持った国歌なら、大きな声で歌いたい。

あ、でも、そういう問題じゃないのだな。今、この瞬間大事なのは。
入学式の場で、PTA会長がそれを言うか、ということなのかもね。
もしも、この会長さんが本気で何かを変えたいなら、そういう公の場で爆弾を炸裂させるのじゃなくて、もっと地道に問題提起をすべきだったのかも。それをやってもダメだったら、最後の手段として、そういうのはありだったかもね。
でもさ、「子供がいじめられるかもしれない」とか言って脅すのって、卑劣。
我々の社会はまだまだ多様性を認められるだけの、十分な度量を備えていない。
世界平和はまだまだ遠いわ(飛躍しすぎ?)

そして、自分に問題がかえってくるんだけど、ぼくはPTAの本部役員になっても、入学式やら卒業式やらで、君が代は歌えないな。起立はするけどね。


だらだらPTAの午後

2004-06-16 17:05:13 | 保育園、小学校、育児やら教育やら
きのう役員選出委員会の集まりがあって、そこでお持ち帰り仕事が発生。
だらだらとやってます。
ちょっとした小冊子を作ることになって、その章立てとか、構成を決める仕事。
まあ、これって、ぼくの仕事だよなあ、と思ったので、持って帰ってきました。
だらだらだら。
眠くなったら、横になり、目が冴えてきたらまただらだら。
そういう午後です。


母とPTA

2004-06-15 14:14:22 | 保育園、小学校、育児やら教育やら
母と電話で話していて、PTAの話題。
「家で仕事をしてるからって、やらされちゃったのか」と聞くので、「ちがう、自分でやるっていったの」と言うと、驚かれた。
「やらされる」という感覚、なのかな、やはり。
ちなみに、母は働いていたので、それを理由にいっさい、PTA活動はしてこなかった人。まだ仕事を持つ女性が少なかったから、それで通じた。
というわけで、ぼくは今、父にとっても母にとっても未体験ゾーンのエリアに足をつっこんでいるのね。
それにしても、「やらされる」という感覚、違和感がある。
そうじゃないだろ。
でも、今もそういう感覚は一般的なのかな。
妹と電話で話した時に、PTAの活動をしているというと、「わたしは絶対にやだー」なんて言っていたし。