さて、いよいよ、これからニュージーランド・亜南極に出発です。
というわけで、気が早いけれど、「今年の仕事・総括」をしておきます。
今年は単行本3冊、文庫本3冊、共著1冊が出ました。
ちょっと出し過ぎでした。とはいえ、なかなか自分としても納得のいくラインナップだったと思います。よい仕事ができたと、それなりの満足感があります。
たぶん、あとからみると、充実の1年だった、ってことになるかもしれませんね。
来年は……力を抜いて、なおかつ、もっと充実させます。でも、点数は減るだろうなあと思いつつ、そのほうが自然です。
さて個別の話。
単行本は、3冊ともとても気に入ってます。
もしも気に入っていないまま出したら困るんですが(笑)。
この作品は、あきらかにワールドカップを当て込んでいるわけですが(笑)、それって、「売りいたい」精神のあらわれというより、むしろ、こういう時期じゃないと書けないんですよ。そもそも、企画にのってこない。
だから、ワールドカップイヤーになんとか出せて幸せです。
例によって、変なサッカー小説になりましたけど、たぶん、10年後にもきっと読まれてます。前人未踏にして、空前絶後な話、ですから。ぼく以外には書けません。というか、書きません(笑)。
実はこの作品、これまで書いたすべての小説の中で一番好き、かも(もっとも、好きにも色々種類があるので、一番好きな作品はいくつあるんですが)。書きたいことがあって、それを十全に表現し得ていると思うので。というわけで、この作品が肌にあった方、あなたはきっとトモダチです。
はじめての「動物小説」です。
これはドキドキ。どんな人が、どういうふうに読むのだろう。ジャンルがないところに切り込んだわけで、予想もつかないというのが正直なところ。
ネイチャーライティング系のかつての仕事からも分かるように、ぼくは生き物好きらしく、小説でも生き物がたくさん出てくるものを書きたかったわけです。
より正確には生き物とそれにかかわる人たちが織りなす「系」を描きたかった。
それをどんな語法でどんなふうにやるか、まったくの手探りだったんですね。
ひとつの回答が、これ。
で、文庫も3冊ですが、こちらもなかなか充実のラインナップ(のはず)。
出版後七年を経た、日本国内の動きについて加筆した新章が目玉、かな。
とはいえ、二十世紀最後の十年のアメリカの動物園の話は、今もまだまだ「現役」で、それはむしろ、不健全なのではと思うくらい。
まだ、動物園に関心を持つすべての人に「読め」と言えます。
これはあまり大きな直しをいれず、さくっと文庫にしました。
書いたのは二年前ですしね。今やっている仕事との連続性も高いし、自分としては今もライヴ感のある作品です。
ちなみに、中学入試によく出てます。
さらに、こちらは、「夏のロケット」と同じくらい起源が古いものなので(初稿はアマチュア時代、92年、93年)、単行本になる時にいろいろ工夫はしたけれど、かなり、書き方が違います。
でも、そこいらは全面的に保存、むしろ、話の引き回しで微調整。
読みやすくなっていると思います。
ちなみに、この作品をぼくのベストに推す人がいる反面、肩すかしだったり、あんまりだと思ったり、腹を立てたりする人もいるみたい(笑)。
けれど、夏ロケと裏表だし、「てのひらの中の宇宙」とも親類です。ぼくの中に非常に前からあるコアなテーマを書いています。
その意味で、とても愛しい作品。
最後に共著。
これは本当に共著者との出会いがすばらしかった、というのにつきます。
と、本当はもっと書きたいところだけれど、タイムアップ。
さあ、ニュージーランドに行ってきます。
来年も、がんばりますよ。
みなさんも、よいお年を。そして、しっかり休んで、来年もよいお仕事を!
なんていいつつ、ネットつながったら、ちょこっと更新はします。
それではそれでは。
というわけで、気が早いけれど、「今年の仕事・総括」をしておきます。
今年は単行本3冊、文庫本3冊、共著1冊が出ました。
ちょっと出し過ぎでした。とはいえ、なかなか自分としても納得のいくラインナップだったと思います。よい仕事ができたと、それなりの満足感があります。
たぶん、あとからみると、充実の1年だった、ってことになるかもしれませんね。
来年は……力を抜いて、なおかつ、もっと充実させます。でも、点数は減るだろうなあと思いつつ、そのほうが自然です。
さて個別の話。
単行本は、3冊ともとても気に入ってます。
もしも気に入っていないまま出したら困るんですが(笑)。
銀河のワールドカップ 価格:¥ 1,995(税込) 発売日:2006-04 |
この作品は、あきらかにワールドカップを当て込んでいるわけですが(笑)、それって、「売りいたい」精神のあらわれというより、むしろ、こういう時期じゃないと書けないんですよ。そもそも、企画にのってこない。
だから、ワールドカップイヤーになんとか出せて幸せです。
例によって、変なサッカー小説になりましたけど、たぶん、10年後にもきっと読まれてます。前人未踏にして、空前絶後な話、ですから。ぼく以外には書けません。というか、書きません(笑)。
てのひらの中の宇宙 価格:¥ 1,470(税込) 発売日:2006-09 |
実はこの作品、これまで書いたすべての小説の中で一番好き、かも(もっとも、好きにも色々種類があるので、一番好きな作品はいくつあるんですが)。書きたいことがあって、それを十全に表現し得ていると思うので。というわけで、この作品が肌にあった方、あなたはきっとトモダチです。
星と半月の海 価格:¥ 1,680(税込) 発売日:2006-12-01 |
はじめての「動物小説」です。
これはドキドキ。どんな人が、どういうふうに読むのだろう。ジャンルがないところに切り込んだわけで、予想もつかないというのが正直なところ。
ネイチャーライティング系のかつての仕事からも分かるように、ぼくは生き物好きらしく、小説でも生き物がたくさん出てくるものを書きたかったわけです。
より正確には生き物とそれにかかわる人たちが織りなす「系」を描きたかった。
それをどんな語法でどんなふうにやるか、まったくの手探りだったんですね。
ひとつの回答が、これ。
で、文庫も3冊ですが、こちらもなかなか充実のラインナップ(のはず)。
動物園にできること 価格:¥ 690(税込) 発売日:2006-03-10 |
出版後七年を経た、日本国内の動きについて加筆した新章が目玉、かな。
とはいえ、二十世紀最後の十年のアメリカの動物園の話は、今もまだまだ「現役」で、それはむしろ、不健全なのではと思うくらい。
まだ、動物園に関心を持つすべての人に「読め」と言えます。
川の名前 価格:¥ 735(税込) 発売日:2006-07 |
これはあまり大きな直しをいれず、さくっと文庫にしました。
書いたのは二年前ですしね。今やっている仕事との連続性も高いし、自分としては今もライヴ感のある作品です。
ちなみに、中学入試によく出てます。
せちやん 星を聴く人 価格:¥ 540(税込) 発売日:2006-10-14 |
さらに、こちらは、「夏のロケット」と同じくらい起源が古いものなので(初稿はアマチュア時代、92年、93年)、単行本になる時にいろいろ工夫はしたけれど、かなり、書き方が違います。
でも、そこいらは全面的に保存、むしろ、話の引き回しで微調整。
読みやすくなっていると思います。
ちなみに、この作品をぼくのベストに推す人がいる反面、肩すかしだったり、あんまりだと思ったり、腹を立てたりする人もいるみたい(笑)。
けれど、夏ロケと裏表だし、「てのひらの中の宇宙」とも親類です。ぼくの中に非常に前からあるコアなテーマを書いています。
その意味で、とても愛しい作品。
最後に共著。
「パパ権」宣言!?お父さんだって子育てしたい 価格:¥ 1,365(税込) 発売日:2006-07 |
これは本当に共著者との出会いがすばらしかった、というのにつきます。
と、本当はもっと書きたいところだけれど、タイムアップ。
さあ、ニュージーランドに行ってきます。
来年も、がんばりますよ。
みなさんも、よいお年を。そして、しっかり休んで、来年もよいお仕事を!
なんていいつつ、ネットつながったら、ちょこっと更新はします。
それではそれでは。
まずはこちら。
ヨウスコウイルカ絶滅か 大規模調査でも見つからず(共同通信) - goo ニュース
まいった、本当ですか??
という経緯は、1997年のことまでしか知らなかった。かつて、『イルカとぼくらの微妙な関係』で、中国科学院水生生物研究所まで行って、当時飼育下にいたバイジーをみてきたことがある。
あれからはや十年以上……。
いつのまにか絶滅って……。
これって、ひょっとすると、リアルタイムで目撃というか、体験した最大の絶滅かもしれない。
ステラーカイギュウでも、オオウミガラスでも、リョコウバトでもなく、つい十年前には、まだ現存して、一度は会ったことすらある生き物。
まいった。
かなり衝撃を受けている。
そうか、大型動物の絶滅というのはこうやって起きるのか。
もちろん、どこかにまだ数頭とか十数頭のレベルで生き残っている可能性はゼロではないにせよ……。
ちなみに、バイジーについて、今となっては稀覯本となりつつある、↓に詳しい。これは、とても価値の高い本。
ぼくの本でも、バイジーについての一章があるけれど、とても簡単なもの。
今、ユーズドでとても手軽に手に入るみたいだ。
ヨウスコウイルカ絶滅か 大規模調査でも見つからず(共同通信) - goo ニュース
まいった、本当ですか??
1980年代初めには約400頭が生息していたとされるが、1997年の探査では13頭が見つかり、2004年には1頭の目撃報告があった。
という経緯は、1997年のことまでしか知らなかった。かつて、『イルカとぼくらの微妙な関係』で、中国科学院水生生物研究所まで行って、当時飼育下にいたバイジーをみてきたことがある。
あれからはや十年以上……。
いつのまにか絶滅って……。
これって、ひょっとすると、リアルタイムで目撃というか、体験した最大の絶滅かもしれない。
ステラーカイギュウでも、オオウミガラスでも、リョコウバトでもなく、つい十年前には、まだ現存して、一度は会ったことすらある生き物。
まいった。
かなり衝撃を受けている。
そうか、大型動物の絶滅というのはこうやって起きるのか。
もちろん、どこかにまだ数頭とか十数頭のレベルで生き残っている可能性はゼロではないにせよ……。
ちなみに、バイジーについて、今となっては稀覯本となりつつある、↓に詳しい。これは、とても価値の高い本。
カワイルカの話―その過去・現在・未来 価格:¥ 3,059(税込) 発売日:2000-04 |
ぼくの本でも、バイジーについての一章があるけれど、とても簡単なもの。
今、ユーズドでとても手軽に手に入るみたいだ。
イルカとぼくらの微妙な関係 価格:¥ 1,680(税込) 発売日:1997-08 |
統計学を拓いた異才たち―経験則から科学へ進展した一世紀 価格:¥ 2,310(税込) 発売日:2006-03 |
かなり、前に読み終わっていたのだけれど、今さら、コメント。
予想にたがわぬ、面白い本でした。
まず、そのカワバタ的意義としては、このあたりを。
リンク: サイエンスアゴラでうまく言えなかったことが、ここに書いてある
最初の一章あたりのみでこれを書いたのですが、印象は変わらなかったです。
その上で……一点、読みどころとして、現代統計学の祖ともいえるフィッシャーが、最後まで「喫煙は肺がんの原因」説に抵抗した話が興味深かったです。
ほかの統計学者が、医学側(疫学側)からの圧倒的な証拠の積み重ねに、次々「喫煙は肺がんの原因」と認めていく中で(いわゆるthe great debateってやつですね)、フィッシャーのみが最後まで抵抗した理由。
フィッシャー自身が猛烈に「愛煙家」であった事実を指摘しつつも、むしろ、フィッシャーが相関や因果を扱う統計学が必ずぶちあたる「因果とは」という問題に固執したからだという結論を下していました。
つまり、ヒュームから始まって、ラッセル・ホワイトヘッドの 「実質含意」にいたる、「よくわかんない因果」についてどう扱うかという議論を、統計学として真面目に受け取ると、そうたやすく因果関係などとはいえないという話であった、という解釈。
これを読んで思ったのは、喫煙と発ガンの因果関係について、疑問を呈するにはフィッシャーの時代であっても、そこまで原理的な部分にまで後退しなければならなかったこと。
今、疫学だから、統計だから、などと、「喫煙と発ガン」の因果関係について疑問を呈する「知識人」の視野には、そこまで入っているとはとうてい思えず、せめて、この本くらい読んでおけよ、と思いました。
もっとも、この本を読んで、疫学の方法が分かる、ってわけでもないんですが……少なくとも、最初の時点では様々なつっこみがあったデータを、次第に洗練されたものし、様々なバイアスや交絡をコントロールして、因果関係を追い詰めていったことは書かれています。
もっとも、「喫煙と肺がん」の章の最後のフレーズ、「結局のところ、因果関係を証明するのはそんなにたやすいことではないのである」という部分だけを取り出して、「それみたことか」なんて言うかもしれない、困ったちゃんは想定できますね。
でも、喫煙とがんの因果関係をみとめないとしたら、結局、疫学は役立たずだということになって、アスベストだって、水俣病だって、もろもろの薬剤の効用だって、みんな分からなくなってしまうのですよ。
ぼくらが因果関係だと思っていることが、本当に因果関係なのか。
それこそ、テレビのスイッチを入れたら、テレビが映る、といったレベルことの因果関係を疑うような水準で、フィッシャーは、問題を捉えていたということ(と著者は解釈している)に留意、です。
PARADE 価格:¥ 3,059(税込) 発売日:2006-09-06 |
感染症小説L(コードネーム)の年内最終バージョンをアップ。
かなり追い込めた。
イーシャンテン、くらいか。
そろそろ、人に読んでもらう。迷惑がられても、送りつけてコメントをいただく予定(あの人とかこの人とか、いろいろ)。
並行して、旅行準備いろいろ。
なんか頭の中が混線しちゃってもうっ、てかんじだ。
三年前のフォークランド行きよりも気楽なのは、今回は行き先がNZなので、忘れたものはあっちで買える、ということ。
フォークランドは、スタンレーにしか店らしい店はないし、飛行機が到着する週末にはたいてい閉じてるし、おまけにクレジットカード使えないし(今は使えるかも)。
というわけで、気楽に……準備、まだまだ、という状態。
要所要所の宿の予約も入れることにする。
やっぱり、混みそうなところはあるので。
そのまま、帰ってきたらすぐに書かなきゃならない原稿のために、手を動かす。
というか、ちょっと始まりのあたりを書いてみる。
音楽ばかり聴く。これは逃避というよりも、あっちで聴くためね。長いドライヴなので。
あと三つ寝たら、機上です。
かなり追い込めた。
イーシャンテン、くらいか。
そろそろ、人に読んでもらう。迷惑がられても、送りつけてコメントをいただく予定(あの人とかこの人とか、いろいろ)。
並行して、旅行準備いろいろ。
なんか頭の中が混線しちゃってもうっ、てかんじだ。
三年前のフォークランド行きよりも気楽なのは、今回は行き先がNZなので、忘れたものはあっちで買える、ということ。
フォークランドは、スタンレーにしか店らしい店はないし、飛行機が到着する週末にはたいてい閉じてるし、おまけにクレジットカード使えないし(今は使えるかも)。
というわけで、気楽に……準備、まだまだ、という状態。
要所要所の宿の予約も入れることにする。
やっぱり、混みそうなところはあるので。
そのまま、帰ってきたらすぐに書かなきゃならない原稿のために、手を動かす。
というか、ちょっと始まりのあたりを書いてみる。
音楽ばかり聴く。これは逃避というよりも、あっちで聴くためね。長いドライヴなので。
あと三つ寝たら、機上です。
Sensuous 価格:¥ 2,940(税込) 発売日:2006-10-25 |
久々のコーネリアス。「うた」というのは憚られるのだけれど、声がたくさん。それも、アーだとかウーとかじゃなく、ちゃんと意味作用を持ったコトバ。それだけで、かなりスウィッチが入る。ぼくは、この人の声やコトバが聴きたかったのだと今更知る。というのは、コーネリアスの聴き方として、邪道なのかもしれないが。
ここまで、声をコトバを解体した後で、あらためて、first question awardみたいなものを聴きたい、なんて言ったら、非現実的でしょうか。でも、聴きたいです。ポップなるものの素粒子。
DODECAGON 価格:¥ 3,150(税込) 発売日:2006-10-25 |
日曜日、五反田で西浦博さんと二時間近く雑談。
数理モデルや、疫学やら、医療統計やらの話。
西浦さんというとやたらハードワーカーな印象なのだが、いや、雑談する暇くらいあります、というのがありがたい。
すでに、チュービンゲンから、次の大学の予定も決まりつつあるそうで、ますます活躍が期待されるモデラーさんですね。
その影響で、眠る前に、理科・算数好きの息子に、理科やりたかったから、算数はばっちりやっとかないといかんぞー、と説教をしておく。
それはそれとして、面会後、ゆうぽうとでのくるみ割り人形。
実は、くるみ割り人形を見るのははじめて。
オーディションで選ばれたクララのかわいいこと!
自分の娘は「ネズミさん」役なのだけれど、これは幼児が必ず通る道で、たいそう、がんばっておりました。
みんなくたくたで帰る。
暇な時間には、中澤君の『Rによる統計学入門』を読んでいた。たしかに、これはR入門書というよりは、Rで「手をうごかしつつ」学ぶ統計学の本だ。
朝、駅前のケーキ屋の奥の喫茶スペースで、来年の本の打ち合わせ。
3月にでる子育てものの仮題を「桜川ピクニック」にする。
なんか気に入ってきた。
数理モデルや、疫学やら、医療統計やらの話。
西浦さんというとやたらハードワーカーな印象なのだが、いや、雑談する暇くらいあります、というのがありがたい。
すでに、チュービンゲンから、次の大学の予定も決まりつつあるそうで、ますます活躍が期待されるモデラーさんですね。
その影響で、眠る前に、理科・算数好きの息子に、理科やりたかったから、算数はばっちりやっとかないといかんぞー、と説教をしておく。
それはそれとして、面会後、ゆうぽうとでのくるみ割り人形。
実は、くるみ割り人形を見るのははじめて。
オーディションで選ばれたクララのかわいいこと!
自分の娘は「ネズミさん」役なのだけれど、これは幼児が必ず通る道で、たいそう、がんばっておりました。
みんなくたくたで帰る。
暇な時間には、中澤君の『Rによる統計学入門』を読んでいた。たしかに、これはR入門書というよりは、Rで「手をうごかしつつ」学ぶ統計学の本だ。
朝、駅前のケーキ屋の奥の喫茶スペースで、来年の本の打ち合わせ。
3月にでる子育てものの仮題を「桜川ピクニック」にする。
なんか気に入ってきた。
星と半月の海 価格:¥ 1,680(税込) 発売日:2006-12-01 |
ネット検索してみると……まだ読んだ人は少ないみたい。まあ、いつもこんなもんですが。
中澤君とささがにさんの感想を紹介しておきます。さくっと、読んでくださってありがとうございます。>中澤君、ささがにさん。
書評:川端裕人『星と半月の海』(講談社).
ささがにのクリブラ・オルビタリア: 今月のカワバターその2。.
ニュージーランド・亜南極行きまであと一週間。
平日もばたばた、週末も怒濤。
金曜日はミステリチャンネルの収録。ちょっとしたインタビュー。オンエアは……? 分かりません。「星と半月の海」について語ってきました。
語りながら思ったけど、この作品は、つくづく読者開拓型だなあ、と。
とはいえ、毎回、そういうものを書いている気もするのだけれど。
土曜日はPTAの運営委員会があって、学童の保護者親睦会があって、そのあいまに請け負っている原稿を書いて(締め切りがある原稿があるのを思い出して蒼くなって)、スーツケースにもろもろの荷物を詰め始めなければ。
日曜日は、娘のバレエの公演の前に、某バリバリ系研究者のにしうらさんと会う予定で、これが楽しみ。とりたてて議題があるわけじゃないのだけれど、やはり、疫学とモデルまわりの話というより、彼の研究生活そのものを知りたいものだ。
Be-Palの編集部から餞別(?)にもらった、アクリルのお魚観察箱を組み立てなければならないのだけれど、アクリル系の接着剤って、ダイソーに売っているだろうか。
なんて書いていたら、もう朝の7時だ。ちょっと仕事を進んでおかないと、少したったら子どもが起きてきて、そのまま運営委員会に突入。「怒濤」になってしまう。
平日もばたばた、週末も怒濤。
金曜日はミステリチャンネルの収録。ちょっとしたインタビュー。オンエアは……? 分かりません。「星と半月の海」について語ってきました。
語りながら思ったけど、この作品は、つくづく読者開拓型だなあ、と。
とはいえ、毎回、そういうものを書いている気もするのだけれど。
土曜日はPTAの運営委員会があって、学童の保護者親睦会があって、そのあいまに請け負っている原稿を書いて(締め切りがある原稿があるのを思い出して蒼くなって)、スーツケースにもろもろの荷物を詰め始めなければ。
日曜日は、娘のバレエの公演の前に、某バリバリ系研究者のにしうらさんと会う予定で、これが楽しみ。とりたてて議題があるわけじゃないのだけれど、やはり、疫学とモデルまわりの話というより、彼の研究生活そのものを知りたいものだ。
Be-Palの編集部から餞別(?)にもらった、アクリルのお魚観察箱を組み立てなければならないのだけれど、アクリル系の接着剤って、ダイソーに売っているだろうか。
なんて書いていたら、もう朝の7時だ。ちょっと仕事を進んでおかないと、少したったら子どもが起きてきて、そのまま運営委員会に突入。「怒濤」になってしまう。
mixiがケータイ解禁、モバイルSNSの本命なるか (MYCOMジャーナル)
PTA仲間よりメールで教えてもらう。ミクシィが携帯解禁。
携帯端末がほとんどのPTA会員の、IT革命につながるか。
期待大。
とはいえ、あんまり書きません。暑苦しくなるから(笑)。
PTA仲間よりメールで教えてもらう。ミクシィが携帯解禁。
携帯端末がほとんどのPTA会員の、IT革命につながるか。
期待大。
とはいえ、あんまり書きません。暑苦しくなるから(笑)。
「ペンギン日本人と出会う」でニュージランドでのペンギン化石発掘ちょびっと体験ツアーに連れて行って下さり、今回の「星と半月の海」では、ペンギンとオオウミガラスについて諸々教えて下さった研究者、安藤達郎さんからの連絡。
イワン・フォーダイス(オタゴ大学の研究者で、化石ペンギンの研究の第一人者、「ペンギン、日本人と出会う」にも出てきます)の学生さん、Daniel Thomas氏が、ペンギンの翼の温度データを集める協力者を求めているとのこと。
以下、メールの引用。
以上。
研究として、おもしろそうです。
ニュージーランドでは、あまり多くのペンギンが飼育されておらず、なかなか研究が困難だそうです。
動物園や水族館のペンギン飼育者の方で、興味のある方は、安藤達郎さん(proto-penguin@ihug.co.nz)にコンタクトを。
あるいは、コメント欄に質問を書いてもらっても、返事を下さると思います。
イワン・フォーダイス(オタゴ大学の研究者で、化石ペンギンの研究の第一人者、「ペンギン、日本人と出会う」にも出てきます)の学生さん、Daniel Thomas氏が、ペンギンの翼の温度データを集める協力者を求めているとのこと。
以下、メールの引用。
Daniel はペンギンの counter-current heat exchange (静脈と動脈での熱交換)について研究していて、骨(または化石)の同位体分析から、メカニズムの進化について明らかにしようとしています。ペンギンの寒冷地への適応の過程や、古水温の変動を示す可能性のある面白いテーマです。
現時点では、現生のペンギンの翼の骨の酸素同位体分析から温度分布を調べています。得られた結果と、実際の生きているペンギンの翼での温度分布との比較が重要なのですが、データを集めるのが困難で、協力者を探しています。水族館などでの健康チェック時の体温の計測のついでに、翼の温度(4箇所)のデータが得られるのが理想的とのことです。
もし川端さんが、ペンギンの飼育に携わっている方で、Daniel の研究に協力できそうな方をご存知でしたら、ぜひご紹介していただけますでしょうか。具体的な内容に関しては Daniel と(その方で)打ち合わせることになりますが、言葉の面など、私もできる限りの協力をします。
以上。
研究として、おもしろそうです。
ニュージーランドでは、あまり多くのペンギンが飼育されておらず、なかなか研究が困難だそうです。
動物園や水族館のペンギン飼育者の方で、興味のある方は、安藤達郎さん(proto-penguin@ihug.co.nz)にコンタクトを。
あるいは、コメント欄に質問を書いてもらっても、返事を下さると思います。
THE TWILIGHT VALLEY(初回限定盤)(DVD付) 価格:¥ 3,500(税込) 発売日:2006-10-04 |
いつも効いているGarnet Crow。今回のアルバムは地味だ。聞きこむとよくなってくるかもしれないけれど、キャッチーなのが少ない。あと、すごく歌謡曲方面や「和」方面に触れている曲もあって、それはそれで成功しているか、と。
息子にオセロで負ける。
いつか来るとは思っていたが、こんなに早いとは。
絶対に落札しようと思っていたライカの双眼鏡、トリノビット6x24をぎりぎりのところで持って行かれる。原稿モデルではこういう素敵な低倍率のものはないので、すごくレア。eBayのくせに十秒前の直前入札など、やるやつがいるとは。
負け続き。
あと、星と半月の海、さっそく、「未読」の中古本が、マーケットプレイスに並んでいたり……。これもまた切ない現象ですな。おそらく献本したものだのだろうけど。
いつか来るとは思っていたが、こんなに早いとは。
絶対に落札しようと思っていたライカの双眼鏡、トリノビット6x24をぎりぎりのところで持って行かれる。原稿モデルではこういう素敵な低倍率のものはないので、すごくレア。eBayのくせに十秒前の直前入札など、やるやつがいるとは。
負け続き。
あと、星と半月の海、さっそく、「未読」の中古本が、マーケットプレイスに並んでいたり……。これもまた切ない現象ですな。おそらく献本したものだのだろうけど。